【涼宮ハルヒの憂鬱】佐々木ss保管庫

2chの佐々木スレに投稿されたssの保管庫です

佐々木スレ4-45 「NHKへようこそ!」

2007-04-24 | 胸関連

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 20:36:13 ID:Tn5wFCNL
『NHKへようこそ!』
橘「日本貧乳協会へようこそ!私が会長の橘です!」
妹「わぁ~!」
佐「パチパチ」
長「………」
九「―――」
橘「この協会は『貧乳の、貧乳による、貧乳のための世界』を作る事を目的として設立されました!」
佐「貧乳と連呼する事によって自分の傷を広げてると思うよ」
橘「………」
orz
妹「あたしはまだ可能性あるよ~!」
橘「!!」
佐「!!」
長「!!」
九「―――」
橘・佐・長
orz


49 :名無しさん@お腹いっぱい。::2007/04/24(火) 20:46:06 ID:Tn5wFCNL
『NHKへようこそ!』
橘「日本貧乳協会へようこそ!今日は我が協会の標語を作ってみたいと思います!」
佐「パチパチパチパチ」
妹「わぁ~!」
長「………」
九「―――」
橘「それじゃぁ行きますよ!?」

せーの!
橘「わたしたち!」
佐「みんなあわせて!」
妹「びーかっぷ!」
長「………」
九「―――」
橘「………」
佐「………」
長・九・橘・佐
orz
妹「あ、あれ?みんなどうしたの?」


60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 21:01:48 ID:Tn5wFCNL
『NHKへようこそ!』
橘「日本貧乳協会へようこそ!…でも今回召集したのは佐々木さんですよね?いったいどうしたんですか?」
佐「…実はこの協会も今日で終わりかもしれないの…」
橘「え!?」
長「………」
九「―――」
妹「?」
佐「橘さんは以前、僕には『神的』な力があると言ったよね?それを有効活用させてもらおうと思う…」
橘「ま、まさか!佐々木さん!なんておそろしい子!」
佐「そう!僕たちのおっぱいを『でぃーかっぷ』にしてやるんだ!」
橘「きゃぁ~!佐々木さん!素晴らしい!素晴らし過ぎる考えだわ!」
長「あなたをわたしの家に招待する。あなたが気に入る蔵書も見つかる。あなたはわたしと言語を介したコミュニケーションを行うべき」
九「―――あなたの――思考は――とても―――至高ね……」
妹「おっきなおっぱい♪おっきなおっぱい♪」
佐「おっぱいがおっきくなっても僕たちはずっと一緒だよ!」
橘「もちろんです!」
長「………」コクリ
九「―――」コクリ
妹「おっきなおっぱい♪おっきなおっぱい~♪」


61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 21:03:47 ID:Tn5wFCNL
>>60続き
佐「さぁ!新しい僕たちに出会うために始めようじゃないか!」
橘「わ、わたしのおっぱいが」ドキドキ
長「………」ドキドキ
九「―――」ドキドキ
妹「おっぱい♪おっぱい♪でぃーかっぷ~♪」
佐「はぁぁぁぁぁぁ…」
佐「相撲の神様!ホルスタインの神様!!グラビアアイドルの神様!!!」
佐「そして僕の中の神様!」
佐「僕たちを…」
『でぃーかっぷに!!!』
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

ペタペタ…
・・・・・・

orz

佐「な、なぜだ…僕は完璧だったハズなのに…」
長「涼宮ハルヒの力の介入が観測された。彼女はわたしたちが大きくなる事を望んでいない」
橘「そ、そんな…」
佐「ゆめのおっぱいが…」
九「―でぃー―かっぷ…」
妹「みんなどうしたの?おっぱいちっちゃいままだよ?」
佐・橘・長・九
「………」グスン

佐々木スレ4-36 フラグクラッシャーk

2007-04-24 | フラグクラッシャーk

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 20:17:44 ID:jd2ASwTl
「キョンの家はいい所に建ってるよね」
「まあ静かな割には交通の便もいいな」
「羨ましい限りだよ。できることなら僕も住みたいくらいだ」
「先週駅前の不動産屋で似たような物件を見たぞ」
「いや、遠慮しておくよ。家族と離れてまで一人で暮らす意味を見出せないから」
「一人が嫌ならペットを飼うとかどうだ。猫なんていいんじゃないのか」
「もっと聞き手上手なほうがいいね」
「ということは耳のいい奴だな。フクロウなんてどうだ」
「君がフクロウ役を買って出てくれるなら前向きに検討しよう」
「ああ、そのくらいなら力になれると思うぞ」
「……おやおや、予想外の解答を得られたね」
「そのフクロウ薬ってのが飼うのに必要なんだな?」
「薬が必要なのは君の頭だと今痛感しているよ」
「失礼な、俺はまだハゲてないぞ」
「キョン、好きだ」
「梳くほど伸びてもいないぞ」



問題、キョンはこの1レス中に何本フラグを折ったでしょう

佐々木スレ4-27 「橘京子の憂鬱」

2007-04-24 | その他佐々木×キョン

27 :21:2007/04/24(火) 20:01:55 ID:TdtyQdXm
んだらば4スレ目を祝して他のスレに載せたやつで申し訳ないが、
佐々木×キョン風味なSSを投下致します。
4レス予定。


「橘京子の憂鬱」
γー1

 どうしてこう俺の知り合いには奇矯な奴が多いのだろうか。
 SOS団御用達の喫茶店でホットを啜りつつ思索にふけりながら外の景色を眺めていると、横からくくくと笑いながらつっこまれた。
 「キョン、それは多分に君もその奇矯な人間の一人だからではないのかな?」
 佐々木よ、お前は人の頭の中が読めるのか。
 まさか。と佐々木は声こそ押し殺しているもののかなりウケているようだ。
 伊達に中学3年の一年間側にいたわけではない。目じりに若干涙が浮かんでいるのを俺が見逃すと思うなよ。
 「お二人が大変仲睦まじいことは分かりましたから、いいかげん私の話を聞いて欲しいのです」
 ちっ、このまま適当に時間をつぶして帰る気満々だったというに。
 「そうはいきません。以前にもお話しましたけれど、あなたには是非とも協力してほしいの」
 相変わらず単純に聞くだけなら真摯さが伝わるのはなんでだろうな。
 橘京子はこちらの目を凝視しながら俺の返答を待っている。悪いが俺のアイコンタクトスキルは目下のところ長門にしか通じない低性能なんでね。
 まあハルヒと古泉をそこに含めないこともないがな。
 ええぃ、佐々木も変な視線を送ってくるな。僕はそこに含めてもらえないのかいだと? だから何でお前は人の頭の中をだな……
 「お二人さん」
 橘はおほんと咳払いすると
 「お願いだからちゃんと話を聞いて」
 それこそ今にも泣き出しそうなほどに悲壮な響きで懇願してきた。
 「ごめん、君やキョンの反応が面白くてね。ついつい……」
 おい、本当に泣いちまうからその辺にしてやれ。
 俺の視線に気づいた佐々木は我らが副団長殿ばりの0円スマイルで肩をすくめた。
 はぁ、やれやれ。全く、なんでこんなことになってるんだろうね。


 ということで回想スタート。


30 :21:2007/04/24(火) 20:03:48 ID:TdtyQdXm
 始業式も無事終わり、気持ち良く新年度のスタートをという俺の目論見は初日からつまづくこととなり、更にその数日後似非SOS団な連中との邂逅によって今年も神様は俺を暇にはしてくれない
 ――もっともその神様とやらがハルヒであるからこそ忙しいとも言えるのだが――と早くも今年一年を諦観しようとしていたのが昨日。
 週末恒例のSOS団市内探索を終え家に帰ってきた俺を待っていたのは受話器を抱えた妹だった。
 「このまえの人からお電話ー」
 だからこの前の人じゃ分からんだろうが。ちゃんと名前を聞けと何度言ったら分かるんだ妹よ。
 「もしもし」
 俺に受話器を渡すとそのままハミングしながら居間に戻っていった妹を見送りながら、内心誰が掛けてきたのか分かってしまう自分に嫌気が差しつつも俺は受話器を耳にあてた。
 「もしもし」
 何だかつい一週間前にも同じようなやり取りをした気がするが気のせいか?
 「いや全くその通りだね、キョン」

 とまあ、おおよそこんな感じで先日物別れに終わった俺と似非SOS団との話し合いの第二弾
 ――もっぱら橘がそれを推し進めていて、佐々木が俺に連絡してきたわけだが――を開催するに至ったわけだ。
 今回は最初から指定されていた喫茶店の中で相手を待つこと数分、佐々木と橘が現れた。
 ん? 2人だけ? 未来人野郎とデッドコピーな宇宙人は来ないのか?
 藤原と九曜が居ないのは俺としてはありがたいが、相変わらず向こうの超能力者に求心力がいま一つ欠けていることを再確認して、敵ながら心配してしまう俺も大概お人好しだ。
 「キョンはホットでいいかい?」
 そう言いながら俺の横に陣取る佐々木。待て、この場合お前と橘が俺の対面に座るべきだろう? 速攻でハブられてものすごく悲しそうな目で橘がこちらを見てるんだが。
 「ホット3つ」
 俺の視線をあっさりとスルーした佐々木が注文を取ると、なしくずし的に俺と似非SOS団との第二回会合が始まったわけだ。

 はい、回想終了。冒頭に戻るってわけだ。



32 :21:2007/04/24(火) 20:08:52 ID:TdtyQdXm
「何度言われても俺の答えは変わらん」
 そう、去年の年末あたりに俺は今の世界と今のSOS団を守る側になることを決めたばかりだしな。
 まだ半年も経たないうちに誓いを破るのは初詣の時にお祈りした神様に申し訳ない。
 「でもでも、世界をこのままにはしておけないのです」
 その件に関しても意見はどこまでも平行線だぜ。
 ハルヒのことを知りもしようとしない輩と肩を並べる気は毛頭ない。
 俺はSOS団の団員その1であって似非SOS団の団員まで掛け持ちしようとは思わん。
 まあ、佐々木に免じて聞かなかったことにしてやるからとっとと出直してくるんだな。
 「私達のどこが気に入らないんですか!」
 そういう言い回しは止めてくれ。周囲の視線が痛いじゃないか。
 大体にして俺が気に入らないのはお前や藤原や九曜であって、佐々木はそこから除外してるからこの場に限れば達という表現はおかしいぞ。
 どうにもやりづらいな。
 おいこら、橘のテンパり具合を楽しそうに眺めてないで、お前もなんか言ったらどうだ佐々木。
 何? この笑顔は気に入らないリストから除外だったからだって?
 ああもう分かった分かった、どうせ俺はお前には敵いませんよ。ってまたこのパターンか。
 このままだとマジで橘が泣き出すからどうにかしろ。奴が泣き出したら俺は速攻で逃げ出すからな。そこ、チキンって言うな。
 俺の真摯な訴え――主にアイコンタクトだ――をようやく汲み取ってくれた自称我が親友が橘に助け舟を出してくれた。
 「まあまあキョンも大概に頑固、まあこれは前から知っていたことだがね。
  ただ断るだけでは多少なりとも礼儀に欠けるとは思わないか? せめて2,3具体的に述べてあげてくれないだろうか」
 前言撤回。汲み取るどころかハードル上げてきやがった。古泉のも大概アレだが佐々木のスマイルもなかなかにひねくれているな。
 具体的にだと? まず生理的に受付な……分かった、分かったって。ちゃんと考えるよ。だから泣くな。な?
 
 とはいったものの、なぁ……。
 泣き出す寸前でこらえた橘を視界の端に捉えつつ、俺は無い頭を捻ってみたものの、客観的に見ればSOS団の活動内容も大概キテレツなのでそれこそ他人のことは言えんしなぁ……。
 悩むこと数十秒、俺の頭に珍しく天啓が舞い降りてきた。
 「名前だ」
 「名前?」「名前?」
 俺の素晴らしい回答に橘も佐々木も付いて来れないらしい。
 しかしだ。よく考えても見ろ。名称不明の非公式団体だぞ? おお、改めて言葉にしてみるとなんといういかがわしさだ。
 その上扱う内容が頭のネジが何本か飛んでしまったとしか言えない様な超常現象系ときている。
 そんな団体に進んで加入しようというなんて奴はよほどの変人に相違ない。
 ……なんだか言うほどに自分で自分の首を絞めている気がしなくもないがとにかくそういうわけだ。
 「さすがはキョンだ。なるほどそう来るか」
 先ほど以上に笑いを堪えながらコメントされてもつっこみようが無いぜ、佐々木よ。
 「そんな、そんなふざけた理由で……!」
 そっちが理由を挙げろというか言ったまでだ。それで怒られても困る。……いやはや、我ながらたいした詭弁だね。


33 :21:2007/04/24(火) 20:11:03 ID:TdtyQdXm
結局、その日はもはや平和的な話し合いという雰囲気にならず第二回会合もあえなく物別れに終わった。
 そして翌週明けの月曜日、登校するやハルヒの市内探索反省会に付き合い、放課後もいつも通りにSOS団の活動に従事し、こうして帰宅の途についているという訳だ。
 「やあ、キョン」
 「うわっ」
 頼むからその心臓に悪い登場を止めてくれ。
 「君が無用心なだけだろう?」
 昨日の今日で一体何の用だ? それにしても携帯なり家の電話なりにかけてくればいいだろうに、なんでわざわざ俺の帰りを待ち伏せてるんだお前は。
 「橘さんから伝言でね」
 佐々木もすっかり似非SOS団のメッセンジャーだな。
 「そう、まさにそれのことなんだ」
 は? 何の話かさっぱりわからんぞ。
 「世界をあるべき姿に戻すための佐々木さんの団、略してSAS団だそうだよ」
 まさか昨日のあれか? 律儀というか何というか……。大体にしてその名称だと万が一ハルヒの変態パワーが佐々木に移ったら使えなくならないか?
 「その場合は、世界をありのままに受け入れる佐々木さんの団、やっぱり略してSAS団とのことだ」
 だからそのテレパシーは一体何なんだと。
 「ちゃんと名前が決まったから次までにちゃんと答えを考えておくようにと彼女から伝言だ。それじゃ、キョン。また連絡する」
 あくまでもマイペースに踵を返した佐々木の後姿を見送りながら、俺はしばらく立ち尽くしていた。

 ようやく思考が追いついた俺は、帰宅を再開しつつ先ほどの伝言とやらについて考えていた。
 SOS団にSAS団だと? 紛らわしい上に字面だけみるとますます物騒な感じだな。これじゃ平和な一年なんてものは望むべくも無いな。
 全く、だれか不思議な出来事に有休の取り方を教えてやってくれ。
 今年も騒がしくなりそうだね、やれやれ……。


34 :21:2007/04/24(火) 20:14:12 ID:TdtyQdXm
終わりです。2,3日前に友人と分裂の発売から2週間以上経ってるのに、
いつまでも佐々木団なんて呼び方じゃダメだと深夜特有のテンションでネタ出ししたやつです。
あ、ネタは友人で書くのは俺みたいなやつなんで一応自分のSSってことになるのかな……?

佐々木スレ4-10 パンジーがいない

2007-04-24 | その他

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 19:11:22 ID:e0t0QO9l

       , -‐- 、                   >>1 乙~
  .    ,'::;〃i::iヾヾ.     , -‐- 、、    , -‐- 、.      ,. ‐-ー- 、
       ハ {;;l;;l;;|;j;;i;}l  .  〃   ; ヽヾ   ,'. /  ト、 ヽ     ノ /    ヽ
     /((::!┯ ┯l!|   ハミ((メノリ从))  i. ((从ソ 从〉  . ノハハハハハ !
  .   i::::l::ヾヽ - ノ八.  | i(| ┃ ┃ |!|  l. (|┳ ┳i!l     !|─ ─ ,iリ)!
     !::::l:::::リづ旦O::::i  | トリ、'' ヮ''ノl'!|. ハNiヘ  ー ノハ!    ’ 、 - ,ノル´
  .  ノ::::|:::::とく/_|_jゝi::::| レ゛ {つ旦Oリ .    {iつ旦O   .  O旦と'!}
   ノ;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;i;;;;;i;;;リ  とく_/__l_j>.    とくュュュュ〉.     〈_〈__i'つ


11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 19:12:23 ID:p/fo8aXS
>>10
パンジー君がいないね。


26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 19:59:57 ID:AUi+qDTZ
「はい、四年前のあの日からあります」
 ウソつけ。
「相変わらず突っ込みが早いなキョン。そんなキミだからこそ僕はキミをパートナーとしたかったんだがね」
 パートナーって何のだ。お笑いコンビか?
「くっくっ、そういう事にしておくよ」


「いやだからそんな事よりAAに僕がいない事をまず突っ込むべきだろ!?」
「くっくっくっ」
 はっはっはっ。
「うふふふふっ」


「────」
「なんだ人形、笑えるもんなら笑ってみろよ」
「────wwww……wwwww────」
「草を生やすな」
「────(`∀´)──」
「なお悪い」

佐々木スレ3-948 「お友達(佐々木サイド)」

2007-04-24 | 佐々木視点のss

948 :お友達(佐々木サイド) 1/3:2007/04/24(火) 11:36:50 ID:Ta+Aps0O
「お友達:佐々木サイド」

 それは私の第一志望である私立校の受験がちょうど終わった頃のことだから、
2月の半ばといった頃だ。世間ではヴァレンタインデーがどうのこうのと喧しい時期
ではあったが、私は受験生だったし、そういった世俗的なイヴェントとは自分は関係
がないというキャラクターをすでに構築していた。
 もっとも、若干約一名、世間的に言えばチョコレートを渡してもいい、渡すべき男の子
の友人がひとりいるが、自分が決定的なアクションを起こすことで、彼との関係が変化
してしまうことの方を私は恐れた。もっとも否が応でも彼との関係は一ヶ月後には決定
的に変わってしまう。彼は中学の同級生であり、志望校は私とは異なっていた。順当に
行けば私と彼とは離ればなれになり、その後は……
 そう今のように会うこともできなくなるだろう。
 そんなことを考えていたら、彼との待ち合わせ時間が近くになっていた。私は意を決し
て、ワゴンの中から小さな包みを取り、会計をすませた。きっと、渡せない。確かな予感
を胸に秘めて。

 今日は図書館で彼の勉強を見る約束だった。なんというか、主要五科目で彼に負けて
いる物はなかったのである。中央図書館、見慣れた彼の自転車の横に自分の自転車を
止める。さりげなく、くっつけちゃったりしてね。
 外から内部を覗く、机の並んだエリアに彼の姿はない。休憩でもしているのかな? 
玄関に回り込んだ私は、なんとも不愉快な風景を目にすることになる。

 自販機の置かれた休憩エリアに彼はいた。見知らぬ女の子と一緒に。
 思わず、眉間を押さえてできあがったしわを伸ばす。なぜ、彼は私との約束の前に別の
女の子と話し込んでいる。そして、女の子の上気した顔を見れば、用件は一目瞭然、
ピンとくるとはまさにこのことだ。自慢ではないが、他人の表情から感情を読み取るのは私
の得意とする所なのだ。意地の悪い笑みを顔に浮かべさせ、朗らかな口調で勢いよく話しかけた。
「やぁ、キョン。僕との約束の前に、逢い引きとはお安くないね」
 ゴフッ、彼が含んだコーヒーで咽せた。いい気味だ。
 あらかじめ、準備していたティッシュを取り出して彼の顔をぬぐう。
「驚かせてしまったようだね、すまない。大丈夫かい」
 ふふ、遅い…よ。反応がおくれた彼女はハンカチを片手に立ちすくむ。
「そんなんじゃねぇよ」
 彼は彼女と自分の関係を言外に否定する、おやおやそんなこと言っていいのかなぁ。
彼女が傷ついてしまうよ。
「俺とそんな風に見られたら彼女が可哀想じゃないか」
 そんな彼の態度を見て、たまらず、咽から笑いがこみ上げた。
「いや、すまないね、謝罪させて貰うよ。驚かすつもりはなかったんだ。ただ、
キミにね、こんな可愛らしい彼女がいるなんて、思いもしなかったからさ」
 とりあえず、とりなしの言葉を述べておく。まぁ、そんな甲斐性がキミにあるとは思って
いないが、彼と彼女が予想通りの関係であることに、心臓の奥が安堵した。
「だから、そんなんじゃないって言っているだろ。彼女は……」
 彼のセリフを遮るようにして、彼女が叫ぶように言った。
「わ、私は吉村美代子っていいます。キョ…キョンさんのセックスフレンドです」


949 :お友達(佐々木サイド) 2/3:2007/04/24(火) 11:39:18 ID:Ta+Aps0O
 その時、世界が静止した。
 彼は右手に握った紙コップを握りつぶした。びちゃびちゃと中身のコーヒーがこぼれ落ちる。
だが、そんなことにはまったく頓着していないようだ。
「な、な、な、なにを言っていやがりますか、この娘は? というか、知らない言葉を軽々しく
使っちゃうのは、お兄さん、感心しませんよ」
 いつの間にか私は、彼がなんというかそう言うことに興味がある健全な男子中学生と言う
ことを失念していたようだ。彼女はどう見ても年下だった。
 携帯電話を取り出す。110番は何番だったろうか。
「キョン、見たところ、彼女は13歳未満のようだ。だとすると、たとえ同意の上であったとしても
性行為は犯罪となる。わかっているね」
「ぼ、僕はですね、潔白です。この娘、吉村美代子さんはね、僕の妹の親友で、家にもよく遊び
に来る仲でしてね」
 彼がいつもとは異なる口調で言い訳を始めた、見苦しい。
「そして、ふたりは一線を越えた……と。へ~。そうなんだ。ふ~~ん」
 彼が何かを言っていたようだが、耳には届かなかった。
「いや、キョン。僕は冷静だ。僕は常に理性的かつ論理的な人間であるつもりだよ。キミが犯罪を、
性犯罪という男として、人間として最悪の犯罪に数えられる罪を犯していたとしても、キミがそれを
ちゃんと償う気持ちがあり、反省し、罪を精算し、罰を受けるのであれば、僕らの間の友情は失わ
れることはない。約束するよ。そしてさようなら、大好きなキョン」
 口からはかねてから用意してあったかのように長尺のセリフが流れ出た。
 何か、とんでもない発言も飛び出たが、特になんの感慨もなかった。
「彼女はミヨキチは、単なる友人なの。お友達、マイ・ディア・フレンド、アーユーオーケィ?」
 混乱して、できもしない英語で返答を返す彼。っていうかミヨキチってなによ。
「そうか、ニックネームで呼び合うような仲なんだね」
「人の話を聞けよ、わからず屋」
 それはキミの方だろう。そう返そうと口を開いた時、
「やった!! 言われていた通りです」
 そんな私たちを余所に、彼女は小さくガッツポーズをした。
「衝撃的な発言で、びっくりさせれば、ちゃんと本音で答えてくれるって、妹さんに言われていたんです。
そうしないと、キョンさんはごまかすだけで、まともに答えてくれないって」
 いたずらが成功した、とばかりに喜びの表情を見せる彼女。
どうやら、手強い存在かもしれない。女であることを認識されていないことを悲しむのではなく、
現状を正しく認識できたことをよしとするわけか。
「それじゃ、私は行きますね。キョンさん、受験がんばってください。それから、
お裾分けなんて嘘。気持ち、ちゃんと込めてますから」
 こうして、アピールするのも忘れない。ふふ、大した物だ。
 そう言って、ぴょこんと頭を下げて、彼女は私たちの前から去っていった。
 って戻ってきた。
「あ、それから、言葉の意味、ちゃんとわかってますから」
 ぴゅーと、風のように去っていく少女。その後ろ姿を私たちは眺めるばかりである。
げに不可解なるは少女なり、自分のことを棚に上げて私はそんなことを考えていた。
思わず、ククッと咽奥から笑みがこぼれる。


950 :お友達(佐々木サイド) 3/3:2007/04/24(火) 11:41:41 ID:Ta+Aps0O
「一本取られたね、キョン。いや、一本どころじゃないな。三本先取で三本勝ちというところだ」
「まったくだ。女の子はわからん」
 茫然自失という雰囲気で答える彼。
「まぁ、それはともかくだね。手を洗ってきたまえよ、それから、さっきのとやらを頂こうか。
彼女から何か食べられるものを貰っているだろう」
「なんだよ、その辺りから見てたのか」
 そんなにびくつかなくてもいいよ。取って食おうというわけじゃないんだ。
「いいや、僕にはのぞき屋の趣味はない。ないがね、先ほどの顛末に関する精神的な慰謝料
くらいはもらってもかまわないと思うんだ。キミから、そして彼女からね」
 彼は左手でコートの右ポケットからピンク色の包みを取り出して、放ってくれた。
「ふむ、まだほのかに温かいね。焼きたてというところか」
 手の中で転がす、かすかに漂う甘いチョコの香り。……やっぱりね。
 手洗いに向かった彼の背中を見送って包みを開封する。中身はチョコチップクッキー。
想像通りだ。ひとかけら口に運ぶ。悔しいがいいできだ。私にここまでの作品が作れるとも思えない。
中から、メッセージカードを取り出し、ポケットにしまい込む。以上、計画通り。
 ほのかに悔しさがにじむ。ああやって彼女は正面切って、彼にぶつかった。顧みて私はどうだ。
鞄から先ほど買ったつつみを取り出して、開封する。小さな生チョコがふたつ。
 彼のために、自販機でココア、自分のためにブラックコーヒーを買う。彼のココアと私のコーヒーに、
チョコを投げ込む。自販機付属の使い捨てマドラーでよくかき混ぜる。
 カフェ・モカとホットチョコレートのできあがり。
 ティッシュを置き、彼と自分とでクッキーを分ける。この美味しいクッキーに罪はない。
せめて、供養はしてやろう。
 戻ってきた彼に手を振った。不機嫌な顔を態度を作る。
「一応、キミの分だ。もとより、キミが彼女からもらったものだからな。
全部、僕が食べてしまうのも悪いだろう」
 隣に座った彼が黙々とクッキーを口に運ぶ。きっと、くだらないことを考えているのだろう。
その瞳は焦点が合っていなかった。
「それから、飲み物なしでクッキーを食べるのもつらいだろう。これは僕のおごりだ。心して飲み給え」
 意を決して、ココアの紙コップを渡す。まったく、私もとんだ意気地なしだ。
 HappyValentineの一言も言えないんだからな。
「……ってココアかよ」
「気に入らないのかね、僕の心づくしの贈り物だ」
 チョコチップクッキーにココアじゃ合わない。そんなことは百も承知さ。
だけど、時期と贈り物の内容で、相手の気持ちを思ってくれても罰は当たらないだろう。
「すみません」
 そう言って、彼は素直にココアに口を付けた。
「キョン、確か妹さんは、今年、小学5年生になるのだったな」
 こくりと、肯定のサイン。
「ということは十歳か……まったく、最近の小学生は……まったく」
 ほんとに、色気づくのが三年は早いよ。それに最初はクラスメイトの男の子とかにしておくべきだ。
 ずずっと隣で、彼は生ぬるいココアを啜る。茫洋としている。
 また、関係ないことを考えているに違いない。
 ココアとチョコチップクッキーでカカオが被った、そんな顔をしている。
「まったく……キミがそんなだから……まったく」
 おもわず、彼に対する愚痴が漏れた。春は未だ遠く。私たちの別れまで、後一月、
そんな2月の頃のことだった。

佐々木スレ3-933 小ネタ

2007-04-24 | 胸関連

933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 03:19:25 ID:gshlL+70
これはいいね。
外見は大人っぽいミヨキチより妹ちゃんの方が黒くてオトナってのがつぼだ。
不足気味のミヨキチ分も補充されてGJ!

誰か佐々木にバリバリ嫉妬する長門を書いてくれんかのう。
提案しといてなんだか全く想像できないけどw


934 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 03:44:54 ID:1BGy8zAM
>>933
「長門、なんで俺の自転車の荷台に乗ってだ?」
「…別に」
「降りてくれないか、いや別にお前が重いと言うわけではないんだ
お前なら反重力やらなんやらで自重を0に出来そうだが…その…な?」
「………」ジー
「な…なんだ?」
「………」プイッ



こうですか?
分かりません><


935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 03:56:06 ID:GRhiG3aP
>>934十分わかってるじゃないかwww


936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 04:04:27 ID:X87aAO3W
>>933

キョン「何だ?これから図書館か?」
長門「……」コク
キョン「じゃあ乗せてってやるよ。肩に手乗せて…そうそう。よし、行くぞ」
長門「……」
キョン「二人乗りと言えば、思い出すなぁ」
長門「……何?」
キョン「昔、佐々木と二人乗りで塾に通ってたんだよ」
長門「……そう」ギュゥゥゥ
キョン「痛い!痛い!ちょっと長門さん?肩が!どうしたんだ?!」
長門「……何も」
キョン「そ、そうか…(何なんだ?)」
長門「……」


937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 05:29:53 ID:343AY3Ek
……情報連結解除開始


938 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 06:50:08 ID:VGT+vxx0
>>934>>936
さらにこれを見ていた佐々木が嫉妬する光景が浮かんだ


939 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 07:08:29 ID:LOueQ8j3
佐々木「しってます?涼宮さん。キョンって二人のりしてる時にはちょっと前屈みになってるんですよ。
      何故かって言うと、以前急ブレーキをかけた時に私の胸がキョンの頭にあたって気まずくなったから、
      くっく・・・キョンって可愛い奴なんです。まぁ、私のせいなんですけどね。」


・・・・こええ・・・ヤンデレ佐々木・・・くぁいなぁ


940 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 08:13:04 ID:gRCuRDPo
>>939
なんか言いそうだなそんなこと
実際ハルヒと会った時、私はこんなにもキョンと親しいんですよ
ってアピールしまくりで火花がw


943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 10:17:20 ID:Q4b2hMEt
>>939
橘「いけません!」
佐々木「どうしたというんだい?」
橘「他の話題はともかく……胸の…おっぱいの話題は駄目なのです!」
佐々木「どういう……ハッ!」
橘「そうなのです……佐々木さんより涼宮さんのおっぱいの方が…大きいんです…大きいんです!」
佐々木「迂闊……って、え?今なんで2回言ったの?」
橘「悔しいけど今回は引きましょう……涼宮さん!また会いましょう!」
佐々木「え、ちょ…バ、バイバイ涼宮さん」




ハルヒ「よくわからんがとにかく勝ったわ……」


945 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 10:38:16 ID:xZZFwHMi
橘「もうこうなったら最後の手段です……。キョン君をこちらの陣営に引き込むには・・・…!!」
佐々木「引き込むには……?」
橘「色仕掛けしか……!!」
九曜「……」
橘「あ、心配しないでください九曜さん。わたしと佐々木さんでやりますから」
佐々木「うーん……」
橘「なにをためらってるんですか佐々木さん!!」
佐々木「いや、そういうんじゃなくてね?……しかたない、図に描いて説明しようか」

カッカッカッ

佐々木「キョンの好みは極端なんだよ。今黒板に描いた上の線が朝比奈さん、それより少し下の線が涼宮さん。
     ずーっと下の方の線が長門さん。で、わたしたちは3人とも……」

ギャリーーーーーー!!!ボキッ!!

佐々木「ここ(長門ラインにほど近い低空飛行ライン)だアアアアアッ!!!」

橘「う…・・・」
佐々木「ムリよ……。ムリなのよ橘さん……。どうか分かって」
橘「は、はい、すみません……。(ト、トラウマえぐっちゃった……!?)」


946 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 10:59:36 ID:Aor/XMSc
橘「もうこうなったら最後の手段です……。キョン君をこちらの陣営に引き込むには……!!」
佐々木「引き込むには……?」
橘「だ~れが殺したくっくっロビン♪(あそ~れ)」



佐々木「(携帯電話を取り出して)あ、すみません、色付きの救急車を一台……」

佐々木スレ3-925 「お友達」

2007-04-24 | その他中学時代ss

925 :お友達 1/3:2007/04/24(火) 02:20:53 ID:Ta+Aps0O
「お友達」

 あれは2月も半ばを過ぎた頃、さすがの俺も受験までの残り日数を数えられるようになり、
そのプレッシャーをひしひしと感じていた、そんな頃だ。
 俺は進学を希望する北高を専願で望んでいたため、受験は後のない一発勝負というやつだった。
もっとも、自分が落ちる可能性ということも、俺は毛ほども感じてはいなかった。そんな俺に対して、
受験という一大イベントに、神経質になったのはどちらかといえば、お袋の方であり、家で有形無形
のプレッシャーを掛けてくる家族から逃げるようにして、俺は図書館にやってきたのだった。
 もっとも、そこで勉強をしないで遊べるほど泰然自若としていないのが、俺の小人物的な所であり、
今日も今日とて図書館で参考書を広げているのである。
「その……お、お久しぶりです」
 消え入るような声で、俺を呼ぶ少女に気がついたのはノートにシャーペンを走らせ始めてから、
小一時間ほど経った後だったろうか。参考書から目を上げると、俺に対して会釈する赤いダッフル
コートにお下げ髪の少女がいた。数瞬、記憶から彼女をサルベージ。
 彼女に会うのは久しぶりだったが、以前にもまして、大人びていた。とても妹と同い年には見えない。
後輩と言えば普通に通じるだろうな。そんな風に感じていた。
「……やあ、キミか、久しぶりだね。どうしたの?」
「その……本を借りようと思って……」
 彼女はそう言うと、恥ずかしそうに辺りを見回した。周囲には俺と同じように自習する
学生たちがおり、そのいずれもが俺を親の敵でも見るような目で見ていた。
 フン、この程度で集中が乱されるようじゃ、受験には勝てないぞ。
とは言うもののマナー違反はこちらの方なので、コートを着込みつつ、彼女をうながして、
休憩エリアに移動する。参考書は置きっぱなしだ。この時期、場所取りも楽じゃあないのだ。

 ホント、久しぶりだね。そんな当たり障りのない会話をしながら、自販機で買ったカップの
カフェオレを彼女に勧める。恐縮することしきりに彼女はゆっくりとそれに口を付けた。
 でも、ほんとずいぶん可愛く、いや綺麗になったよね。そんな言葉がすらすらと口から出てくる。
いや、彼女との共通の話題が少なすぎるため、どうしてもそんな軽口を叩くぐらいしかすることが
ないのだが、これがまったくもって逆効果、彼女は真っ赤になってうつむいてしまうばかりだ。
「……そ、そんなことない……です」
 まぁ、そんな仕草を見せられて、こう何も感じる物がないといったら嘘になるわけで、
「最近、家にも来ないみたいだけど、どうしたの?」なんて、俺は追い打ちを掛けていた。
「受験だって聞いてたから……」
 なんということか、彼女は俺が受験で勉強しているだろうと、遠慮してくれていたわけだ。
容赦なく算数ドリルを持ち込む我が妹とのこの違いはなんなのか。
「……あ、そうだ。こ、これ……どうぞ。きゅ休憩の時にでも、食べてください」
 そういって彼女はピンク色の紙とフィルムで可愛らしくラッピングされた包みをくれた。
包みはほのかに温かく、かすかに香ばしい匂いがした。
「……そのちょっと作り過ぎちゃって……お裾分けです」
 ちらりと見えたポシェットの中にいくつか同じような包みがあったのを俺は見逃さなかった。
誰かのとこに届けにでも行くつもりだったのだろう。これを受け取るであろう誰かに何とも言え
ないもどかしい気持ちを感じる俺だった。
 ありがとう、そう告げて、コートのポケットにしまい込む。


926 :お友達 2/3:2007/04/24(火) 02:25:25 ID:Ta+Aps0O
「やぁ、キョン。僕との約束の前に、逢い引きとはお安くないね」
 ゴフッ、逢い引きという生々しい言葉の響きに含んだコーヒーがむせた。
「驚かせてしまったようだね、すまない。大丈夫かい」
 彼女から差し出されたハンカチを断わり、佐々木から差し出されたティッシュで顔面をぬぐう。
こんなことで、彼女の綺麗なハンカチを汚すまでもない。そう、今日は一次志望の私立の受験が
終わり、余裕の出た佐々木に勉強を教えてもらうという約束であったのだ。
 そんなんじゃねぇよ、と悪態をつく。俺とそんな風に見られたら彼女が可哀想じゃないか。
 くつくつと佐々木は沸騰したお湯をこぼすような笑い声を立てた。
「いや、すまないね、謝罪させて貰うよ。驚かすつもりはなかったんだ。ただ、キミにね。
こんな可愛らしい彼女がいるなんて、思いもしなかったからさ」
「だから、そんなんじゃないって言っているだろ。彼女は……」
 俺のセリフを遮るようにして、
「わ、私は吉村美代子っていいます。キョ…キョンさんのセックスフレンドです」

 ………熱ぃい。思わず、紙コップを握りつぶした。だらだらと、右手をコーヒーがしたたり落ちるが、
気にはならない。
 な、な、な、なにを言っていやがりますか、この娘は? というか、知らない言葉を軽々しく使っ
ちゃうのは、お兄さん、感心しませんよ。その一方衝撃的な発言を聞かされた佐々木はどんより
と両の眼を濁らせたまま、携帯電話を取り出した。
 あ~、佐々木さん、館内は携帯禁止ですよ~。
「キョン、見たところ、彼女は13歳未満のようだ。だとすると、たとえ同意の上であったとしても
性行為は犯罪となる。わかっているね」
 そうですか、わかりません。ぼ、僕はですね、潔白です。この娘、吉村美代子さんはね、
僕の妹の親友で、家にもよく遊びに来る仲でしてね。
「そして、ふたりは一線を越えた……と。へ~。そうなんだ。ふ~~ん」
 目の下に怪しい影を纏わせて佐々木はつぶやいた。
 人の話はちゃんと最後まで、聞く。
「いや、キョン。僕は冷静だ。僕は常に理性的かつ論理的な人間であるつもりだよ。
キミが犯罪を、性犯罪という男として、人間として最悪の犯罪に数えられる罪を犯していたとしても、
キミがそれをちゃんと償う気持ちがあり、反省し、罪を精算し、罰を受けるのであれば、僕らの間の
友情は失われることはない。約束するよ。そしてさようなら、大好きなキョン」
 いや、だから、それなら、まず友人の潔白を信じる所から始めるべきではないか。
彼女はミヨキチは、単なる友人なの。お友達、マイ・ディア・フレンド、アーユーオーケィ? 
混乱して、できもしない英語で返答する俺なのだった。
「そうか、ニックネームで呼び合うような仲なんだね」
 人の話を聞けよ、わからず屋。
「やった!! 言われていた通りです」
 そんな俺たちを余所に、ミヨキチは小さくガッツポーズ。
 俺たちふたりはぽか~ん。
「衝撃的な発言で、びっくりさせれば、ちゃんと本音で答えてくれるって、妹さんに
言われていたんです。そうしないと、あなたはごまかすだけで、まともに答えてくれないって」
 は、はぁ、そうなんですか……。
「それじゃ、私は行きますね。受験がんばってください。それから、お裾分けなんて嘘。
気持ち、ちゃんと込めてますから」
 そう言って、ぴょこんと頭を下げて、ミヨキチは、俺たちの前から去っていった。
 って戻ってきた。
「あ、それから、言葉の意味、ちゃんとわかってますから」
 ぴゅーと、風のように去っていく少女。
 その後ろ姿を俺たちは眺めるばかりであった。


927 :お友達 3/3:2007/04/24(火) 02:28:04 ID:Ta+Aps0O
 数瞬後、ククッ、佐々木がこらえきれない様子で笑みを漏らした。
「一本取られたね、キョン。いや、一本どころじゃないな。三本先取で三本勝ちというところだ」
 まったくだ。女の子はわからん。
「まぁ、それはともかくだね。手を洗ってきたまえよ、それから、さっきのとやらを頂こうか。
彼女から、何か食べられるものを貰っているだろう」
 なんだよ、その辺りから見てたのか。
「いいや、僕にはのぞき屋の趣味はない。ないがね、先ほどの顛末に関する精神的な慰謝料
くらいはもらってもかまわないと思うんだ。キミから、そして彼女からね」
 左手でコートの右ポケットから先ほどの包みを取り出して、佐々木に渡す。
「ふむ、まだほのかに温かいね。焼きたてというところか」
 そんな佐々木の返答を背で聞き流しながら、手洗いへと向かった。コーヒーはすでに乾き、
右手はベタベタになっていた。

 便所から戻り、先ほどの自販機コーナーに戻ると、佐々木が備え付けのベンチで
俺を手招きしていた。不機嫌そうに足を組んで、彼女はポリポリとクッキーをかじっている。
見れば、彼女の隣にはティッシュに包まれたクッキーが置かれていた。
 うながされるままに座ると、佐々木が不機嫌さを隠すこともなく、俺に告げる。
「一応、キミの分だ。もとより、キミが彼女からもらったものだからな。全部、僕が食べてしまう
のも悪いだろう」
 チョコチップがまぶされた焼きたてクッキーは、なかなかの出来映えだった。
これをミヨキチがクラスの男子に配ったら、金が取れるな、などとどうでもいい感想が生まれた。
「それから、飲み物なしでクッキーを食べるのもつらいだろう。これは僕のおごりだ。心して飲み給え」
 そういって、佐々木は新しい紙コップを差し出した。
さっきのコーヒーは二三口しか飲んでいなかったからな。
ありがたく受け取る……ってココアかよ。
「気に入らないのかね、僕の心づくしの贈り物だ」
 ぎろり、と眼光鋭く、佐々木の大きな瞳が殺気をたたえた。
 すみません。
 謝罪の言葉もそこそこに、甘い物を甘い物で流し込む。
 ココアとチョコチップクッキーでカカオが被ってしまったな。
「キョン、確か妹さんは、今年、小学5年生になるのだったな」
 こくりと、頷く。
「ということは十歳か……まったく、最近の小学生は……まったく」
 いやはやまったくだ。昨日覚えたはずの英単語も、数学の例題も完全に吹き飛んでしまった。
 ずずっと生ぬるいココアを啜る。
「まったく……キミがそんなだから……まったく」
 佐々木がブツブツと聞き取りにくい声で、文句を続けていた。
 春は未だ遠く。そんな2月の頃のことだった。


928 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 02:31:32 ID:Ta+Aps0O
 最初はハルヒへ「セックスフレンド」と佐々木が答えるよくあるネタのSSを考えていた。
崩子ちゃんとミヨキチのキャラ位置がかぶるなぁという妄想からこうなった。
 ミヨキチのイメージは欠片も残っていない。ミヨキチファンには正直すまん。

佐々木スレ3-902 野球ヲタの佐々木

2007-04-24 | その他佐々木×キョン

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 22:47:05 ID:mJIoIARl
さあ、誰かフェルナンデスを佐々木風に語るんだ。
キョンはあからさまに興味ない感じで。


903 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 22:54:47 ID:g9W3JKsD
>>902
佐々木風だと佐々木のプリンをキョンが食べたのをネタにしてもめちゃ複雑な文章になるからなw
フェルナンデスを佐々木風に文章化するのは気が遠くなる


904 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 22:55:51 ID:DSgpImb6
キョン「佐々木、お前はフェルナンデスのことをどう思う?」
佐々木「ジャレッドのことかい? 彼のナックルボールは魅力的ではあるが、いかんせん安定感がなさすぎるというのが難点だね。なによりナックル以外の球種が――」
キョン「佐々木」
佐々木「なんだい?」
キョン「俺、実はホセ萌えなんだ」
佐々木「ほう……」
キョン「いつだったか山崎武司とのアベック砲はそりゃもう反則なまでに爽快だったぞ」
佐々木「カツノリ乙」

こうですか?わかりません><


905 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 22:57:07 ID:5qpsnnPo
みんな鯉ファンだということはよくわかった
そんな俺も広島人


906 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 23:03:25 ID:g9W3JKsD
>>904
この二人が野球オタというのは分かったw


907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 23:09:08 ID:fK0WhyPb
我等が佐々木さんを大魔神佐々木ぐらいに知名度を上げたいもんだ


909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 23:20:23 ID:lJTUhcqW
>>904
佐々木が野球ヲタだwww


910 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 23:21:29 ID:DSgpImb6
「ササキ様に世界を」

それで長門、橘、キョン妹で谷谷会(谷川流プチ谷間会)を結成すると。
あれ?誰かk(情報連結が解除されました


912 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 23:28:18 ID:W1+D10It
まずナックルについて説明しよう…
何故ナックルボールと言う名称が付いたのかというと、その握り方がげんこつの形をしていたのが由来で、
そしてその軌道は、ほぼ無回転で空気抵抗をそのまま受けるため、バッター、そして捕手の女房たるキャッチャーや本人でさえも予測が付かない…また、ナックルを投げる選手は殆どの投球がナックルで占められる場合が多い、そういった投手が俗に言うナックルボーラーだね
その軌道故にナックルボーラー専用の捕手がいたりもするんだよ

>>910
流るんは野球好きらしいね、そこも結構親しみやすかったりするw
それにしてもササキ様に願いを懐かしいな…

佐々木スレ3-858 佐々木が最初から北高に入っていたら

2007-04-24 | 新SOS団ss

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 19:29:14 ID:g9W3JKsD
てか佐々木が最初から北高に入ってたらどうなってたんだろうな?


859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 19:37:16 ID:fK0WhyPb
>>858
仮に佐々木とキョンとハルヒが同じクラスとして
佐々木とよく話してるからキョンはハルヒに話かけることは無いだろうな
だからSOS団も結成されることはなかったと思う


860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 19:37:42 ID:PfKHnQEk
キョンがハルヒに話しかけることもなく終わり


861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 19:39:58 ID:7yWnzaGv
しかしアニメの表現を借りるとすると、ハルヒに会うまでのキョンの世界は灰色だったわけで、
だって言うならキョンにとってのハルヒは、佐々木と比較しても格別の存在だといえるんじゃないだろうか。

つーか佐々木と仲睦まじく一年過ごしておきながら、灰色世界とはどういう了見だコラ。


862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 19:40:06 ID:W1+D10It
>>857
まあ、そこまでハルヒと相対するのもアレかもね…あくまで予想だし

>>858
藤原に頼んで遡行すれば出来なくはなさそうだね、でもそれだと二人存在することになる


863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 19:51:59 ID:LANBevz/
>>858
ハルヒはまちがいなく孤立してただろうな
そして佐々木はまちがいなく今のハルヒのポジションになってる
四六時中一緒にいるからクラスのみんなから早くくっつけよっていう感じで生暖かい目で見られてそうだ


864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 20:01:38 ID:fK0WhyPb
>>861
よく一緒にいた佐々木が同じ高校にいなかったからそんな心境になってたんじゃないか?


865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 20:04:37 ID:2CWmQXEB
ハルヒの自己紹介がキョンがハルヒに興味をもったきっかけなんだから、
SOS団はできるんでないかい


867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 20:12:22 ID:sowWlwyS
ハルヒに話かけて、その後谷口に解説を受けるところまでは同じだろうな。
谷口の解説を受けて、佐々木がうっかりとキョンを焚きつけてしまったり。


「くっくっ、楽しそうな人じゃないかな、キョン?あそこまで自分を主張するという
ことには、多大な労力を必要としてるはずなのに、彼女はそれを中学生時代
を通じて続けたあげく、さらに高校でも続けようとしている。これは、賞賛に値する
行為かもしれないよ?」


868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 20:19:08 ID:7WNqIbz6
ハルヒも佐々木もヤンデレ化して修羅場確定じゃないか?


869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 20:20:48 ID:LANBevz/
>>865
確かにキョンはハルヒに関心は持ちそうだけどなんとなく深く関わろうとしない気がするんだよな
ハルヒがSOS団を作ったとしてもキョンは入らずに佐々木と話すことを優先しそう


870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 20:27:08 ID:fK0WhyPb
>>867
佐々木だったらありえそうだな
でハルヒがSOS団に佐々木とキョンを入れそうだ
でも部活中佐々木とキョンが無意識にバカップルしてハルヒが嫉妬して閉鎖空間を発生させそうだw


871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 20:28:42 ID:7yWnzaGv
>>869
このスレ的にはそんな感じもするのだが、
しかし、実際のところキョンが佐々木のことを優先/優遇したところを目の当たりにしたら、
それはすでにキョンらしからぬ行動だと思ってしまいそうだ。
キョンの視点的にはウザくない古泉のように扱われてる悪寒。

仮にキョンが「お前を優先する」とか言った日には、それは光栄だなんだと相づちを打ちつつ、
誰もいないところで天高くガッツポーズを上げるササッキーが見られると思うのだ。


872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 20:45:42 ID:2CWmQXEB
佐々木「髪型を変えるのは宇宙人対策かい?」
ハルヒ「いつ、気づいたの?」
佐々木「くっくっ、さぁ、何時だったかな」
ハルヒ「……あんた、あたしとあった事ある?ずっと前に」
佐々木「僕が覚えているかぎり、無いはずだよ」

中略


佐々木「くっくっ、わかったよ、死刑は嫌だからね」


873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 20:48:35 ID:LANBevz/
>>871
今なら佐々木を優先してたら違和感があるけど佐々木が北高に入学してたら佐々木のことを優先的に考えると思うんだけどな
この時はハルヒよりも佐々木に対して好意を持ってるだろうし


874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 20:52:44 ID:g9W3JKsD
>>872
これじゃあキョンじゃなくて佐々木がSOS団に入ることにw


875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 20:54:45 ID:Tv7Zqwqu
>>874
しかも、ハルヒのトンデモ計画を常識面でサポートしそうだから尚怖い


876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 20:57:44 ID:fK0WhyPb
>>872
ササッキーがジョン・スミスなのかw


877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 21:00:43 ID:3UvHoi0x
>>876
世界を
大いに盛り上げる
レズ、涼宮ハルヒと佐々木の団

略称SOR団(えすおーろけっとだん)


878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 21:07:00 ID:g9W3JKsD
>>877
凄い名前だなw
てかよく考えたら憂鬱の最後は佐々木とハルヒがk(ry


879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 21:07:32 ID:2CWmQXEB
佐々木「僕は無い方がいいて思うよ。僕にはメガネ属性はないからね。くっくっ」
長門「メガネ属性って何?」
佐々木「くっくっ、忘れてくれ。ただの妄言さ」



キョン「うぃーす、WAWAWA忘れ物~…うぉっ!
……すまん…ごゆっくり~!」


長門「面白い人」
佐々木「くっくっ」


880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 21:09:36 ID:ARD3vGmY
あれ?キョン居なくてもよくね?


881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 21:12:18 ID:W1+D10It
>>876
笹の葉の時は、キョンがジョンで佐々木がキャサリンでいいじゃんw


882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 21:12:58 ID:7yWnzaGv
Msグリーンという手もあるぞ。


883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 21:13:55 ID:fK0WhyPb
>>878
佐々木のファーストキスは例えハルヒでも許せないな
やっぱりキョンじゃないとkk


884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 21:15:32 ID:Tv7Zqwqu
>>880
佐々木はキョンがいないと、深い話ができなそう。
余計な気をつかったりしないで一緒にいられる相手がいなくて
もちろんハルヒは十分佐々木を理解できるだろうけど
結局、受身なままでいてくれるキョンが一番相性がいい。

●と佐々木は話があうとキョンが言ってるが
相性は最悪だ、送信機二つ並べても意味無い
受信機になるキョンがいてこその佐々木。
これはハルヒにも当てはまる


885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 21:17:48 ID:ncuribbU
つまり、キョン総受けということでよろしいか?


886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 21:18:44 ID:UHHKqZJy
昼はな


887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 21:24:07 ID:3UvHoi0x
>>886
IDはその人間の性質を表すというが・・・・

なるほどお前はH通の様だから見事に当たってるな


888 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 21:24:28 ID:g9W3JKsD
>>884
そうだよな
やっぱり佐々木の一番の理解者で下心が無いキョンは
佐々木にとってほとんど意識せずに話せる相手だし相性いいよな

>>886
どういう意味だw


889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 21:24:35 ID:fK0WhyPb
>>881
ちょw
アダムとイブみたいでいいなw


890 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 21:40:09 ID:fK0WhyPb
>>884
キョンは●と相性いいとか言ってるけど逆に最悪だよな
こっちの神のハルヒと相対してる神だし


892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 21:47:41 ID:OfOniWTp
佐「…」
●「…」
佐「……」
●「……」
佐「………」
●「………」
佐「…………」
●「…………」






キ「なんか話せよ」


893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 21:53:19 ID:fK0WhyPb
>>891
俺の夢の話があそこに載っててコーヒー噴いたよ
>>892
相性悪いなw


894 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 22:06:10 ID:2CWmQXEB
佐々木「僕はキョンの自転車で塾に通っていたよ。キミはキョンと二人乗りはまだだろう?」
●「うっ…」
佐々木「くっくっ」
●「ですが、僕は合宿の時に同じ部屋のベッドで(事件について)語り合いましたよ。
寝顔もばっちり見ました」
佐々木「なっ…(キョンとベッドで…)」
●「フフフ」
佐々木「……(キョンの寝顔キョンの寝顔キョンの寝顔)」




なるほど、相性は最悪だな