立てば芍薬座れば牡丹踊る姿は薔薇の花?

古希から喜寿へ向かうGrandmotherが、つれづれなるままにシニアライフをつづります。

6年間の仕事の集大成

2016-06-02 20:26:17 | 日記
 NEXT STAGE-全体最適の意識のもとに-というテーマに沿った行政改革が進展していく姿をみて、6年前、審議会委員になった時のことをおもいだしました。

 第3次5カ年計画がはじまり、懇話会から審議会に変わり、新しく委員になられた人のための勉強会も設けていただき、少しずつ行政の仕組みがわかって参りました。
2年目からは、行政改革の進捗状況をこと細かくチェックするという仕事の責任の重さと作
業量の多さに辟易しながら、宿題もこなしつつ理解を深めていきました。

 今回の評価は、それに比べるとかなり楽でした。点数をつけるより、もっと良くなって欲しいと、改善点を探しながら良いところを見つける作業は楽しい時間でした。
やはり、作業はプラス思考がよいですね。コストカッター型の審議は辛いものです。

 苫小牧市という東西35キロの細長い地域で、公共施設を効率的に配置し、全ての住民に満足してもらうのは至難の業です。西地区・中央地区・東地区と大きく3つに分けて、夫々半径6キロの円を描き、その中心に核となる複合施設を設置しては如何でしょう。苫小牧駅地区に1箇所、錦岡駅地区に1箇所、沼ノ端駅地区に1箇所の計3箇所。400人規模のコンサートも出来る舞台を持ち、公共サービスを提供する支所としての人員も配置してください。それこそ、家庭、学校(職場)に次ぐ「The Third Place」としての場です。巨大な建物を中央に1箇所創るより、複数の多目的施設に分散するほうが安全面からも使い勝手がいいように思われます。

 財政改革については、増大する「扶助費」を、今後いかに抑制していくかについてです。団塊世代を含む60代の人口が一番多いことから、年金受給額の多少によって、生活保護や困窮者が増加するのは明白です。1986年の年金改革法制定以来、無年金者は少なくなっていますが、満額78万円の国民年金だけでは、足りません。それを補足するのが生活保護費です。 

 しかし、働ける体力がある高齢者に「何もせずともお金を与える」というのは、いけません。「傍をらくにする」周りの人に感謝される機会を与えてください。ゴミの仕分けでも、雑草とりでも、車の運転ができるなら、買い物や通院支援、カーシェアリングの運転手でも何でも構いません。有償ボランティアとしての収入を得る喜び得させることが、生きる喜びと誇りにつながります。まちがっても、生活保護費を持ってパチンコ屋に行き、タバコをふかして無駄に過ごすことをさせては、税金を支払っている人たちへ申し開きができません。病院費無料もしかりです。無料だから、無駄な薬をもらい、横流ししたり、捨てたりするのです。モラルの改善で、増大するとされる扶助費の抑制もできるという希望を持ちたいものです。

 最後に、中高校で「勤労」について学ぶ機会を設けてくださいとお願い致します。
これ以上、非正規労働者が増え、年金受給不足予備軍を創らないためにも、労働法について学び、法に基づいた労働者としての権利と義務を自覚した市民となり、選挙に進んでいくような国民を、一人でも多く生み出してきたいと願っております。

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