12/21「黒いリボン」
今日久しぶりに広瀬隆さんの講演会がupされていたのでじっと見てしまった。
久しぶりの広瀬さんの講演会の内容は主にIAEAの歴史から始まり、東京、神奈川の汚染状況に迄及んだ。
汚染は私が考えていた以上にあって、涙も出なかった。
考えてみれば、東京の汚染は今に始まった訳ではなく、広島長崎の汚染や米の核実験の汚染もある。
過去の汚染は当局には今回の被曝量隠しに都合良く使われており、
私達にとっては正確な測定や反論材料に使えないというもどかしさもある。
ところで、「原子力」と「核」は英訳すると同じ単語になる。
その事に気がついたのも今回の事故が初めてであった。
そんな使い分けをしているのも実は日本だけであって、この点でも日本は世界水準にはなっていない事が解る。
よく、日本が誇る世界の00と言う言葉があるが、
今回はきっと「日本が誇る世界の核汚染」
とでも名付けようか。
そんなコメントを出したら
即、
「風評被害だ」と決めつけられ、
たちまちバッシングを受ける。それなら
、事実をオブラトウに包んで綺麗に見せれば言い訳で
ピンクのリボンを結んでお歳暮にアメリカに送っても良いか?
と考えてしまう。
汚染の範囲を今、調査しないと
(もう既に遅いが)
とんでもないことになる。
ピンクのリボンが
黒くなる前に私達は調査をしなければならないと思う。