パソコンレッスンの現場

PCインストラクター、短大講師のエッセイ

失われた時を求めて

2005年04月25日 | レッスン

 手元を見ない練習を続けることがそのまま上達につながります。
 そして、打つ回数に比例してタイプ速度は加速してゆきます。
 キーを打つのに少しずつなれてくると、打つことが楽しくなります。

 打つ楽しみは、別の楽しみのための手段でもあります。
 たとえば、メールを書いたり、ブログを書いたりして人に読んでもらう。

 読んでもらうだけでなく、自分のためだけに日記を書いてみる。
 気持ちや思考を整理することは、自分を見つめなおす時間になります。

 ワインの名前を打つのが楽しいという友人がいました。
 自分の好きな名前をコレクションする。
 その人にとっては極上の楽しみらしいのです。

 この楽しみは、とてもシンプルに説明できます。
 しかし、どうして極上の楽しみとなるのか、説明は難しいです。

 そこに楽しみや遊びの原点が隠れている気がします。
 皆さんも、これに似た楽しみ方を忘れたり、失ったりしていませんか。

 単純に文字を入力したり印刷することが楽しい。
 そして、、、

 忘れかけていた楽しみをパソコンで開花させることで、
 20世紀の大作、『失われた時を求めて』を超えることができるかも。

 最近加速し、開花しているブログの世界。
 本日の講義で、「最近ブログ書いてます」と教えてくれた学生がいました。
 やっぱり。
 

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