パソコンレッスンの現場

PCインストラクター、短大講師のエッセイ

NARA NOTE 奈良美智日記

2006年09月15日 | 気になる本

 真っ正直に真っ向勝負している奈良美智さんに出会えます。
 彼はいつも正直なので、切々とその断片から生き様が見えます。

 先日紹介した本の書評にも彼はマーケットにあまり興味ないとあります。
 その理由もここで少し明らかになります。

 本当に真摯な画家がここにいて身が引き締まります。
 計算していることと、計算外のことを語っています。
  
 それって、手の内を語ることのように思います。
 それすら作品の一部のようで、訴える彼自身です。

 このノートはドイツに12年いたその結晶の一部のようです。
 潔さが漂う生き方にビールで乾杯したい本です。

 これを読んで彼の作品を改めて正面から見たくなりました。
 私の好きな人って、ビール党が多いのは偶然でしょうか。

 それとも私が求めているのでしょうか??


NARA NOTE 筑摩書房

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