鮎毛バリ釣りと金沢サクラマス情報けばりや中山

金澤孔雀鮎毛バリ本舗 「けばりや中山」
加賀伝統工芸研究所 ・鮎毛バリ巻部門

金沢犀川の「全部魚道」堰堤

2010-11-18 14:21:00 | 「魚道」と「河川整備」の問題点と対策案
 
○金沢犀川の「全部魚道」堰堤

全面 右岸から左岸まで魚道 物凄い減水時

魚道としての機能があります。

 階段になっている。

 各階段には、プールが深く作られている。

  プールで遡上する魚の休憩場所がある。

  減水しても水が流れている。

  プールは繋がっているので水温が上がらない。

  川幅全部魚道なので、魚がどこからでも遡上できる

  何故か、土砂で埋まらない。

一番の増水時


右岸から左岸まで魚道、別の堰堤の増水時 


堰堤にもいろいろあります。


○今流行の里山・里海

 国土の80%の中山間地の

 「里川」

 が完全に

 無視されている。

 「里山」⇔「里川」⇔「里海」

 水は、川下に流れる。


昔の川は、

海から魚が、山奥まで遡上した。

国土○省、○県の河川管理者は、

外国崇拝の設計で

「遡上できない河川にしている」

「堤防と魚道を別に考えている」

堤防を全部「魚道」として考えて堤防作る事

をしている河川があることを知らない。

○魚道の段があり各段のプールと平水プールがある

 魚道を数キロごとに配置してある。

 全面魚道なら、土木業者も儲かる。

 魚がどこからでも遡上できる。

○堰堤に魚道、河川研究家泣かせの魚道。

 「堰堤」が全部「魚道」です。

 こんな発想ができる金沢犀川の堤防設計者がいる事を

 忘れてはいませんか。

○山の砂防堰堤もこんな堰堤にして魚が遡上できる設計に

 出来ないものか。

 「全部魚道」になるんだから、魚止めの堰堤はいらない。

 堰堤上流が埋まっても魚が遡上できる角度がいる。

 傾斜を作るのは難しい。

 しかし、

○「全部魚道」の堰堤は、垂直なコンクリート壁を

 並べてあるだけ。

○人工的な滝壺が魚が遡上できる範囲に並んでいる

 構造。

 このプールで魚が釣れるんだ。

○この「全部魚道」のある川には、

 魚や水生昆虫がたくさんいます。

 通年毎日、水性昆虫えび、貝、ちさい魚など

 採ってるおじさんもいます。

 これは、本当です。

 川魚の餌ですから。