生活

とりとめもなく

遠くに来ると、自分がひとりだってよくわかるね。

2014年12月28日 21時37分35秒 | 読書
最近まで読んでた本

よしもとばなな「スナックちどり
イギリスの最果てのような街ペンザンスを舞台にしたアラフォーの従姉妹どうしのふたり旅のなんでもないような数日間を描いたなんでもない話なのです。
なんでもない様な出来事を引き伸ばし引き伸ばし小説にしている、ここのところよしもとばななはそんな気がするので昔の作品つまり吉本ばなな時代のほうが好きかなと思う…。
しかし、これの次に読んだのがこちら

よしもとばななは「さきちゃんたちの夜
これは短編集ですし、あまり期待してなかった、が、しかし!
とっても面白かった。
字は違えど「さき」という名を持つ6人の女性がそれぞれ主人公となっている短編が5つ入ってます。なぜ5編なのに6人かというと、最後の1つにはふたり出てくるからです。「スポンジ」「鬼っ子」「天使」「癒しの豆スープ」「さきちゃんたちの夜」という5編だが、後半3編から俄然面白くなる。ちょっとオカルトめいた部分はあるが、やはりちょっとした日常を描いているのにするどく核心をついている。
人を選んで、人にすすめたい。
さきちゃんたちの夜でフライドポテトが出てきたから食べたくなっちゃって

1人で揚げて食べちゃった…
次は何読もうか…
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