さんらいずの徒歩鉄備忘録

過去の鉄道写真を中心に撮影時の出来事、旅行記、その他いろいろなメモ書きです

さようなら 真島満秀先生

2009-03-16 23:03:54 | その他
先日九州ブルートレイン全廃で寂しい思いをしていたら、今日、さらに悲しい知らせが・・・。

鉄道写真の第一人者である真島満秀先生が急逝されたそうです。

真島先生は数々の青春18きっぷのポスターやJTB時刻表の表紙を撮影されてるので、お名前は知らなくても、皆さんも知らず知らずのうちに作品はご覧になってるのではないでしょうか?
事実、青春18きっぷのポスターについては毎回「どこで撮影されたんですか?」という問い合わせがたくさんあるそうです。

私は直接真島先生とお会いしたことはありませんが、今、私が鉄道写真を教わっている方のお師匠さんにあたる方です。
そして、数々の著書、写真集をみて、「こんな絶景が見てみたい!写真が撮りたい!」と、真島先生の撮影ポイント集を見て、撮影に出かけているのです。
私にとっては鉄道写真の頂点にいらっしゃる方です。

ただ、やはり同じ場所に立ち、同じような天候で同じ構図で撮ってみても、先生の作例から感じる「何か」を出すのは難しいです。

ただ単に鉄道風景を撮ってるのではなくて、写真を見た人が「感じ取る」事が出来る写真、自分の撮ったときの意図を何も知らない他の人に写真を見せるということだけでいかに伝わるように撮るか?

非常に難しいことですが、先生の著書や後書きなどを読んで、真剣に考えるようになりました。
たとえ趣味でも意識が変わりましたね。ホントに。

そして、「日本にもまだまだいっぱい良いところがあるんだなぁ」と。
先生がそこに立って、見たもの、感じたものを私も見てみたい、知りたい!
そんな思いを持ってこれからも出かけていきたいと思います。

本当はこれからもずっと先生にはまだ見ぬ素敵な風景を見せていただきたかったのですが・・・。

お会いできなかったのは残念ですが、勝手ながら、どうもお世話になりました。

ありがとうございました!!!

真島先生の御冥福を心よりお祈り申し上げます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿