さんらいずの徒歩鉄備忘録

過去の鉄道写真を中心に撮影時の出来事、旅行記、その他いろいろなメモ書きです

惜別の九州ブルートレイン(あさかぜ編)

2009-03-07 00:04:16 | 乗車体験・旅行記
さて、今回は元祖ブルートレイン、「あさかぜ」です。

20系客車で運転されていた頃はその青い車体と共に、冷暖房完備、食堂車なども連結されていて「動くホテル」と称されたほど、当時の人々にインパクトを与えた列車。
今で言う「カシオペア」、「トワイライトエクスプレス」と言った列車と同じ感覚だった列車でした。
一時期は東京~博多間と東京~下関の2往復態勢だったんですが、新幹線の区間ともろにダブってしまい、年々乗客は減少。博多行きが廃止され、残る下関行きも2005年3月、「さくら」とともに消滅してしまいました。

ただ、A寝台個室は「富士」、「はやぶさ」の狭いタイプではなく、広いタイプで、同じ料金を出すならこっちだよなぁ、と思ってこの列車は乗りました。



川崎駅にて。
朝早く東京に着くので、夏場じゃないと非常に撮影しにくい列車でもありました。
京浜東北線と被る可能性が大でヒヤヒヤしながらの撮影でした。


山陽本線神代~大畠にて。
「さくら・はやぶさ」でも書きましたが、これを撮るために「はやぶさ」で先回りしたんですが、名古屋で地震による抑止を食らってしまい、時間が全く読めなくなってしまって。
何とか柳井でおりて、聞いてみると、「あさかぜ」も遅れてるとのことで、一か八か、各停で大畠に戻り、フル装備の機材を背負ってポイントへ走りました。
カメラを構えてだいたい構図を決めて、三脚を立てようかとしたときに列車がきたので、手持ちで撮影。露出もほとんどカンで、撮り終わった後に確認したと言う有様。
でも結果オーライで、某雑誌に投稿してみたら載ってしまったし、で良いことずくめ。お気に入りの一コマです。


下関駅にて。
乗る前にテールマークを。
「あさかぜ」と言う非常に抽象的なもの、形のないものを表現するのは難しいですよね。このマークは上手くできてると私は思います。


同じく下関駅にて。
引き込み線からホームへゆっくりと向かう列車。


残念ながら「みずほ」は写真がないので東京発着のブルートレインはこれでおしまいです。

次回からは関西~九州のブルトレをお送りします。

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