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生活

とりとめもなく

金魚鉢の夏

2014年11月11日 21時38分47秒 | 読書
最近読んでた本

樋口有介「金魚鉢の夏」
これもなかなか読むのに時間かかったな。
樋口有介の小説は文章が好きなんだー
これは近未来なのかパラレルワールドなのか、ちょっとだけ変わった世界で、犯罪者は入所費用がなければ刑務所に入れず硫黄島送りになってほったらかしにされ刑期を終えるまで生きていられたら帰って来られるとか、警察が事件捜査を警察OBなどの民間人に委託することができるとか、なかなか政治的にも強気の設定がされてる。樋口有介だからまだ目立たないが、村上春クラスの知名度の作家が書いたらちょっとした騒動になりそうな思想が展開されてて面白かった。
ふざけてるみたいでいてなかなかシビアな推理もの。
表紙デザインが良いね~

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