鮎毛バリ釣りと金沢サクラマス情報その2

金澤孔雀鮎毛バリ本舗 「けばりや中山」
加賀伝統工芸研究所 ・毛バリ部門

62年ぶりアユ遡上 小松・軽海用水、魚道整備が奏功、多くの人に川 の環境に関心を持ってもらいたい

2013-06-26 18:35:00 | 「魚道」と「河川整備」の問題点と対策案
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タイトル
62年ぶりアユ遡上 
(石川県)小松(市)・軽海用水、魚道整備が奏功
全ての川に魚がすめるようにし、多くの人に川の環境に関心を持ってもらいたい


北國新聞ホームページ
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20130626105.htm

北國新聞記事
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20130626105.htm
石川のニュース 【6月26日02時30分更新】

62年ぶりアユ遡上 小松・軽海用水、魚道整備が奏功




魚道を使って遡上するアユ=小松市軽海町

 小松市松東地区の住民有志でつくる環境保全団体「おおかわの会」は25日までに、

同 市軽海町の軽海用水堰(えん)堤(てい)に設けた手作りの魚道を通り、

アユが遡上(そ じょう)したことを確認した。

会によると、堰堤より上流へのアユの遡上は62年ぶり。

メンバーは水流に逆らって懸命に上流を目指すアユの姿に目を細めた。

 軽海用水堰堤は用水の取水口。

1951(昭和26)年、下流域の水田を潤すため造成 された。

堰堤上部と下流側の水面は約2メートルの高低差があり、

魚が遡上できなくなっ ていた。

 波佐谷、金野、西尾校下の有志でつくる「おおかわの会」は

堰堤上流の梯川支流である

郷谷川の再生を目指しており、

地元の竹や杉を使って魚道を整備した。

国土交通省金沢河 川国道事務所の許可を得て

(2013年?)

5月10日に設置した。

 魚道は取り外し可能な階段方式で幅約60センチ。


会員が毎日交代で川の様子や魚道が


壊れていないかなどをチェックし、

アユの遡上を確認した。

遡上は先月中旬から今月中旬 まで続いた。

 同会では10月のサケの産卵時期にも魚道を設置する予定。

長田孝志同会魚道部会リー ダー(69)

=小松市長谷町=は「市内の全ての川に魚がすめるようにし、

多くの人に川 の環境に関心を持ってもらいたい」と話した。



写真クリツク↓拡大


国土交通省金沢河川国道事務所
の許可を得て5月10日に設置した

○堰堤上部と下流側の水面は約2メートルの高低差

○地元の竹や杉を使って魚道を整備した

○魚道は取り外し可能な階段方式で幅約60センチ


参照

北國新聞2013年6月26日朝刊19面
北國新聞2013年6月26日ホームページ
(石川県)


考察

流石の小松住民団体

日本で最初、国土交通省に民間で魚道許可もらえた

国立大学の研究でも1級河川で研究用の魚道設置許可もらえた文献と論文見たことない

インターネットで関東の国立大学の研究室が任意魚道の設置研究、

問い合わせてみたら、合成写真だった。

国土交通省に魚道設置実験申し込みできるはずがない。

担当教授から言われた。


国立大学の教授ができなかった事を小松の民間団体の方が現実に、


実行されるのはすごい。






県管轄の河川で期間限定魚道が作られると、1960年以前の里川が全国に戻ってくる。


中山間地の里川が元気になる。

「日本うなぎ」も遡上できるようになる。

日本うなぎの蒲焼食えるぞ

☆今の魚道でうなぎは絶対遡上できない。

日本うなぎは、絶滅危惧種になったんじゃない。

絶滅危惧種にしたんだ。

うなぎの餌は、鮎。

鮎が遡上できない上流にうなぎは遡上できない。

うなぎの魚道は、鮎よりゆるい傾斜じゃないと遡上できない。

金沢犀川の魚道外観

魚道全体

水あり



水なし


鮎は魚道の上のブロックを飛び越える


うなぎの魚道は、魚道ブロックの底、ちっちゃい穴を通る


☆金沢犀川は、今でもうなぎ魚道があるので、

天然うなぎ漁しておられます。


うなぎ魚道の穴を開けられない魚道は、全国にいっぱいあります。

魚道は、国土交通省、県庁、市町村管轄

川によって魚道管轄が異なります。

写真の犀川は県庁管轄で、犀川大橋下魚道は金沢市管轄

「魚道のうなぎ穴を塞いでいる石で水が流れていない時に

石をとりのぞけるのは、金沢市だけ。県庁が川の水を停めても、魚道の掃除は金沢市。

県庁下請けの川掃除会社の職員は、魚道の石ころ一つとりのぞけない」

ましてや、立ち入り禁止の魚道に入れない民間人」

行政区分がはっきりしてます。






1961年(昭和36年)
石川県で鮎が釣れた河川と場所
参照
北國新聞1961年(昭和36年)6月16日(金曜日)10面



○能登
河川       釣れた場所
森下川(森本)市ノ瀬、北方、古屋谷、成瀬
大海川(津幡)八野大橋、アシタン淵、箕淵
熊淵川(七尾)下流
河原田川(輪島)熊野町
鳳至川     下黒川町、長井町
山田川     鵜川地区、谷屋堰堤、小垣うね山下
鵜飼川(珠洲)青木淵
町野川(輪島)町野町、長尾町☆鮎が大きい
八ヶ川(門前)鹿磯橋
仁岸川    紅葉橋、滝町橋
富来川(富来)和田
熊木川(中島)富前山水門、加茂原橋
小又川(穴水)白山ガード
山王川(穴水)穴水高校下


○加賀
大聖寺川(加賀山中)仲代町ヤエダ、大堤宮、六十間
手取川(能美、白山)湊、粟生、山床、天狗橋、和佐谷

考察
能登の河川で大きな鮎が釣れていた。

小河川は、水温が高いので天然遡上鮎がお盆過ぎに巨大化する。

小河川は、にごりがとれるの早い。

能登は、特別高い山がない。

能登河川の魚道整備したら、鮎、サクラマスが再び釣れるかもしれない。

サクラマスは、能登の定置網でたくさん現在でも獲れています。

能登に「里川が戻ってくるかもしれない」

能登河川の管轄は、どこ?

現在、能登の鮎情報はまったくわからない。

コメント (1)
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