2005年買収劇

　昨日のIT企業の未来についての話につづいて今日は今年の話です。
　IT企業の拡大の歴史はビルゲイツやホリエモンを待つまでもなく買収の歴史です。

　今年一番おどろいた買収劇は
　アドビ社(Adobe)が(Macromedia)マクロメディア社を買収したことでした。

　アドビはネットで印刷用資料配布するアクロバットが有名です。
　見るソフトは無料なので、この種のソフトはネットで最も使われています。
　さらに、デザイナー関連では、フォトショップとイラストレーターがダントツ支持率です。

　マクロメディアは、動きのあるホームページをつくるフラッシュが強力です。
　さらに、プロのウェブデザイナーはドリームウィーバーの支持率がタントツです。

　つまり、どちらも共通するソフトをもちち独自の強みをもつ会社でした。
　これからの動きで、ますます未来を考えさせられる事件となりそうです。

　この買収が会社のネットでオープンになったのはごく最近です。
　日本のように合併、共同出資会社設立とならないところがアメリカ的。
　上の二つのページを見比べると仁義なき戦い結末おそるべしです。