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PRESSな時間

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PRESSな時間

2012-12-11 19:56:36 | 社会

12/11「豊洲と福島」
今日、ある都知事候補が築地市場移転問題に関しての関係者との懇談をした。
〈IWJ〉
一見すると都民ではない私には無関係の話なのであるが、
配信を見ているとそうではないと感じた。
それは市場関係者が漏らした
「福島と〈市場移転先の〉豊洲は同じ構造なのです」
と言う言葉だった。
関係者の話によると市場移転先の豊洲と言う所は地盤がかなり化学物質で汚染されており、
なおかつ液状化していると言う。
この事は講談社の「現代ビジネス」というWebでも見た事があり、
私も知っている事であった。
福島原発の問題とこの問題がどのようにリンクするのだろうか考えてみた。
第一
にリンクすることは両者とも建設段階で利権が絡んでいると言う事だ。
福島も豊洲も土地の買収に絡んで利権が絡んでいる。
第二に
両者とも
「汚染と除染」がキーワードになっている事だ。
豊洲の汚染は7種類しか調査されていないが国際基準では20種類もの調査対象があると言う。
そして最大のキーワードは「隠蔽」である。
豊洲の汚染は調査を黒塗りで発表していると言う事だし、
福島の詳細な汚染地図は相変わらず解らないままだ。
これでは国民として納得がいかない。
付け加えて言うなら
、小泉構造改革によって流通の改革と豊洲移転が市場の上層部のみで決定され
さらには
仲卸と呼ばれる人々を市場から追い出すと言う事をもくろんでいるという事で
「物事の全てが上層部の決定」
と言う点においても両者の問題点は一致している。
最後に
関係者の中から、
「この問題〈豊洲移転問題は〉食の安全保障の問題」
と言う意見が出たが、
福島では
「エネルギーの安全保障」が焦点化された。
庶民目線の安全保障がいかに大切か。
この2つの問題は切り離せない事を教えてくれた気がする。