鮎毛バリ釣りと金沢サクラマス情報その2

金澤孔雀鮎毛バリ本舗 「けばりや中山」
加賀伝統工芸研究所 ・毛バリ部門

釣れる「鮎毛バリの早見表」

2013-05-11 23:47:00 | 鮎毛バリ別使用法と釣り用語解説
 
釣れる「鮎毛バリの早見表」

石川県「手取川の地バリ」

参照「天狗鈎(てんぐばり)」
  (過去の毛バリ)

手取川がすき水だった頃の仕様
  普段から深い川底の岩と鮎が見えるほど
  澄んでいる清流用

日中も釣れる鮎毛バリもある

全国共通の鮎毛バリから抜粋

全国の釣り具店で販売されています


☆亜種、変形バリにより釣れ具合微妙?に変わります。


☆☆☆携帯用 鮎毛バリ使用表☆☆☆

お客様が作成してくださいました。
印刷して携帯してください。
余白に、地元河川情報追加して仕上げてください。

鮎毛バリ写真↓↓↓確認
http://tightlines.web.fc2.com/AyuKebari/indexNamePict.html
参照
鮎毛鉤展示室(写真と名前)


風雲西洋毛鉤釣師帳
http://tightlines.web.fc2.com/


sun
晴れ日の毛バリ
○晴すき水
 日中
  浅場
     あけぼの
     新魁(しんさきがけ)
     銀河1号(ぎんが1ごう)
     銀河2号(ぎんが2ごう)
     山鳥元黄(やまどりもとき)
 日中
  深場
     赤熊(あかくま)
     新魁元黄(しんさきがけもとき)
     ぴりけん(ピリケン)
     国華(こっか)
     永楽(えいらく)
     おろろ
 朝夕
  浅場
     新魁(しんさきがけ)
     八つ橋(やつはし)
     一力(いちりき)
     夕映(ゆうばえ)
     あみだ(阿弥陀)
     掛の矢(かけのや)
 朝夕
  深場
     赤熊(あかくま)
     浮舟(うきぶね・うきふね)
     清水(しみず・しょうず・きよみず)
     青らいおん(あおらいおん)
     赤三光(あかさんこう)
     くず
●晴薄濁り
 日中
  浅場
     暗からす(闇烏)(やみがらす)
     イタリヤ中金(いたりいやちゅうきん)
     銀河(ぎんが)
     南郷元黄(なんごうもとき)
     飛付(とびつき)
 日中
  深場
     するすみ(摺墨)
     くず
     東の川(うのかわ:宇の川)
     南郷元黄(なんごうもとき)
     黒仙石(くろせんごく)
     村雨(むらさめ)

 朝夕
  浅場
     鴨緑江(おうりょくこう)
     千曲川(ちくまがわ)
     荒鷲(あらわし)
     くず元黄(くずもとき)

***************************
cloud
曇りの日の鮎毛バリ

○曇すき水 
 日中
  浅場
     新金鶏(しんきんけい)
     八つ橋(やつはし)
     イタリヤ中金(いたりやちゅうきん)
     永楽(えいらく)
     南郷(なんごう)
 日中
  深場
     新魁元黄(しんさきがけもとき)
     老松(おいまつ)
     茶々丸(ちゃちゃまる)
     雪吉(ゆきよし)
     井上(いのうえ)
 朝夕
  浅場
     金鶏(きんけい)
     青らいおん(あおらいおん)
     二日月(ふつかづき)
     お染(おそめ)
     布引(ぬのびき)
     茶三光(ちゃさんこう)
 朝夕
  深場
     暗がらす(やみがらす:闇烏)
     赤熊(あかくま)
     黒南郷(くろなんごう)
     茶三光(ちゃさんこう)
     源氏車(げんじぐるま)
●曇薄濁り
 日中
  浅場
     お染(おそめ)
     桃ぼかし(ももぼかし)
     黄金虫(こがねむし)
     笠置(かさおき)
     銀河(ぎんが)
 日中
  深場
     東の川(うのかわ:宇の川)
     南郷(なんごう)
     桃ぼかし(ももぼかし)
     五郎(ごろう)
     おろろ
     青三光(あおさんこう)

 朝夕
  浅場
     暗がらす(闇烏:やみがらす)
     するすみ
     千曲川(ちくまがわ)
     荒鷲(あらわし)
     大天狗(おおてんぐ?)
     赤らいおん(あからいおん)(赤ライオン)

各自必要部分を保存ファイル、
メモで保存しておいて下さい。



☆日中
 日中に釣れる毛バリを捜しています。

◎表の作成者

「村田針」


の「村田歳久」氏から直接指導を受けられた

天狗鈎の毛バリ巻師桶川氏が作成されました。


◎桶川氏亡くなられてから30年です。

「天狗鈎」実物見本、捜索中です。
    ↓
白山市立鶴来博物館で発見。
   

◎考察
?晴れの日と曇り日
 何が違うの。

「鮎毛バリ大図鑑」で調べても
同じ名前で全く違う図柄の毛バリがあります。

全く図柄がわからない毛バリ
 山鳥元黄(やまどりもとき)

川によって鮎の好みが違います。

おおまかな目安としてお使いください。

←鮎毛バリ別使用法と釣り用語解説()fish

をクリックすると

鮎毛バリの情報が

まとめて見られます。


☆毛ばりの使い方は各自メモしてお使いください。

昭和の後半のこれだれの資料は皆無です。

いつ削除するかわかりません。

☆鮎の釣れる場所は、同じ河川でも場所によって

異なります。

☆天候、釣れる時間、水の濁り具合で釣れる目安が

つきます。


お願い

☆メモ帳に自分の行く川の実績を書き加えて独自の

表を作ってください。


☆朝夕の毛バリを揃えておくと、どの河川でも釣れる確率あがります。

参照1

白山市立鶴来博物館蔵

参照2
http://blue.ap.teacup.com/knakayama/775.html
卓越せる新村田鈎の種類と使い方

参照3
http://www.pref.tottori.jp/kouhou/mlmg/topics/669_2.htm
アユ釣り用毛バリの名品「村田針」


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早朝の鮎毛バリの使い方。順番があった清水(しみず)→青ライオンの使い方

2013-05-10 01:24:00 | 鮎毛バリ別使用法と釣り用語解説
 
鮎毛バリ「清水(しみず)」(shimizu)の使い方

夜明け前から太陽が昇る早朝。
 朝一番に使う。

 低水温用。
 太陽が昇って水温が上がると食いが悪くなるので、
 他の毛針に交換する。

交換する毛バリ
 川底見えない透き水
  「清水」


「青らいおん」(aoraion)など



 透き水の時
  「清水」

「茶熊」(cyaguma)など




「清水」を日中使う所
 しょうずが湧いている場所
 水温15~16℃
 見分け方
  水が濁っていても釣れると言われる所
  水温が低い為、川底に青いコケが生えない
  しょうずの湧いている所から下流、川底の石が赤い所。
  鮭が産卵すると言われる所


以下文献参照より

Tさん 朝一番に使う鈎を教えて下さい。

Kさん そうですね。「清水」が通常の時ね。
    増水して濁りがあるという時は、
    「赤熊」(akakuma)が常識だといいます。
    雲っているような日は、「清水」で初めて、
    食いが止まった時は、「茶熊(ちゃぐま)」に
    切り替えるとかね。
    あるいは朝一番、いきなり


    「八ツ橋荒巻金底やつはしあらまききんぞこ)」

    (yatuhashi aramaki kinzoko)
    のようなものね。

Sさん ぼくは、「清水(しみず)」しか持っていないので
    朝は「清水」だけ。
    ただ、玉(先玉金)が付いているか、いないかで
    使い分けます。

Tさん 私は水温とか関係なく、好きだから主巻の違う
    「八ツ橋」を使いますね。
    それで様子見て使い分けています。

Nさん 大体の傾向として、朝は「清水」を使うというのが
    教科書どおりの使い方ですね。
    水温が低くて暗いという時は、一応「清水」系統、
    「熊」系統の鈎が多いとことですね。

Tさん そうですね。
    あとは「黒髪(くろかみ)」(kurokami)


とか
    「黒竜(こくりゅう)」(kokuryuu)ですね。

131頁

参考文献
アユ-生態と釣法(ayu - seitai to cyouhou)
 昭和五十九年六月一日発行
 定 価 8,800円
 発行者 鈴木 勤
 発 行 株式会社 世界文化社
 ISBN4-418-84404-X C2076

鮎毛バリの見本は、左側のサイドメニューの
←(#^^#)リンク集
 [風雲西洋毛鉤釣師帳:鮎毛鉤]
  -[清水【しみず】(赤ツノ)]等

  で選択して確認ください。
 

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