立てば芍薬座れば牡丹踊る姿は薔薇の花?

古希から喜寿へ向かうGrandmotherが、つれづれなるままにシニアライフをつづります。

小学二年生の男児が7キロ歩くのはよくあること

2016-06-03 11:34:02 | 日記
産経新聞 6月3日(金)9時52分配信

【北海道警によると、3日午前7時50分ごろ、北海道七飯町の林道で行方不明になっていた北斗市の小学2年、田野岡大和君(7)とみられる男児が、鹿部町の陸上自衛隊駒ケ岳演習場内で保護された。目立った外傷はない。男児は自ら「田野岡大和」と名乗り、「一人で山の中を歩いて来た」と説明。道警などが確認を進めている。

 男児は5月28日から行方不明となっていたが、「28日夜から演習場にいた。水を飲んで過ごした」と話しているという。

 道警によると、田野岡君は5月28日、家族4人で訪れた公園で人や車に石を投げつけたため、しつけとして同日午後5時ごろ、七飯町の林道で車から降ろされた。約5分後に父親(44)が戻ると姿がなかったといい、行方不明になっていた。】

このニュースを読んで、ホッとすると同時に自分の子育て中の出来事を思い出しました。

1984年6月の日曜日のこと、当時小学2年生(7歳)の息子が、午前11時ごろに居なくなりました。午後1時になっても戻ってきません。お腹が空いただろうと、あちこち車で探し回りましたが姿が見当たりません。午後2時を過ぎると小雨も降ってきたため、近くの交番に行き「捜索願」を出しました。それから、当時幼稚園児だった下の子を家で待機させ電話番をたのみ、私どもと交番のお巡りさんとで、息子を探しました。「誘拐の可能性もあります」との言葉に、「まさか?」と思いながらも最悪の事態も考えました。

そうこうしている内に、雨の中息子が一人で戻って着ました。居なくなってから6時間近く経っていました。警察にも連絡して、一件落着。親切なお巡りさんに感謝すると共に、
警察署長さんあてに「お礼状」を出して、事件は解決しました。

戻ってきた息子に、「どこに行ってきたの?」と聞いたところ、「サッカー少年団に入り【丸刈り坊主頭】の自分を鏡でみていたら、一休さんになったような気がして、6キロ離れたところにある市営霊園に行き、お墓の前でお経を唱えてこようと思ったの」と答えたのです。当時、サッカー少年団では6キロ離れた小学校から、試合に負けると歩いて帰らされていたので、そのくらいの距離を歩くのは慣れていたようです。親は、小学校低学年の子どもの足では、半径2キロくらいが行動範囲だと思い込んでおり、そのくらいしか探さなかったことを深く反省いたしました。

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