岡山大福店より、こんにちは。
先日、山陰の方でちょっと見たいものがあり、お休みを頂いて行ってきました。
島根県立美術館。
目的は、
「柳宗理デザイン・美との対話」
柳宗理についてざっくり説明しますと、昭和日本を代表する工業デザイナーで
家具をはじめ食器類、 工業製品、公共施設等のデザインをした方で、
前回の東京五輪の聖火トーチなども彼によるものです。
柳宗理の父親・柳宗悦(むねよし)は民藝運動の中心的存在で、
民衆による手作業で作られた日用品に「用の美」を見出し、
広く世に紹介する活動をされた方で、日本民藝館の創設者でもあります。
入口を入るとまず、 彼のデザインした椅子たちがお出迎えしてくれました。
この椅子たちは現在も販売されているもので、実際に座ってみることが出来ます。
(中には当店でご購入頂けるものもありますので気になる方はお問い合わせ下さい笑)
ここから先の展示はもちろん撮影NGですので、写真はありませんが、
彼の手掛けた作品で実際に販売されたものや、スタディモデルなど数多くの展示があり、
時を忘れて観入ってしまいました…。
また彼の父・柳宗悦と共に民藝運動を展開した河井寛次郎の出身地が島根県の安来という事で
彼の民藝との関わりや、別室では美術館所蔵の河井寛次郎の作品展示などもされていて、
予定していた時間を大きく過ぎてしまいました…。
しかもそのあとミュージアムショップで現在購入する事の出来る
柳宗理デザインのものが 数多く販売されていたため、
ここでもかなりの時間とお金を費やしてしまいました笑
ちなみにその後は、
巨大な風力発電施設が風が強くてぐるんぐるん回る様子を真下から眺めたりw、
「名探偵コナン」の著者・青山剛昌先生の出身地にある
「青山剛昌ふるさと館」を訪ねたりととても充実した良い休日でした。
KEN