あした天気になあれ♪

日々の出来事・私の想いなどを
少しずつゆっくり書いていければと思ってます。

「この世に生を享けて・・・『姉妹編』」

2006-10-07 19:18:14 | 私の事。
今週はちょっとだけバタバタとしましたが、

わりと元気に過ごすことができました。

それもこれも皆様の励ましのおかげです。

毎日自然豊かな風景を見たり、

最近はきれいなお月様を見て

『秋っていいな・・・。』

としみじみと感じています。

同じ満月でも、秋の月は特にきれいですね。



この世に生を享けて・・・『姉妹編』

父・母・祖父・祖母・・・と数年で大切な人たちを亡くし

私より10歳年の離れた2番目の姉を頭に

姉妹・兄・・・4人で生活していきました。

その頃親切な近所の方たちも居れば、

偏見な目で見る人たちも沢山・・・。

姉はもちろん私たちは世間の人たちから

「親のいないこは・・・。」

と言われない様に頑張って生きていたと思っています。

私は一番下という事もあり、やっぱり「あまえぼう」

いつも姉のあとを付いて回っていた・・・。

そんな子供でした。

2番目の姉は、私にとって姉であり、母のような存在です。

姉がお友達と遊びに出かける・・・そんな時も後を追いかけて・・・。

いつも姉を困らせていたような・・・。

生活そのものは本当に大変だったけれど、

寂しい思いをしたことはなかったように思えます。

日々も少しずつ過ぎて行き、

やがて3番目の姉(現在そばにいる姉)・兄も中学卒業し、

私が中学2年生になる頃、

突然姉の髪が抜け始め・・・。

原因は精神的ストレスによる円形脱毛症・・・でした。

毎日自分で薬を塗るのは大変なので私が塗っていたのですが、

円形脱毛症の原因となる思い・・・が分かったのは

それから暫くして円形脱毛症も良くなろうという頃の事・・・。

姉は自分のこれからの人生について悩んでいたのです。

愛する人ができ、結婚をどうしようか・・・。

とても悩んでいたのでしょう。

相手は長女の旦那様の弟・・・。

その人は、大阪に住んで公務員として働いていました。

結婚となると私たちを置いて行かなければいけない・・・。

自分の幸せを取るのか・・・。

姉妹ことを考えると、私たちを置いていけるのか・・・。

そんな思いだったのでしょう。

結果姉は自分の幸せを選びました。

私はそれで良かったと思っています。

もし、そのとき姉が自分の幸せを捨てていたら、

きっと私は自分の人生も自分自身で選択することはできなかったでしょう。

その思いは3番目の姉も兄も同じ気持ちだったと思います。

私が中学2年の頃、姉はお嫁さんになり大阪へ嫁いでいきました。

その後は3人でそれぞれが独立するまで仲良く暮らしていきました。

私は高校へ進学し・・・

高校の頃は夏休みは大阪まで遊びにいき、姉に甘えて来て・・・。

私はやっぱり一番下と言うこともあり、わがままで、甘えん坊だったと思います。

本当はもっともっと姉妹を大切にしたい気持ちは沢山あるのですが、/hiyo_shock2/}

今の私には主人の両親がいるので、

なかなか思うように行かず・・・。

ただただ姉が幸せで元気でいてくれる事が心の救いです。

『本当はね、自由に姉妹にいろいろとしたいから・・・
 長男と結婚したつもりはないんだけど・・・』


でも姉も私が幸せに暮らしている事が一番の願いだと思っています。

だって電話に姑が出た時は

「○○がお世話になって・・・よろしくお願いしますね。」

ってそんな言葉を言います。

それって母が言う言葉ですよね。

ちょっと不思議な姉妹の関係です。



この世に生を享けて・・・はこれでおしまい。

長い間私事にお付き合いありがとうございました。