拝啓 陸の孤島から

いいことがあってこその 笑顔じゃなくて
笑顔でいりゃいいこと あると思えたら それがいいことの 序章です

Personal Handyphone System

2005年11月18日 22時36分07秒 | お仕事の話
生徒との会話。


(メールのやりとりについての話をしていて)


つくも:「まあ、つくもが高校生の時にケータイがなくて、本当に良かったと思うわあ。」


生徒:「なんでですか?」


つくも:「だって、大変そうやん。メールのやりとりとか、人間関係とか。」


生徒:「はあ~、そうかもしれないですね~。先生の頃は何だったんですか?」


つくも:「高校の終わりくらいにポケベルが流行ったかなあ。」


生徒:「最後に♯押す奴ですよね(笑)」


つくも:「そうそう。大学入ってすぐの頃はピッチだったしね。」


生徒:「ピッチって何ですか?」


つくも:「え!? ピッチ知らないの? PHSだけど…」


生徒:「さあ~知らないですねえ。それ、メールできるんですか?」




ピッチはメールできないよ、ママン・・・○| ̄|_

あおぞら

2005年11月17日 21時06分14秒 | 日々の話
生徒が「絶対いいから読んでみて!」というので読んでみたんだけど・・・。

数ページ読んで「またか…」という感じが最後まで拭えなかった。
「Deep Love」から連なる、ジャンル不明の悲惨な話。
小説ではない。ドキュメンタリーでもない。
そうこれは……「おしゃべり」だな、って思う。
長い、長い、300ページを超える身の上話。

構成や修辞技法、詳細な心理描写など全くといって無く、
(時折、場面転換の後に会話文から入るという「作文」っぽい技法が見られるが)
自分の身に起こったことを時系列に従って、
延々と述べていくという文体。
これを生徒は「シンプルに身に染みて何回も泣ける」という。
amazonのレビューも随分評判が良いんだなあ。

古来、物語は口頭伝承されてきて、
明治期の近代文学の隆盛によって芸術としてほぼ完成を見たと認識しているが、
21世紀を迎えて再び物語は口頭伝承に戻るのだろうか。

その主たる原因はケータイというコミュニケーションツールではないか。
ケータイは「内容を吟味して相手に伝える」という、
伝達の様式を破壊してしまったように思う。

その一つの形がこういう作品なのかもなあ、って。

内容については「おかはいさうに」という感じ。
別に否定するつもりは毛頭無い。
頑張って生きてくれよ、とは思うが、
この本を出版することをこの子に勧めたであろう編集者は、
この子に再度印税という形でお金を与えることと、
本名?で本を出版させることのリスクをちゃんと考えてあげてるのかな?

「あおぞら」ってタイトルも結局触れられずじまいだったし。

白石さんの余波

2005年11月16日 22時39分58秒 | 観た・買った・聴いた・読んだ
昨日の記事を書いていないのは、
ネタが切れたからでは・・・たぶん無く、
ネット接続環境が情緒不安定だったからです。すいません。


多少予期されたことではあったんですけど、
今ムーブメント真っ直中にある「生協の白石さん」を取り扱ったら、
アクセス数がいつもより増加しておりました。
Googleで「生協の白石さん」と検索すると、
170万件以上(!)がヒットするんですけど、
こんな些末なサイトにもその余波(おこぼれとも言う)が来るとは・・・。
恐るべし、白石さん。

そういえば、閉鎖前のブログでもアクセス数が倍増したのは、
IXY50を扱ったときと、竹○を批判したときだったからなあ・・・。

やっぱ、Googleってすごいね。

生協の白石さん

2005年11月14日 20時58分03秒 | 観た・買った・聴いた・読んだ
「電車男」の大ヒット以来、出版業界は何でもアリになってきた気がする。
この「生協の白石さん」もネット発のイロモノに分類されるんだろうけど、
そういう色々を超えてこの本はいい!

白石さんのひとつひとつの丁寧な返答を読みながら、
果たして、自分は生徒に対してこんなにも丁寧な(そしてウィットに富んだ)やりとりをしているだろうか、
という気にさせられた。
いつもそのようでありたいとは意識しているつもりでも、
それは、もしかすると「つもり」でしかなく、
馴れの中で無機質な受け答えをしているかもしれない、と。

解説の中で、「ビジネス書として読むと面白いかも」とあるが、
教育に関わる者こそ「教育書」として必読すべきではないか。


それにしても、つくもの大学にもこういう質問する奴いたなあ・・・。
生協の人、大変だよね。
現役大学生の方は変なこと書いちゃだめですよ。

個人的に好きな白石さんの返答は、
やはり、プロ野球チップスのくだり。
土橋て(笑)。

70000㎞

2005年11月13日 22時16分17秒 | 日々の話
愛車ファンカーゴが今日70000㎞を超えました。

およそ5年で70000㎞なので、
結構乗っている方に分類されるのかな!?
まあ、部活を持つようになってからかなり走行距離が増えましたね。

来年9月が車検で、そのころには80000㎞に手が届くだろうから、
そろそろ買い換えかもなあ、と思うのですが、
初めて乗った車という点を差し引いても、
このファンカーゴという車、好きです。
次の車もシエンタとか選んじゃいそうなくらい好き。(7人乗りになっただけ!)

でも、この車、形状が目立つから、
良く生徒に目撃されて、
「先生、昨日○○におったやろ~」って言われるんだよね~・・・。


次はカローラか、フィットにしてやろうかな(笑)

床屋の隣の客

2005年11月12日 20時44分45秒 | 日々の話
床屋で隣に座っていた男の話。

年の頃、50代半ばくらいだろうか。
その男、延々と店主に向かって話している。

「一度台を決めたら責任持って打たないと」
「昨日は店の中歩き回って、これだ!って思ったね」

どうやらパチンコの話らしい。
本当に途切れることなく一人で話している。
ほぼ独り言に近い状態で話し続けている。
しかも、興奮したり自慢げに話すならともかく、
なにやら宇宙の真理でも話すかのような、
落ち着いた口調で自らの考えを披瀝している。
店主はその〝ご高説〟を黙って聞いている。

それだけ偉そうに言うからには、
さぞかし稼いでらっしゃるのだろうと思ったが、
まあ、そんな感じには見えない。

ところで、つくもは自慢じゃないがパチンコをしたことがない。
全くやりたいとは思わない。
どうしても、時間と金の無駄だとしか思えないのだ。
そして、大の大人がそれについて偉そうに喋る姿を醜く感じるのだ。

まあ、つくもの方が少数派なんでしょうけど。

泥のように

2005年11月11日 23時00分12秒 | お仕事の話
ブログ、二日も落とした!!


文化祭がようやく今日終わりまして、
多忙を極めた生活もようやく一区切りのようです。
もう、朝5時起きの生活にも(しばしの)別れです・・・。

というわけで、今日の記事も内容は全くないですが、
とりあえず、明日まで泥のように眠らせてください・・・

証明写真の機械

2005年11月08日 20時16分54秒 | 日々の話
写真撮っとけばよかったなあ、って思うんですけどね。


とあるスーパーに行ったらですよ、
店の前にパトカーが止まってまして、
警察の方(背広の人含む)が群がってるんですよ。

「何してるんだろうなあ」と思ってみていたら、
どうも証明写真の機械を囲んでいて、
背中に「POLISE」って書いてる人が証拠写真を撮ってたりしてまして。

「証明写真?」って不思議に感じ様子を見守っていると、
どうやら、証明写真の機械を荒らしてお金を取られている様子。


証明写真機を荒らすなんて

その隣にはジュースの自動販売機があり、
つくもだったら、同じ荒らすならそっちを荒らす気が。

お金が入っているかわからない証明写真機を狙う。
なんてハイリスクローリターンな。


株転がしで大金を手にする人がいる世の中なのに。
ATMを盗撮して楽して貯金を掠め取ろうとする輩がいる世の中なのに。


犯罪は良くないことだけど、
ちょっとだけ好感を持ってしまったりして。
(でも、たぶんこういう人って何しても上手くいかないんだろうなあ・・・)

解釈の問題

2005年11月07日 21時14分31秒 | お仕事の話
かねてより何度かお話しさせていただいた、
「詩を読む」授業が、今日完結しました。

その内容は簡潔に、


ハナミズキ → 死者の恩返し。

アゲハ蝶 → 自己存在の探求。

SEASONS → 絶望と希望。無常観。

ネコに風船 → ありふれた幸せ。

くるみ → 過去との訣別。未来への信頼。

遭難 → 比喩の深み。不倫。


初めこそ「こんな授業アリなの?」っていう生徒の反応でしたが、
最後には歌詞に興味を持ってくれたようで幸いです。
「授業でやった曲はとても印象に残る」という声は嬉しいですね。

歌詞の解釈をすること自体はそんなに意味あることではないだろうけど、
歌詞を解釈(とまでいかなくても味読)しようとする態度を育成したいと思ったのです。
高校生にとって「歌詞を読む」という行為はどんどん遠ざかっています。
ケータイの「着うた」でダウンロードするのがほとんどで、
レンタルさえもあまりしない。
当然、好きな曲に限ってしか購入はしません。

それも、その「好きな曲」というのが大体が耳障りのいい「消費音楽」で、
大人である自分が「それは『消費音楽』だよ」って言うのも変です。

世の中には鑑賞すべき音楽が満ちていて、
それらに触れることによってもっと世界を広げて欲しいのです。

つくもが関われるのはせいぜい在学中の3年間であるけれど、
その先の長い人生への道筋の露払いくらいはできるでしょう。

何年か経ってこれらの曲を聴いたときに、
思い出してもらえると嬉しいですね。

モザイク壁画

2005年11月06日 23時01分35秒 | お仕事の話
今日はひとりでこつこつモザイク壁画を作ってました・・・。

日曜ではあるものの文化祭準備のため学校へ。
鍵を開けて待っていたのですが、
朝から激しい雨のため誰も来ず ○| ̄|_

♪まけ~るな~、が~んばれ~
(この歌も懐かしいな・・・)