さんらいずの徒歩鉄備忘録

過去の鉄道写真を中心に撮影時の出来事、旅行記、その他いろいろなメモ書きです

CP+2012初日

2012-02-09 21:17:35 | カメラ機材
さて、今年もやってきました。

カメラの祭典、CP+。

今年は直前にオリンパス、ニコン、シグマがかなり大量に新製品を発表、タムロンも初の手ぶれ補正付き大口径標準ズームを展示など、見所がいっぱい!

それに比べてソニー、キヤノンはいまいちパッとしない(と言うかあまり目玉がない)内容となり、ちょっとがっかり。


例年、ソニーの機材のみの記事でしたが、今年は上記理由から、他社の中でも私の注目してた物を載せようと思います。


まず、なんと言ってもオリンパス。

往年の名機、OMがデジタルになって帰ってきました。
今のデジタル一眼はセンサーや基盤、等のスペースがいることからどうしても大きく、ごつくなりがちです。
特にスナップやちょこっとした撮影には「わざわざ持ち出すのもちょっとなぁ・・・。でもコンデジでは足りないし・・・。」といったことも。
そんな「中間」的位置をミラーレス一眼が上手く当てはまったのが今のカメラの状況だと思っているんですが、その形はさまざまで。
で、どちらかというとフィルム時代から写真をやってきた人たちに上手くフィットするものがあまりなかったように感じます。

「昔の機械式マニュアルカメラくらいのデジカメって出ないのかなぁ・・・」

と私は思ってまして。
昔はこのサイズでフルサイズだったわけですから(当たり前ですけどね)、それにやっぱりファインダーを覗いて撮影するクセが付いてしまっているので、今のコンデジスタイルの撮影方法(両手だけでホールドするやつね)にはなかなかなじめなくて。


そんなところに来たのがこのOM-D E-M5です。

まぁ、マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼なので、往年のコンパクトさを実現できたとも言えそうですが、まぁ、このクラシックな(と言うかほとんど当時に近いような)デザインは一気に私の物欲を刺激しました。


色はブラックとシルバー。
一応ボディの皮模様(シボ)が違ってまして、私はシルバーの方が好みかな。

実機にふれられるコーナーは長蛇の列。
私は開幕直後に行きましたが、40分くらい並びました。

マイクロフォーサーズの他、アダプターを付けて、フォーサーズ規格のレンズも付けて試すことができました。

AFはかなり速いです。持っているNEX-7と同等以上に感じました。
ただ、アダプターを付けてフォーサーズの望遠レンズを試したときはレンズの移動量が多いためか、なかなか合わないこともありまして、やや遅く感じました。

まぁ、ここら辺は上手くやれる人は上手くやれるんでしょう。(笑)

もっと速く発表してくれればNEX-7と迷えたのに・・・。
どうしようかな・・・。


続いてはタムロン。


まだカメラメーカーも出していない手ぶれ補正付きの24-70mmF2.8を発表。


フィルター径は82mmとツァイスの24-70mmF2.8SSMより全体的にも一回り大きいです。
でも重さはそんなに変わらない数値となってるそう。
作例もあって、解放、F8ともにとってもシャープな写りでした。


側面。スイッチ類はこんな感じ。

キヤノン、ニコン、ソニー用を予定してるとのことですが、やっぱりαは手ぶれ補正を抜いて発売。

NEXにボディ内手ぶれ補正が無いから抜くなと言っても非常に歯切れが悪くてすぐ逃げにはいるのが不満!(`ε´)

まぁ、あとは16-35mmF2.8など大口径広角ズームに手ぶれ補正が入ればとっととソニーからニコンに乗り換えられるんですがね・・・。

メーカーは問わないから早く作ってくれないかな・・・。


一応ソニーも。


ようやく500mmF4Gが製品化されました。
長かったなぁ。

色は普通に白レンズになりました。
まぁ、僕はこの方が良かったので一安心。
一応さわれました。3.5kg近いその重さ、やはりサンニッパとはひと味違いますね。
手持ちでは結構しんどいです。(^^;


操作部はサンニッパとほぼ同じ。

プレスリリースでは一応スポーツ、野鳥、などプロ、ハイアマ向けに作ったとありますが、いくらレンズを作ってもα55からα77に至るここ最近のソニーのカメラづくりのいい加減さというか、基本的問題(熱問題やレスポンスの悪さ等々)の多さを見ると、プロがそうそう簡単に振り向いてくれるとは思えません。

F1を撮りにサーキットに行くと一目瞭然なのですが、そもそもその分野のプロ、ハイアマはすでにニコン、キヤノンに流れているのでそれを引っ張り込むのは並大抵ではありません。
それにEVFでは流し撮りを連写で行うとコマ送り現象が出てしまい、はっきり言って使い物になりません。

OVFであるα900をすでに生産終了にして、今後OVFはやらないとインタビュー記事が出ちゃうようなソニーにこのレンズが標準というような分野の人たちが新たに来てくれるのかは私は甚だ疑問です。

別に特別なことを望んでいる訳じゃなく、α700,900をもう少しブラッシュアップ(コマ速とバッファの増加、α77のようなバリアングル、高感度ノイズの低減(というかニコンD4並のディテールを残したうまいNRのかけかた)など)をしてくれるだけで良いんだよなぁ。
動画なんてそれらが完全に担保された上で、載せる分にはかまわないのだけど、α55なんて動画を載せたことで静止画まで悪影響が出ちゃった例だし。


まぁ、結局の所「コマ送り現象がない(タイムラグ0)EVFの登場が先か?タムロンのような手ぶれ補正付きの大口径標準及び広角ズームの登場が先か?」と言うのが私の注目どころではありますが。

以上は私の個人的感想です。
それぞれ思うところあるかと思いますが、人それぞれカメラへの思い入れは違うのだなぁと、毎年会場に来て思うわけですね。

さて、友人につきあってシグマにいたら技術の人と話が盛り上がってタイムオーバーに。(^^;

残りは土日になるかな・・・。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿