真っ正直に真っ向勝負している奈良美智さんに出会えます。
彼はいつも正直なので、切々とその断片から生き様が見えます。
先日紹介した本の書評にも彼はマーケットにあまり興味ないとあります。
その理由もここで少し明らかになります。
本当に真摯な画家がここにいて身が引き締まります。
計算していることと、計算外のことを語っています。
それって、手の内を語ることのように思います。
それすら作品の一部のようで、訴える彼自身です。
このノートはドイツに12年いたその結晶の一部のようです。
潔さが漂う生き方にビールで乾杯したい本です。
これを読んで彼の作品を改めて正面から見たくなりました。
私の好きな人って、ビール党が多いのは偶然でしょうか。
それとも私が求めているのでしょうか??
NARA NOTE 筑摩書房
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