サトシアキラの湾岸爆走日記(自転車でね♪)改

一言:ここは俺が引き受けるから、早くクリスマスを……!

ARIA the NATURAL 第16話・「その ゴンドラとの別れは…」を見て

2006-07-17 17:53:42 | 舌足らずアニメ感想(放送終了もこちら)
 今回は、灯里が最初から使っていたゴンドラが限界を超えてしまい、思い出の地のお別れツアーを開催するお話。

 うーん、道具を単に道具としてしてしか見ていない人は、こういった感情を持つことも稀なんだろうな。現代の日本人に当てはめてみると、自分が最初に購入した車とお別れするに当たり、思い出の地をドライヴする、なんていう感じだろうか。

 お客さんを乗せるには失礼だ、と言われてしまえば、もう限界→充分、人を乗せるゴンドラとしての天寿は全うした、ということにもなるのかな。自動車なら…おおよそ10年10万㌔か。現代の車はそれ以上走ることは走るけど。13年落ちまではそこそこ中古車市場で見かけるが、15年落ちを境にほとんど見なくなる。

 アリスや藍華とも会い、記念すべき第一期・第一話のジャガバター屋も登場。そして、閘門で謎の老人と出会う。ありきたりに考えれば、夢の中でゴンドラの意識が具現化した姿…なんだろうな。万物に神は宿るという考え方からすれば、20年も丁寧に使っていれば何かしらが乗り移る?のも当然か。老人の「ありがとう…」の台詞が実に重く、良い味を出していた。

 ところで…今回、回想中の暁さんがメチャ格好良かったな。「俺はお前の客だぞ、モミ子」。もう、暁さんったら。

 緩やかに見える時間の流れでも、確実に別れはやってくる。それを受け入れ、そして新しいものも受け入れる、これこそが心の健康の秘訣…かもな。

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 お話:★★★★・別れ…対象が人でなくとも悲しいものなのだな。
 作画:★★★★なかなか。灯里のアップが○。原画に後藤圭二氏の名が。

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