楽しさの源って何でしょうか。
とにかく、楽しい。そういうことはあります。赤ん坊が母親に抱きしめられた時の気持ちや、全力で短距離を走った時に感じる筋肉の躍動は、そういう楽しさでしょうね。
好きだから楽しい。そういうこともあるでしょうね。では、なぜ好きになるのでしょうか。
出来なかったことが出来るようになるから楽しい。それもあります。赤ん坊が、寝返りを打ち、はいはいをし、伝い歩きをし、自分の足で歩くようになること。その時の「どや顔」ったらないですね。
そして、褒められたら嬉しくて好きになる。幼い子どもが初めておぼえた歌を一生懸命歌ってみせれば、どんなに音がはずれていようと、どんなカラオケの時よりも周囲は褒めたたえますよね。それで、子どもはますますがんばって歌います。
そして、自分で立てた目標を達成できたら、ますます好きになる。そんな子どもたちも、いずれ自分でやりたい道を見つけ、これだけやるんだと目標を立てて、それを達成することによって、達成感を感じ、楽しいと感じるようになるのでしょう。
って、何でこんなことを言っているかというと、自分自身のジョギングのことがあるからです。
最初は、倅にハッパをかける意地でした。それが、そのうち、少しずつ早く、遠く走れることの楽しさに変わりました。そして、人からも「すごいね」と言ってもらうと、やる気にもなりました。そして、今年2月の駅伝大会に出る羽目になって、プレッシャーを感じつつ、やむなく目標をもってスピード練習などもしました。そして今、完全にスランプです。楽しくないんですよね。
職場で隣の席のおじさんは、2年前に東京マラソンを走りました。抽選に当たってから走り始めた俄かランナーで、今も少しは走っているようですが、ゴルフの方が好きで、今度の東京マラソンもプレミア会員のため既に当選してしまい、「はぁ~、練習しなきゃ」と青くなっています。
そして、もう一人の職場の同僚は、完全文化系だったのに、太り気味でコレステロール値が高いことから、ダイエットと同時にジョギングを始めました。最初は、7分/kmとかで走っていたのが、体重が減って走れるようになって、完全にはまるパターンで、今や私以上にのめり込んでいるようです。まさに、今、楽しい状態のようです。
好きになったり、好きだったのに好きでなくなってきたり、恋愛と同じでなかなか難しいですね。
今日のジョグ
ということで、本当に久しぶりにちょっと気合を入れてジョギング。
5km 23分18秒
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