12/13「子孫が考える事」
今日の東京新聞に「核廃棄物は争点にならない?」と言う様な記事があった。
言うまでもなく今度の選挙の争点を書いたもので、
核廃棄物の問題が選挙の争点になっていないのではないかと言うものだ。
私は自由報道協会記者会見の中で未来の党副代表の飯田哲也氏にこの質問をした。
今日の新聞紙上では飯田氏と同じ考えが京都大学原子炉実験所助教小出裕章氏の感想として載っていた。
飯田氏も小出氏も方策として
「ドライキャスクに保管の上、東京他に保管する」
と言うものだった。
しかし、小出氏はその答えの他に
「そうは言っても東京に運ぶ事が困難だ」
と言う考えとコメントしている。
このような事だと確かに一概に答えを出すと言う事自身が問題なのかもしれない。
その他今日一日この問題に関して色々なコメントをネットなどで検索してみたが,
どの答えもほぼ同じと言うことになり、
この問題が本当にに厄介であると言う事を改めて感じさせられた。
私たち人間は生活をしている限りゴミを出し続ける。
出したコミはそのほとんどを焼却処分にしている。
以前私は野菜の残りを土に混ぜ、なるべく焼却処分に出さなかった。
しかし、夏になるとやはり悪臭(確かに悪臭だが植物の分解過程の一つである)があるので途中で辞めてしまった。
最近は放射性物質の問題もあり、
野菜の皮を剥くので以前よりゴミが出る。
原発事故さえ無かったら何とか土に還す事が出来たのにと思うと情けない。
現在大飯原発は稼働しているので核廃棄物は増え続けている。
いわゆる原子力村の人々は核廃棄物をどのように考えているのだろうか。
もっと真剣に私達も私達なりに考えて行かなければならない時なのである。