八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

W杯グループリーグ最終戦コロンビアに完敗!

2014年06月25日 08時30分25秒 | スポーツ

決勝トーナメント進出には、日本が勝つことが絶対条件の上、ギリシャがコートジボワールに勝つことが条件に加わるという高いハードルのGL最終戦でしたが、何とギリシャはコートジボワールに勝ってくれました。しかし、勝つことが絶対条件の日本がコロンビアに、1対4と完敗し、決勝トーナメント進出どころか、GL最下位に沈みました。
 
やはり期待されながら完敗した8年前のW杯ドイツ大会よりも代表チームは成長しているのでしょうが、「結果」はほぼ同じです。
 
2006年ドイツ大会
 
日本 1 対 3 オーストラリア
 
日本 0 対 0 クロアチア
 
日本 1 対 4 ブラジル
 
 
2014年ブラジル大会
 
日本 1 対 2 コートジボワール
 
日本 0 対 0 ギリシャ
 
日本 1 対 4 コロンビア
 
 
この「結果」をどう受け止めたらいいのでしょうね。
 
 
決勝トーナメント進出が決まっているコロンビアは、選手を8人入れ替えてきて、序盤は多少押し込んできたものの、あまり統制もとれておらず、日本の方が押し気味でした。
 
が、しかし、カウンターでゴール前に攻め込まれ、ペナルティエリア内で今野が痛恨のファール。勝つためには先制することが不可欠だったため、不用意で痛すぎるファールでした。
 
先制したコロンビアはやや引き気味になり、日本は攻め込み、シュートを打つものの、決定的な場面は作れず時間ばかりが過ぎていきました。しかし、前半終了間際に本田が右サイドからゴール前に入れたボールに岡崎がヘッドで合わせ右隅に流し込む劇的な同点弾。終了間際の得点で非常にいい流れとなりました。
 
しかし、後半、コロンビアはエースのハメス・ロドリゲスを投入。日本は前向きに攻め込むものの、相手自陣前でコロンビアに奪われると、コロンビアのカウンターを食らうという展開。ロドリゲスが加わったことで一層危険性増し、後半10分に絶対にやってはいけなかった勝ち越し点を奪われました。
 
折角、前半終了間際で追い付き、流れは日本だったため、追加点を入れて勝ち越さなければならないのは日本だったにも関わらず、痛すぎる失点でした。
 
しかし、今日の日本代表はまだ諦めず果敢に攻めました。単調なクロスだけではなく、いろいろなバリエーション・アイデアが加わったように思いますが、日本代表のいい時の阿吽の呼吸がなく、ボールを失う場面がたびたびありました。
 
すると、今度はコロンビアのカウンターです。何度かは途中出場のボランチ山口蛍がよく防ぎましたが、最後はFWマルティネスの個人技にゴール前で余裕で切り返され、内田、吉田が振り切られ、痛恨の3点目を入れられました。
 
日本代表が前がかりになるほど、カウンターの危険性は増すのは仕方がありませんが、最後はハメス・ロドリゲスにまで余裕で決められ、ドイツ大会と同じ1対4というスコアになり、一矢も報いることが出来ずにホイッスルが鳴りました。
 
数多くのシュートも打ちましたし、枠内に飛んだシュートもありました。しかし、結果的に1点しか取れませんでした。グループリーグを通じても2点です。これが攻撃サッカーが「らしさ」だと標榜していたチームの「結果」です。
 
この後いろんな検証がされるのでしょうが、一言で言えば、「どんな状況」でも「自分らしさを出せる」という本当の強豪チームの力を持っていないということでしょう。
  
この日本代表は、昨年のコンフェデレーションズカップでは見事に完敗しましたが、昨年秋には世界トップレベルのベルギーに勝ち、オランダと引き分け、直前の親善試合は5連勝でW杯に臨みました。
 
つまり、このチームはある状況では強さを発揮し、ある状況では強さを発揮できないということなのでしょう。
 
それが何なのかは素人の私には分かりません。チームの中核である本田・香川の所属チームでの立場に起因するコンディション不良かもしれませんし、ブラジルの気候が運動量勝負の日本の長所を消したのかもしれません。
 
この8年間はムダな年月ではなかったと思いますが、世界と肩を並べるには至っていないということを痛感させられたのも事実です。この8年がムダでなかったと証明するためにも、新しい日本代表には「どんな状況でも通用する」攻撃サッカー、パスサッカーを目指してほしいものです。
 
がんばれ!ニッポン!
 

 

コメント
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