サロン経営の羅針盤

弊社研修所が提供しているサロン経営に関する全てを提供して参ります。

連載・美容サロンの差別化戦略。

2018-12-20 07:36:38 | 日記


1-3, 「自分ブランド」づくりの重要性。
今、一人で経営する美容室が増えていますが。その理由は「ブランド化し易く儲け易い」ということにあります。私の知人にも一人で会員サロンを経営して優雅な美容師人生を楽しんでいる人が何人もいます。
美容業は定年がありません。生涯にわたって第一線で活躍できる仕事です。その美容師人生の質を高めるためには自分ブランドの確立は不可欠の条件です。
自身の髪型や服装を整え印象を変えただけで、自分の技術やサービスの評価までもが高まるのは当然です。
   但し、その目的の実現には「職分に徹したコスチューム」が条件となります。つまり「清潔・清楚・質素」の三条件を遵守することです。
お客に直接触れる美容師は、衛生に配慮した施術を行うだけではなく、先ずは「見かけの重要性」を認識しなければなりません。これが自分自身の好感度や信頼度を高めることになり、ブランドを高める土台ベースです。
   自分ブランドを確立するためのプロセスは、「決定」→「洗練」→「展開」の3段階に分けられます。
   自分自身のブランディングの第一歩は、自分が得意なこと自信があることは何か等を分析し、どんなブランドを確立すべきかを決定します。
   また、先輩や友人などに聞いて、客観的に自分という人間を見極め、ブランドとして強化すべきポイントを確定します。
   さらに重要なことは、常に自分を磨き続ける動機を維持するため、具体的な目標を設定します。ワクワクするような将来像と理想の自分を思い描き、その実現に向けての準備をします。
このようにして「自分ブランド」に磨きを掛けて行きます。その延長線上に「儲かるサロン」が実現します。続きます。