コオニユリ

オニユリよりも花が小さくかわいらしいです。湿地を好むようです。
八幡湿原では、あちこちで見かけました。
オニユリはむかごができますが、コオニユリにはできません。

サワギキョウ

この時期に尾崎沼に行くと出会える花です。
背が高く、立派なので目立ちます。


コバノギボウシ、エゾミソハギと同時期に咲いていますので、紛らわしいと思うのは、まだなじみでないからでしょうね。

コバノギボウシ

小葉なのに、花は背が高く大きいです。
「何の花だろう？」
と目を下にやると、ギボウシの葉があるので、ああそうかと。

ギボウシは湿地が好きらしく、滝の周りに群生しているのを見かけますが、これは、湿地帯で撮りました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（北広島町　尾崎沼）

ツリフネソウ

花の形が釣舟（舟形の釣花生け）に似ているところからついた名前らしいです。

萼(がく)や花弁の基部にある袋状の突起。中に細長い蜜腺がある

インパチェンスの親戚だそうです

エゾミソハギ

湿原が、そこだけ赤紫色にそまっている。　何が咲いているのだろう？　と近づいてみると、エゾミソハギでした。まるで誰かが植えた花畑のようです。

アカツメクサ

道端で埃にまみれている感じのする花ですが、高原で撮ったこの花は拡大してみるときれいです。
ところでツメクサというのは「詰草」と書くのだそうです。
昔、乾かしたこの牧草を陶器などの詰めに使ったとこからついた名前だとか。
別名ムラサキツメクサともいいます。

シロツメクサはクローバーのことです。

ママコナ

継子菜かと思っていたら、
飯子菜
だそうです。花冠の下唇の米粒状の突起がお米（ご飯）に似ているところからついた名前だそうです。この部分が種子になります。

ビッチュウフウロ

「備中風露」と書きます。備中は岡山県です。
　花は直径２ｃｍほどです。
今年はとてもたくさん咲いていました。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（北広島町の尾崎沼周辺）

ノカンゾウ

野生の花としては立派だと思います。
ここでは、かたまってたくさん咲いていました。
花は一日しかもたないそうです。



　　　　　　　　　　　　　　（北広島町　八幡原湿原にて）

ブルーサルビア

サルビアという名前がついていますが、赤いサルビアとは花も葉も違います。
全体にとてもいい香りがします。
挿し芽をすると、とても簡単に発根しますのでいくらでも増やすことができます。
冬越しも凍らなければ、玄関で大丈夫です。