いよいよ物語も佳境かぁ……でもどういう訳かあまり緊迫感がないというか何というか。
というわけで第9話(第9奏)です。
創世楽器?(奏世、らしいです)が伝説ではなく現実に存在していたというのは、日本で例えるなら天沼矛(あめのぬぼこ)が存在してたとか、とんでもないレベルのお話ってことなんだろう。確かに、世界を作ったようなモンがあるなら、またその逆も可なりと。そりゃあ厄介だ。
しかし、再創世 . . . 本文を読む
だいぶお話が分かり易い。これ美点。あれこれ小難しいお話にすることなく、この作品のメインテーマである(?)『神曲』がどんなものか、またそれを演奏する神曲楽士がどのような存在なのかが分かるようになっている……と思うのは、やはりフィルタが掛っているから&予備知識があるからなんでしょうか。
そんなこんなで第2話でございます。
相変わらずニヤニヤするのは、コーティとペルセのフォロン争奪戦か。となると . . . 本文を読む
さて始まりました新番組第二弾。第一期は世間からは忘れられた存在となっている今、改めて『ポリフォニカ』世界の看板シリーズを世に問う作品となっておりますが、さてどうでしょうか……??
基本的に自分にはポリ赤好き(そのクセ原作は読んでないと来たもんだ)フィルタが掛っているので冷静な判断が出来るかどうかは不安だけど、第一期を観ていなくとも理解できる、真っ当なボーイ・ミーツ・ガールにはなっているんじゃ . . . 本文を読む
何だか上手く盛り上がって片付いちゃったなぁ…反精霊同盟?の輩がかなり間抜けだったお陰で助かったようなものだけど。
実は胡散臭いと思ってしまったテルミンの話だったが、こうして終ってみるとなかなか含蓄を含んだものだったな。
人間と精霊は所詮は違うもの、しかしお互い考える頭を持っていれば衝突するのも必定。そこで橋渡しになるのが神曲…みたいな解釈でいいのだろうか。自信全くないけど。
クライマ . . . 本文を読む
常にグダグダにみえるこの作品にも、実は(というのも失礼かも知れないが)全編に『人と精霊との違い』という、作品世界に於いて重いテーマが横たわっているわけだけれども、それが意外と効いている気はする。その踏み込み度合いが少しだけ足りないけど。マトモに消えちゃった精霊を目撃するお話とかが無かったからなぁ。
というわけで、今回は最終局面に突入する前の準備だったか。反精霊組織の登場も唐突だったから正直戸 . . . 本文を読む
とりあえず、この作品の最大の謎かも知れなかったアカツキ・ディーレンの、異様なまでのメイルリートへの扱いの意味が分かった。何しろ前半から絡みに絡んできたものだけに、ここで解決したのはスッキリ。
妹への強い思い、そして裏切られたという誤解。メイルリートも何故説明しなかったのかと思うが、アカツキの方が聞く耳を持たなかった、認めたくなかった、誰かに責を押しつけることで自分のやってることを正当化しようと . . . 本文を読む
さて今回は…ちょこっとスランプに陥るフォロンと、やきもきするコーティのお話。長い間を生きてるだけあって、コーティの言うことは厳しいけど、レンバルトの言うように特効薬はない。必要なのは何かしらのブレイクスルーだと。
ま、スランプなんて言葉を使うのは、それなりの技術を修めた人間だけに許されるだけだが、フォロンはどうなんだろうか?学生時代はどちらかというと落ちこぼれに近いものだったようだし、こうして . . . 本文を読む
やっぱりこの双子の絡む回は見ていて微笑ましいと同時に楽しい。タイプの違う二人なれど、お互いを想い合う(今回はペルセがプリネを、だけど)場面が可愛くて仕方がなかった。
割と重い身の上だった(こう書くと、字面上は身重っぽくなっちゃうな)プリネ。半人半精霊って、考えようによってはとんでもなくシビアだよなぁ…そもそも寿命とかはどっち寄りになるんだろう。
また、彼女に宿っている精霊・ドーリスラエも、 . . . 本文を読む