八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

中日“ドラゴンズ”53年ぶりの日本一!

2007年11月01日 22時00分10秒 | プロ野球・高校野球
中日ドラゴンズが53年ぶりに日本一の栄冠に輝きました。散田ドラゴンズもあやかりたいものです。昨日、中日ドラゴンズファンの息子と試合をTV観戦していて、息子が明日(つまり今日の第5戦)はダルビッシュと川上かと聞くので、日ハムが3敗目を喫したらダルビッシュだろうが、中日は中4日で川上は出さないと教えてやりました。後がないチームは無理してもエースを出さざるを得ませんが、リードしているチームは、7戦のうちいかに4戦勝つかを考えるので、万全な状態でエースを出した方が勝利の確率が高まるからです。

ということで、昨日中日が3勝1敗とした時点で、中日は大きく勝利に前進しました。残り3試合で1勝すればよく、エース2枚を残していたからです。当然、川上・中田のエース2枚は万全の状態で6・7戦にぶつけ、ダルビッシュとぶつかる第5戦は落してもいいつもりで第5の投手(息子に聞くと、じゃあ山井ということでした)を出すことになります。

そして、今日、家に帰ると息子が中日の優勝の報告と同時に、落合監督はひどいと怒っていました。ダルビッシュの好投は想定の範囲内ですが、負けてもいい山井は想定外の好投どころか、8回まで完全試合の快投をしながら、落合監督が9回に代えたことをヒドイと怒っていたのでした。しかし、管理人は逆に落合監督は本当に監督らしくなったなあと思いました。

「オレ流」で知られ、プロ野球選手の名誉である名球会にも入らない落合監督は、「わがまま」で「一匹オオカミ」のイメージがありますが、監督1年目に1・2軍合同キャンプで同じスタートラインから競争させ全員の「やる気」を引き出したり、今年は浪人寸前だった中村紀を拾ったり、確か高校時代も理不尽な体育会体質が合わずに退部したり、結構苦労をしていて、実は「人の気持ち」に敏感な人だと思います。だから、一年目からリーグでは安定的な成績を挙げてきたのだと思います。しかし、短期決戦のシリーズでは、「勝負師」であることが求められます。「人の気持ち」に敏感なことは、「勝負師」に徹するときにはむしろ邪魔になる時があります。それが今年は徹頭徹尾「勝負師」になりました。クライマックスシリーズから、8回途中からでも岩瀬を投入し、「競ったら岩瀬」という勝ちパターンを今日も貫いただけです。もしここで、温情で山井を続投させたら、「完全試合」という余計な雑念で試合がどうなっていたか分かりません。これまでも、完全試合やノーヒットノーラン寸前で負けた例は枚挙に暇がないですから。

日本ハムのヒルマン監督も若いのになかなかの勝負師ですが、いかんせん決定力不足すぎでした。日本ハム“散田”ドラゴンズといった趣きでした。こちらは、あやかりたくないものです。

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