八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

ステップ・バイ・ステップ!

2014年06月27日 00時21分31秒 | プロ野球・高校野球

サッカー日本代表の惨敗は残念でしたし、それ以上に選手たちがショックを感じているようですが、世界に通用はしなかったものの、着実に成長しているのは間違いないと思います。あとは、いかに世界に通用するレベルにもっていくかの方法論でしょう。
 
一方、野球界では着実にステップ・バイ・ステップの段階を踏んでいる選手がいます。大谷翔平選手です。
 
高校時代から剛速球で鳴らしましたが、全国制覇をした大阪桐蔭・藤浪(現阪神)に比べ、甲子園では勝てず、最後の夏は予選で敗退しました。メジャー挑戦を表面していましたが、あくまでもダイヤモンドの「原石」でした。
 
メジャー入りを表明した大谷をサプライズ指名した日本ハムが、口説き落として入団させ、一年目の昨年は、投手と打者の異例の二刀流にチャレンジしました。しかし、昨年はどちらも中途半端の印象で、投手としても、指にかかった時はものすごいストレートを投げるものの、二桁勝利をあげた藤浪に比べると、安定感に欠けました。
 
それが、今年はここまで7勝1敗で、昨年までとは比べものにならない安定感と力を見せつけています。打者としても出場していますが、そろそろ投手に専念した方がいい段階に来ていると思います。160kmを連発していますが、昨年までとは比べものにならないくらいコントロールされていますし、速球だけでななく、変化球でもゲームを組み立てられるようになっています。フォークが147kmって、変化球って呼んでいいんでしょうか?
 
こうしたステップ・バイ・ステップを見ていると、大谷翔平がいきなりメジャーに入団せず、日本球界を選んだのは正解だったと思います。制球を旨とする投手の育成では、日本の方が優れているように思います。もう一、二年日本で磨いて渡米すれば、立派にダルビッシュ、田中将大に並ぶ投手になれるでしょう!
 
ここがサッカーとの違いですね。育成しては、どんどんメジャーに行かれるのは残念ですが、サッカーで言えば、センターフォワードを送り出しているようなもので、日本球界の評価につながります。一方で、打つ方では課題はたくさんありそうです。これは、サッカーが抱えている課題と共通するものがありそうです。
 

コメント
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