サロン経営の羅針盤

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連載・サロンの朝礼365話

2018-11-05 06:45:23 | 日記

56.気くばり・心くばりの納期。

 納期のない仕事はありません。納期には「契約の納期」と「心の納期」があります。
「契約の納期」とは契約書を交わした仕事を指します。しかし契約書を交わすのは仕事の10%以内です。

残りの90%以上は「心の納期」になります。「心の納期」とは「期待の納期」とも言えます。
自店に来店される顧客が抱く「心の納期」は何かを考えてみましょう。

ヘアビジネスのように直接顧客に触れる仕事においては「心の納期」に対して特別な気くばりが必要となります。

例えば、オフィス街でのサラリーマンの昼食の食事納期は5分以内です。
それ以上の時間が経つとイライラした気分になると言われます。
ですから、食事の店は迅速な対応が必要になります。

しかし、アフター5以降では、それが7~9分と長くなります。この人間心理の違い何でしょうか?

私たちのヘアビジネスは「接客業」です。
顧客が「待ちくたびれた」と感じられるような対応であれば、その原因は「気くばり・心くばりの欠如」です。
サロンの接遇のあり方を再考しましょう。


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