ユーカリが丘の我が家にいると、少なくとも2ヶ所から除夜の鐘が聞こえてきます。
やや近くに聞こえるのは千手院だろうか。もひとつ、遠く聞こえるのは上座浄水場のそばの多分勝智院だろうか。
108ツの煩悩を表すというけれど、人は煩悩に逆らっては難しくなる。
これは、生きている限り、人生につきもののテーマであるのだ。無視しちゃならない。無茶しちゃならない。
私には108会というのがある。古い昔、始めて社会人になった時の同志の同期会なのです。
昨年も暮れになってから、1名減りました。病を得て、明石海峡を見下ろす住まいの病床から天に駈けてゆかれました。
108会のメンバーは、発足時からすると半減いたしました。
鐘の音の余韻のままに、新年を迎えます。

人は、旅を旅します。そして、人はみな 時をも、旅しているのです。
皆さん、今年も良い旅を。ボン ボワイヤーズ。