八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

横浜ベイスターズ、CSファイナルへ!

2016年10月10日 22時39分05秒 | プロ野球・高校野球

クライマックスシリーズについては終始反対ですが、現在横浜に勤務する身としては、横浜ベイスターズの初のクライマックスシリーズ進出は祝福する気持ちでした。そして、今日、1勝1敗のタイで迎えた第3戦を制して、ファイナルへ進出を決めました。

 

故あって、試合中盤からテレビ中継を見ていました。プロ野球を見るのも久しぶりです。横浜は、筒香、ロペス、梶谷などのほかは、あまりメジャーではない若手選手ばかりです。それでも、球団の努力もあり、今年の観客動員数は1998年の優勝時を上回っています。横浜で働いていても、ようやく地域で愛される地元球団になってきたという実感があります。そして、筒香、山崎康などのスターもいます。

 

対する読売ジャイアンツは、凋落が著しいですね。高度成長期には、首都東京を本拠地として、グループ会社の全国紙・全国放送を背景に、全国的人気を誇りましたが、価値観が多様化する成熟社会となり、メディア媒体も多様化する中では、時代にマッチしないビジネスモデルになりつつあります。それでも、王、長嶋、松井級のスターを擁していれば、サッカーのバルセロナ、メジャーリーグのヤンキースのような存在になれるかもしれませんが、今のジャイアンツにそうしたスターは見当たりません。松井のライバルでもあった高橋由は監督になり、阿部慎之介の衰えも著しく、横浜から獲得した村田も今年はそこそこだったものの、遂に横浜時代のような存在感を発揮することはありませんでした。菅野、坂本が投打の軸とはなっていますが、主力の衰えは覆い隠せません。

 

その上、9回には代走鈴木がけん制アウトとなり、11回には橋本がバントに失敗して3ファウルフライとなるなど、細かい野球も出来ないようでは勝てるはずがありません。巨人が強かった時代は、中軸がしっかりとし、脇を固める選手もソツのない野球をしていました。

 

横浜ベイも、8回無死一二塁のチャンスに倉本がバントを空振りして失敗し、その後ゲッツーとなるミスを犯しましたが、倉本はその後11回に澤村の右足直撃のヒット(というか澤村が自分で止めに行ったように見えました)で、チャンスを作るとともに、澤村を下げさせるという二重の貢献をしました。こんなところにも、育ち盛りのチームと、老いさらばえたチームの差を感じます。

 

そういう意味では、広島は横浜のもっと先を行っていますから、さすがにファイナルでは難しいと思いますが、かつてリーグで下位を争っていた両チームの熱い戦いを期待です!

 

 



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