得意の6月に入り、大谷翔平選手の躍進が止まりません。今日も逆転の24号ツーランを放ち、勝利に貢献しました。これで6月だけで9本目、直近10試合では8本という驚異的な活躍です。これで負傷者リストに入り休んでいるライバルのジャッジ選手に5本差を付けました。ピッチングでは、甘く入ったスイーパーを痛打されることが続き、1ケ月勝ち星から遠ざかっていましたが、先日、自分自身の本塁打で援護し、6勝目をあげました。
打率 .2996 8位
本塁打 24本 1位
打点 58 1位
OPS 1.015 1位
防御率 3.29 14位
勝利数 6 11位
奪三振率 11.52 2位
被打率 .178 1位
大谷翔平選手のことを「マンガ超え」と書いたのは、日本ハム時代の7年前のことですが(「もはやマンガ超えです!」)、それからアメリカの優勝争いを「ワールド・シリーズ」と呼ぶ本場メジャーリーグに渡り、日本時代以上の活躍です。もはや開いた口がふさがりません。
そんな大谷選手は、WBC優勝後のインタビューで、韓国、台湾、中国にも言及し、アジアのライバルとしてどちらかと言えば、日本を敵視する傾向のあった韓国でも大人気のようです。その韓国自身は、WBCでは予選敗退、メジャーや国内リーグの有力選手も低迷し、追い打ちをかけるように、WBC中の選手のクラブ通いが発覚し、韓国内で物議を醸しているそうです。それについてのネット記事の中で、大谷翔平選手が韓国選手との比較の対象とされているとして、大谷選手を評して「ストイックな生活」とか、「スポーツ選手の中でもっとも禁欲的な生活を送っている」と書いてありました。しかし、私としては、この「ストイック」とか、「禁欲的」という言葉に非常に違和感を覚えます。
「ストイック」とか、「禁欲的」というと、本当は酒を飲んだり、夜遊びをしたいけれども、それを我慢して、野球に打ち込むという、聖人君子的な姿を想像しますが、大谷翔平選手の姿は程遠いものだと思います。グランドでプレーする姿、ベンチやグランドで他の選手と笑う姿は、本当に自然で楽しそうな姿です。つまり、彼は、チームメイトとグランドで野球をプレーし、喜んだり、悔しがったりすることが一番楽しいことであり、そのために必要なトレーニングや、食事、睡眠に時間を割いているだけで、何も我慢などしていないと思うのです。よく「努力できる才能」といったりしますが、大谷翔平選手はそれ以上の「努力せずに、好きなことにごく自然に打ち込める才能」という、稀有な才能に恵まれた選手だと思います。
今後もまだまだ目が離せません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます