サロン経営の羅針盤

弊社研修所が提供しているサロン経営に関する全てを提供して参ります。

競争に勝つ秘訣。 (3)

2018-12-15 09:41:15 | 日記


86,サロンのブランド化はブランディングから。
 
ブランディングとは、顧客にとって価値のあるブランドを構築するための活動を指します。

『戦略的ブランド・マネジメント』の著者ケビン・レーン・ケラーの解釈によれば、「ブランディングとは、製品・サービスについて、消費者が意思決定を単純化できるように整理すること」と定義されます。

つまり、顧客にとって価値のあるブランドを構築するための活動です。ブランドの価値構築には三つの条件があります。
◎一つは、理美容業の本質的商品であるところの「技術やモノ」といった「機能的価値」。

◎一つは、「おもてなしの接遇」といったサービスに接することで得られる「精神的価値」を指します。

◎一つは、「このサロンでなければ」という顧客の拘りです。これは「自己実現の価値」として最も大切な要素となります。

 以上の三つのウエートづけは、技術やモノが占めるウエートの上限は30%以内です。最も大切なことはサービス演出力であり、サロンの雰囲気づくりにあります。

ブランドの特徴や競合するサロンとの違いを明確にすることで、顧客の関心を高め購買を促進することを目的とするものです。