請願でのごたごたがあり、少しだけ立ち止まりましたが、
そんな時間はないという保護者方の後押しもあり、
現在、放射線量の測定を独自に行っています。
渋谷区は、HPにあるように、
学校や保育園・幼稚園での測定と
給食のサンプル調査を行っております。
しかし、公園や、学校の人工芝については、
実施の予定はありません。
小さな子どもたち、
特にヨチヨチ歩きの子どもたちは
座り込んで遊びますので、地表面の放射線の影響を
大きく受けます。
また、学校の人工芝には、放射線のみならず、最初設置された時から、
磨耗によるかけらの付着や、かけらが体に入るという点から
反対してきました。
そして、他の自治体での放射線測定に同行させていただき、
土の校庭、
天然芝の校庭、
人工芝の校庭
とそれぞれの砂場での数値との比較を見ました。
私を同行させてくれるほどですから、
「公開する姿勢」の自治体です。
2台の測定器を使って測り、
2週間後にまた同じ場所で測るということを
打ち合わせしておられました。
この公開姿勢を渋谷区に求めようとしましたが、
請願での件があり、まずはできる事として、
一刻も早く測定箇所を増やす事を最優先にいたします。
測定方法や計器の詳細は、
後日公開しますが、少なくとも
同じように測っていても、
同じ公園内で場所によって差があることは明らかです。
また、こちらも2台の測定器を使っていますので、
その比較もできます。
知人の他区の幼稚園では毎日放射線量を測っておられますが、
計測器を持っている保護者が自分の機械で同じように園内を測る事を
歓迎なさっています。
こちらも、今後は、測る予定日と場所を公開し、
計測器をお持ちの方も一緒にご参加いただけるようにしてまいります。
見せていただいた自治体では、
シートをかぶせてある砂場と
校庭の数値の比較をなさっていました。
ここでは、3月以降、運動会が開催されておらず、
体育にもあまり利用されていなかったという事情がおありでした。
ということは、3・11以前の状態に近い砂場が
残っている可能性があるという意味でした。
その為、同じ学校内で、3・11以前に近い状態と
現在の状態を比較できるわけです。
渋谷区では、運動会があったり、砂場が使用されているので、
学校内で3・11以前の状態と比べることはできないでしょう。
でも、もう一つ、目にしたのは、
土や天然芝の校庭よりも、
人工芝の校庭の数値は高いという事実です。
校庭には、体育座りなどで座りますから高濃度だと被ばくしますし、
スポーツでかけらが体内に入れば内部被ばくにもなります。
そして、学校では、子どもだけではなく、先生も危険に晒されています。
まだ、中学校は専科制度でしょうが、
小学校の先生は、校庭で体育を教えます。
この事は、東京都の管理下で同じ立場である教員が、
渋谷区立の小学校では、人工芝の為に、
被ばくをする可能性があるという事を示しています。
これは渋谷区の問題だけではありません。
私が使う、「子どもにツケをまわさない」という言葉は、
決して子どもだけを指すのではありません。
今、1票を持たないこれからの世代に
今、1票を持っている私たちの世代が
ツケをまわしてはいけないという意味ですから、
「決定権を持たない=システムの中での弱者」に
不利益を押し付けないという意味です。
強い者が、自分たちに都合の悪いことを
弱い者に押し付ける社会であってはならないのです。
今、本当の弱者はいったい誰ですか?
もちろん、子どもたちはそうです。
でも、教師そうです。
不安をぬぐいきれない保護者も弱者です。
「本当の事を知れば国民はパニックになるから知らせない」という
3・11直後の国の姿勢が誤りである事は、
これから、本当の事を知って私たちがどうするかに
かかっています。
私たちは、今、歴史に試されています。
私が出す情報は、他の様々な情報と比較なさって、
十分検討していただけるよう、
冷静にお伝えしてまいります。
そんな時間はないという保護者方の後押しもあり、
現在、放射線量の測定を独自に行っています。
渋谷区は、HPにあるように、
学校や保育園・幼稚園での測定と
給食のサンプル調査を行っております。
しかし、公園や、学校の人工芝については、
実施の予定はありません。
小さな子どもたち、
特にヨチヨチ歩きの子どもたちは
座り込んで遊びますので、地表面の放射線の影響を
大きく受けます。
また、学校の人工芝には、放射線のみならず、最初設置された時から、
磨耗によるかけらの付着や、かけらが体に入るという点から
反対してきました。
そして、他の自治体での放射線測定に同行させていただき、
土の校庭、
天然芝の校庭、
人工芝の校庭
とそれぞれの砂場での数値との比較を見ました。
私を同行させてくれるほどですから、
「公開する姿勢」の自治体です。
2台の測定器を使って測り、
2週間後にまた同じ場所で測るということを
打ち合わせしておられました。
この公開姿勢を渋谷区に求めようとしましたが、
請願での件があり、まずはできる事として、
一刻も早く測定箇所を増やす事を最優先にいたします。
測定方法や計器の詳細は、
後日公開しますが、少なくとも
同じように測っていても、
同じ公園内で場所によって差があることは明らかです。
また、こちらも2台の測定器を使っていますので、
その比較もできます。
知人の他区の幼稚園では毎日放射線量を測っておられますが、
計測器を持っている保護者が自分の機械で同じように園内を測る事を
歓迎なさっています。
こちらも、今後は、測る予定日と場所を公開し、
計測器をお持ちの方も一緒にご参加いただけるようにしてまいります。
見せていただいた自治体では、
シートをかぶせてある砂場と
校庭の数値の比較をなさっていました。
ここでは、3月以降、運動会が開催されておらず、
体育にもあまり利用されていなかったという事情がおありでした。
ということは、3・11以前の状態に近い砂場が
残っている可能性があるという意味でした。
その為、同じ学校内で、3・11以前に近い状態と
現在の状態を比較できるわけです。
渋谷区では、運動会があったり、砂場が使用されているので、
学校内で3・11以前の状態と比べることはできないでしょう。
でも、もう一つ、目にしたのは、
土や天然芝の校庭よりも、
人工芝の校庭の数値は高いという事実です。
校庭には、体育座りなどで座りますから高濃度だと被ばくしますし、
スポーツでかけらが体内に入れば内部被ばくにもなります。
そして、学校では、子どもだけではなく、先生も危険に晒されています。
まだ、中学校は専科制度でしょうが、
小学校の先生は、校庭で体育を教えます。
この事は、東京都の管理下で同じ立場である教員が、
渋谷区立の小学校では、人工芝の為に、
被ばくをする可能性があるという事を示しています。
これは渋谷区の問題だけではありません。
私が使う、「子どもにツケをまわさない」という言葉は、
決して子どもだけを指すのではありません。
今、1票を持たないこれからの世代に
今、1票を持っている私たちの世代が
ツケをまわしてはいけないという意味ですから、
「決定権を持たない=システムの中での弱者」に
不利益を押し付けないという意味です。
強い者が、自分たちに都合の悪いことを
弱い者に押し付ける社会であってはならないのです。
今、本当の弱者はいったい誰ですか?
もちろん、子どもたちはそうです。
でも、教師そうです。
不安をぬぐいきれない保護者も弱者です。
「本当の事を知れば国民はパニックになるから知らせない」という
3・11直後の国の姿勢が誤りである事は、
これから、本当の事を知って私たちがどうするかに
かかっています。
私たちは、今、歴史に試されています。
私が出す情報は、他の様々な情報と比較なさって、
十分検討していただけるよう、
冷静にお伝えしてまいります。