それは一ヶ月と少し前のこと、寝ボケマナコで朝刊の映画欄を見ると・・・
「およ、映画の日じゃないかぁ~」と、思いつきでミニシアターに直行。
地下鉄の自動改札をダッシュで飛び出して、その日の初演に駆け込んだのは「8月のクリスマス(played by山崎まさよし)」でありました。
同じアジア圏である韓国の映画をリメイクするのも、如何なものか??と、期待半分、疑惑半分と、複雑な気持ちで見に行きましたが、泣きました、えぇ、泣きましたとも!!山崎まさよし主演映画はこれで2作目。前作の「月とキャベツ」は、数年前ビデオで見ましたが、山崎氏の演技がサブかった、上手い、下手を通り越してクサかった!です。テーマ曲の「One more time, One more chance」が流れなければ、「ビデオ代返せ!」の域に達してたかも?(と、言いつつ、ラストで大泣きしましたけど。何か?)
が!今回のこの映画、山崎氏「等身大」でした。
(この映画の場合は、ストーリーは大きな問題ではないので、読んでも問題ないと思いますが、どうしても知りたくない、とおっしゃる方はこの後の1段落は読まれませんよう)
―30代半ばの独身男性、もう恋愛に対しても、仕事に対しても、多くを求めず、淡々と、そして丁寧に毎日を過ごす、そんな人生がこの先ずっと続くかの様に思えたのに・・・
病魔に蝕まれた彼の余命はあと数ヶ月、そんなとき運命の出会いが―
なーんて、ありふれたラブストーリー、人生の折り返し地点まで来た3●歳のオンナに通用するわけもなく、フフンっと鼻を鳴らすのかと思いきや、山崎氏の演技に泣かされました。自分の余命を知りつつ誰にも告げず、それまでと同じ毎日を過ごすうち、迫り来る死への恐怖、苛立ちを抑えられず、酔って警官に掴みかかるシーン、胸が熱くなりました。そして、死を目前に出会った「希望」、ヒロインの由紀子(関めぐみ)への愛情を自覚しながらも、自分の余命を思うと告白することが出来ず、静かに死を受け入れるつもりだったのに、「もっと生きたい、もっと彼女を見ていたい」と願う自分にジレンマを感じる彼が、布団にくるまって嗚咽する数秒間、涙が止まりませんでした。
古ぼけた写真館のオヤジ、ヘルメットをかぶってスクーターに乗り、父親にDVDデッキの操作をやさしく教える中年オトコ、山崎まさよしの格好良くない「カッコよさ」が、今の彼にピッタリでした。
雪国(富山あたりかな?)の静かで懐かしいような町並み、お気に入りの場所から見える景色、雪に覆われる山、屋根、木々、しっとりと目に焼きつきます。
そして、脇を固める俳優陣の豪華さ、妹役の西田尚美、その友人役の戸田菜穂、いいカンジです。もっとも肝心なのは、父親役の井川比佐志!ものすごい存在感です。
もちろん、音楽は山崎まさよしなので、ベリグッです、コミカルなギターフレーズやピアノの音、趣味がいいです。
実はワタシ、元の韓国バージョンは見てなくて、単にまさやんファンとして見に行ってしまったのですが、そんな観客も多かったようで、ラストのエンドロール、山崎氏が歌う「8月のクリスマス」が流れる間、誰一人として席を立ちませんでした。みんな、これが聞きたかったのですね(笑)歌詞が、映画のストーリーそのもので、目に映る映像とのマッチングもよくて、静かな余韻が心に残りました。
DVDの画像がないので、サントラジャケット貼りました↓
「およ、映画の日じゃないかぁ~」と、思いつきでミニシアターに直行。
地下鉄の自動改札をダッシュで飛び出して、その日の初演に駆け込んだのは「8月のクリスマス(played by山崎まさよし)」でありました。
同じアジア圏である韓国の映画をリメイクするのも、如何なものか??と、期待半分、疑惑半分と、複雑な気持ちで見に行きましたが、泣きました、えぇ、泣きましたとも!!山崎まさよし主演映画はこれで2作目。前作の「月とキャベツ」は、数年前ビデオで見ましたが、山崎氏の演技がサブかった、上手い、下手を通り越してクサかった!です。テーマ曲の「One more time, One more chance」が流れなければ、「ビデオ代返せ!」の域に達してたかも?(と、言いつつ、ラストで大泣きしましたけど。何か?)
が!今回のこの映画、山崎氏「等身大」でした。
(この映画の場合は、ストーリーは大きな問題ではないので、読んでも問題ないと思いますが、どうしても知りたくない、とおっしゃる方はこの後の1段落は読まれませんよう)
―30代半ばの独身男性、もう恋愛に対しても、仕事に対しても、多くを求めず、淡々と、そして丁寧に毎日を過ごす、そんな人生がこの先ずっと続くかの様に思えたのに・・・
病魔に蝕まれた彼の余命はあと数ヶ月、そんなとき運命の出会いが―
なーんて、ありふれたラブストーリー、人生の折り返し地点まで来た3●歳のオンナに通用するわけもなく、フフンっと鼻を鳴らすのかと思いきや、山崎氏の演技に泣かされました。自分の余命を知りつつ誰にも告げず、それまでと同じ毎日を過ごすうち、迫り来る死への恐怖、苛立ちを抑えられず、酔って警官に掴みかかるシーン、胸が熱くなりました。そして、死を目前に出会った「希望」、ヒロインの由紀子(関めぐみ)への愛情を自覚しながらも、自分の余命を思うと告白することが出来ず、静かに死を受け入れるつもりだったのに、「もっと生きたい、もっと彼女を見ていたい」と願う自分にジレンマを感じる彼が、布団にくるまって嗚咽する数秒間、涙が止まりませんでした。
古ぼけた写真館のオヤジ、ヘルメットをかぶってスクーターに乗り、父親にDVDデッキの操作をやさしく教える中年オトコ、山崎まさよしの格好良くない「カッコよさ」が、今の彼にピッタリでした。
雪国(富山あたりかな?)の静かで懐かしいような町並み、お気に入りの場所から見える景色、雪に覆われる山、屋根、木々、しっとりと目に焼きつきます。
そして、脇を固める俳優陣の豪華さ、妹役の西田尚美、その友人役の戸田菜穂、いいカンジです。もっとも肝心なのは、父親役の井川比佐志!ものすごい存在感です。
もちろん、音楽は山崎まさよしなので、ベリグッです、コミカルなギターフレーズやピアノの音、趣味がいいです。
実はワタシ、元の韓国バージョンは見てなくて、単にまさやんファンとして見に行ってしまったのですが、そんな観客も多かったようで、ラストのエンドロール、山崎氏が歌う「8月のクリスマス」が流れる間、誰一人として席を立ちませんでした。みんな、これが聞きたかったのですね(笑)歌詞が、映画のストーリーそのもので、目に映る映像とのマッチングもよくて、静かな余韻が心に残りました。
DVDの画像がないので、サントラジャケット貼りました↓
8月のクリスマス オリジナルサウンドトラック | |
山崎まさよし 山崎将義 おすすめ平均 優しく哀しい、暖かく懐かしい 映画公開まで待ちきれません! Amazonで詳しく見る by G-Tools |
私も本田美奈子の♪time to say goodbye♪でうるっときたヤツなんで、
これ以上のツッコミは控えますが。。笑
山崎まさよし、前にテレビドラマで主演してて、そのときはすごい存在感やなぁ、と思いました。
数ヶ月前、とある短編映画集の1エピソードに篠原涼子と夫婦役で出てるのを見たとき、ちょっとひきました。。汗
はまるときとそうでないときの差が激しい人なのかもですねぇ。
「僕らは静かに消えて行く」のCDについてたDVDも、そんなカッコいい役どころで、どーも・・・。
この映画の役が一番ピタッと来ました。
せびさんもレンタル出たら、一度見てみてくださしゃんせ。
こちらでは公開していないのです。
ハンソッキュの『八月のクリスマス』(韓国オリジナルは8ではなくて八なんですよね。)は
shoeにとって韓国モノとの出会いの作品です。
今でこそ色々な俳優達が話題ですが
なんといってもハン・ソッキュの素晴らしさ。
山崎まさよしさんも好きなので
是非みたいです。
sallyさんのを拝見するとホ・ジノカラーも失われていないつくりのようですね。
今はとりあえず山崎さんの曲を聴いて我慢しています。
日本版が「8月」で韓国版が「八月」なんですね、何か不思議。
この映画、若い世代にはウケナイっぽいんです。
トラバ先で、いろんなコメントがありました。
けど、韓国版も淡々としていて、イメージが似てるそうなので、見てみたいと思います。
多分、女優さんは韓国版のほうがいいんじゃないかと思うんです。