今日、二刀流で話題の大谷翔平選手が、一軍初登板を果たしました。5回2失点でリードされたまま降板しましたが、中田翔の同点アーチのおかげで勝ち負けは付きませんでした。
ニュース番組で見ただけですが、MAX157kmは出したものの、制球にはやや難があり、10勝出来るかというと微妙な感じだと感じました。同じく高卒ルーキーで既に3勝をあげている阪神・藤浪晋太郎の方が、制球は安定している印象です(高校での実績もそれを証明しているようです)。
しかし、指にしっかりかかって、狙ったところにコントロールされた時の球威は、「本物」です。まだ、18歳であり、1年1年経験を積み、体が出来てくれば、成績は勝手についてくると確信できる投手です。あのダルビッシュだって、新人の頃はひょろっとして頼りなかったものです。そういう意味では藤浪ともども楽しみです。私たちも知らない昔、尾崎、稲尾など高卒ルーキーが大活躍したましたが、大谷、藤浪は、その頃の選手とは次元が違います。藤浪は197cm、大谷は193cmで、ともに150km超の速球を普通に投げます。そうした身体能力がなければ、とても打高投低の現代で高卒ルーキーとして活躍することはできないでしょう。
同じくルーキーですが、巨人の菅野智之投手は堂々たるマウンドさばきです。150kmの速球もありますが、前評判で言われたいた豪速球投手ではなく、見事な制球力の投手です。大谷や藤浪のような速球も投手の魅力ですが、針の孔を通すようなコントロールも投手の魅力です。若いのに似ず老成したピッチングの菅野投手にも注目です(小手先の日ハム斎藤投手とはまったく違いますね)。
熱い戦いを期待です!
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