こまちのさすけね亭

ひだまりを 拾って歩く お年寄り

『チョコレートドーナツ』(2012・アメリカ)

2014-06-29 | 徒然日記
『チョコレートドーナツ』

監督・脚本・製作:トラヴィス・ファイン

出演:アラン・カミング、ギャレット・ディラハント、アイザック・レイヴァ

評価:★★★★★

残念なところがひとつもない、素晴らしい映画!

愛の物語です。

実話を元にした話だというから驚きですね。

ダウン症のマルコを演じるのは、実際にダウン症のアイザック・レイヴァ。

あくまで登場人物のひとりで、ダウン症をテーマとした重い作品ではありません。

ゲイもたくさん出てきますが、ぜひ身構えないで観ていただきたいです。

ゲイカップルに抵抗のない方は、本当に楽しく観られると思います。

ルディ役のアラン・カミングの女装は美人です。

歌も上手いです。

ルディがとにかく魅力的なのです。

ちょっとヒステリックなところもあるけれどいい女(?)で、マルコを愛で包み込んでいます。

チョコレートドーナツを食べたがるマルコをさとす姿は母親そのもの。

70年代が舞台なので、ゲイカップルに対する偏見は想像以上だったと思います。

ルディとポール(ギャレット・ディラハント)に味方してくれるのはマルコの担任の女性の教員、民生委員(?)みたいな女性、ルディの同僚など女性ばかり。

ポールの元上司の男性はめちゃめちゃ腹立ちましたね。

ラストは号泣でした。

ひとりで観に行ってよかった。。

ティッシュで鼻かむくらいでしたから・・・。

皆様もぜひ劇場で!