というわけで…別に持っている創作系小説サイトの新作発表で御座います。
~ここより宣伝~
少女は闘う。大事な人を守るために。
少女は闘う。自分が其処にいる意味を見出すために。
少女は闘う。誰にも認められずに。
それでも少女は闘う。大切な何かを失いながら。
サトシアキラが贈る、既視観バリバリ魔法少女アクション、 魔法少女 まじかる☆マイコ
~Farewell blu . . . 本文を読む
始業式の次の日の今日は第二土曜でお休みであった。瑠璃は相も変わらず、休日の惰眠を許してはくれない。
こんこん、こんこん。
「おにいちゃん?起きてる?」
軽やかなノックの音と、やや素っ気なく聴こえるドア越しの声が、俺の眠気を覚ます。しかし、それは人を不快にさせるものではない。なかなかのもんだぞ、毎朝美少女に起こされるって。当の瑠璃には、毎朝面倒臭くてたまったもんじゃないんだろうが・・・。俺は、 . . . 本文を読む
次の日。俺は、私立高遠(たかとう)高校の掲示板の前で、クラス分けを確認していた。何だ、主だった友達とはほぼ同じクラスじゃないか。新鮮味はないが、ほっとする。知らない奴らに囲まれて黙りこくるなんてイヤだからな。そんな事を考えていると、
「やあ亮、また同じクラスみたいだね」
と、背後から声を掛けられた。振り返ってみると、そこにはあまり背の高くない…いや、はっきり言って背の低い(俺の肩辺りまでしかな . . . 本文を読む
ここでは、今自分が執筆中の小説を皆さんにご覧になっていただきたいと思います。
ブログとは別にHPももっているんですが、ブログを触ってからいちいちHTMLを書くのが面倒になってきて…と言う訳で、HPはしばらく残したまま、こっちでも同様に小説を公開していきます。コメント、お待ちしております。
お品書き
義妹系小説 R・U・R・I・
第1話 「Legacy Of Father's . . . 本文を読む
かくして、始業式の前日、つまり俺達が中学校に挨拶に行く日がきた。門の前まで来ると、さすがにちょっと緊張するな。時間は、午前十時。電話で指定された。まだ、新入生が小学生そのままの顔で、母親と談笑している。たまに、好奇の目を向けてくる親子もいた。それだけ、俺達の関係が微妙なものに見えるのだろう。職員室でどんな顔をすればいいか、どんな事を言えばいいかを考えるとますます緊張してしまう。瑠璃も同じらしく、 . . . 本文を読む
こんこん、こんこん。
俺の部屋のドアをノックしてんの、誰だ?親父が帰ってきたのか?それにしちゃあ音が小さいな。親父のは
ドンドン!!ドンドン!!
だもんな。あれは、一日の活力が削がれるような気がするのでやめてもらいたいのだが。今日のはなんだか穏やかな気分にしてくれる。こんこん。
「あの、おにいちゃん?」
まだ、頭が起きてない。今確か、可憐な、男やもめには似つかわしくない声が。
「おにいちゃん . . . 本文を読む
ピンポーン!
チャイムが鳴ったにもかかわらず、俺はベッドに寝転がったままだった。何故って、面倒臭いからに決まってる。
俺の家を尋ねてくる人間など、新聞勧誘員ぐらいしかいない。窓から外を見ると、空はそろそろ夕焼けに染まってくる時間帯だった。腹も減ったし、流石に起きようか…と一応は考える。だが、休みで怠けた身体は、布団の中の惰眠を至福としているらしく、一向に動く気配をみせない。こうなるともう、思考 . . . 本文を読む