PRESSな時間

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2013-01-31 20:35:42 | 社会

〈写真:前安全委委員会委員後藤政志さんと井野さん@政府交渉〉
1/31「山本太郎さんの事」
今日文化放送「吉田照美のソコダイジナコト」に
政党「いまは一人」の「山本太郎」さんが登場した。
吉田照美さんは開口一番「広瀬隆」さんが「自由報道協会賞」を取られた時に
「山本太郎さんに賞金の半分を差し上げた」という話をした。
〈吉田照美さんは自由報道協会の司会者でした〉

山本さんは相変わらずしっかりとした口調で語られていたが、
話の中で
「反ヒバク」
と言っていた。
何故このような事を取り上げるかと言うと、
「反ヒバク」
と言う語句は放送は勿論、
新聞でも
「使ってはいけない言葉」
なのである。
理由は判らない。
でも、察するに、
広島長崎のイメージを想像させ、ヒバクされた方々の人権に配慮しての事らしい。
しかし、
現実的には国民一人一人が被ばくしているのだし、
東電は被ばくの加害者なのである。
その定義にもやもやした気持ちを抱くのは私だけだろうか。
しかし、このもやもやとした気持ちを山本さんは一喝してしまうほどハキハキとした口調で
照美さんの質問に答えている。

先の総選挙で7万票もの得票を2週間前後の運動で得票し
、破れながらもさわやかさにおいてはピカ一だった
山本さんの更なる期待を感じたひと時であった。





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2013-01-30 21:59:09 | 社会

1/30「9条と言う看板」
」今日1月30日はドイツの政権がヒットラーに移譲された日なのだそうだ。
あるブログでその事が書いてあった。
ヒトラー以前のドイツは第1次世界大戦で大敗し
、多額の賠償金に苦慮していた。
そのため、大恐慌が押し寄せ、国家として存亡の危機にあった。
その中で一旦は失脚したヒトラーであったがドイツ国民の不安を背景と青年を取り込んだ思想が加速度的に国内に蔓延し
、ついには政権を取ると言う事態になったのである。
〈哲学的な思慮のない〉彼の思想は瞬く間に国民を巻き込み、
やがて、右傾化した日本をも巻き込むという事態にまでに至った。

 翻って,
今日の日本を俯瞰すると一応建前として
「憲法9条」があり、自国での戦闘行為は禁止されているし、
交戦権と言って、例え他国が侵入して来ても闘ってはいけないと言う決まりになっている
。しかし、現在の日本の経済状況や、近隣諸国からの領空、領海侵犯が頻繁に行われている実態を見ると、

かつてのドイツの立場と似た様な現状がある。

 そんな事を考えると「9条」の持つ意味は大きいと感じるのは私だけであろうか。
それに引き換え、
現政権を支える政党は結党以来憲法の「改正」と党是とし、裏では米国の言いなりなっている。
 つまり、その政党は表では「9条」を看板にして、
裏では「改憲」を粛々と進めていると言う二枚舌を駆使して来たとも言える。
更には「国会」と言う大きな家の柱を誰にも築かれないまま1つ1つ抜き去っていった張本人なのである。
その張本人たる政党は「憲法草案」と言う新しい柱を立て、今度は正々堂々と「9条」の看板を外そうとしている。
 それも、民主党の失敗を利用してである。。。
私はこの歴史を踏まえない大手マスコミに大変大きな失望と怒りを感じている
。なぜ、マスコミはこの歴史を踏まえないのだ?
聞いて見たいと思う。

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2013-01-29 14:47:11 | 社会

1/29「下地先生の決意」
今日神奈川メーリングリストと言うサイトに阪南大学准教授の下地正樹先生の「メッセージ」が届いた。
「学生の皆様へ」
と題されたこの文の内容としては
先生が逮捕された経緯、逮捕の不当性。
学生に宛てたメッセージなどが書いてある。
先生は
「私はただ、ガレキ焼却問題と言う市民運動をやったに過ぎない」
と書いている
。確かにガレキ焼却問題は市民運動の一環である。
その抗議運動に対して
なぜ、
「逮捕」
と言う非常手段を取らなければならなかったのかと言う
疑問が早速浮かぶ。
更には所謂
「転び公暴
」というかなりクラシックな手段で何人かの逮捕者を出した
警察、公安の正当性への疑問もある。
そして、
現職の大学准教授を逮捕し、
更に
何故、学校側には逮捕を事前に通知したのかと言う疑問も残る。
この事をきちんと事後検証しておかないと、
今後原発関係の逮捕に歯止めがかからなくなるのではないか、
また、
この弾圧が東京のデモや集会に適用されるのではないかと言う心配がある。
今現在、
私達には
「言論、集会の自由」
が憲法で保障されている。
しかし、今夏以降
、情勢の変化によっては
この大切な自由も憲法から削除される。
勿論金曜の抗議デモ、経産省前テントなども同様であろう。
私達はこの権利を
「天から与えられたもの」
と憲法でも書いてあるし、
そう信じている。
その大切なものがある一部の政治家に依って破壊されようとしている。
これこそ、
「天につばを吐く」
行為なのではないかと思う。


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2013-01-28 21:04:35 | 社会


1/28「邦人保護」

先日来、アルジェリアの問題が多方面に渡って言われている。
この問題を国内問題と捉えた場合、「邦人保護」と言う事を自民党の所謂「タカ派」と呼ばれる人々が大きくしようとしている。

 しかし,過去の歴史を遡ってみて見るとこの
「邦人保護」
と言われている言葉を公言した時、
その先に何があるかと言うと「戦争」と言う言葉しか出てこないのである。

 つまりこの言葉は「戦争介入」と言う言葉の裏返しでしかないと思うのである。
確かにその土地が軍事的な状態になった時、日本人を救出出来る手段の一つとして、
かつて小泉首相がテロに拘束された日本人について「自己責任」と行った事がある様に、
 ある程度の企業側の努力が必要だと思う。
更には「普段の外交努力」も必要だ。

 しかし,今回の場合、政府の要職にある人物が簡単に
「では、集団的自衛権の拡大」や
「武器の海外輸出を容易にする」などと、
発言してしまうのは全く遺憾であると思う。

 更には一部マスコミがその発言に乗じて煽る様な記事を書いていると言う事実をかき立てると言う
 事実もある。
 日本政府はもっと冷静に物事を判断出来ないのか、
それとも、何か裏の事情でもあるのか。

 その事は政府自身も考えないし、
マスコミも知ろうとはしない。
そして、こんな事があるとマスコミは政府の御用機関なのかと疑ってしまう。

 そして「邦人保護」と言う言葉が
(もう既にそうなのかもしれないが)

一人歩きをしてしまうのではないかと心配なのである。

本来なら、国民一人一人が現場に行って確かめるのが良いのだが、
無論そんな事は出来ない。
「だからこそ」のマスコミであり、
政府なのである。

「邦人保護」と言う言葉が
一人歩きをする前に

「事実」
を確かめられるメディアが欲しいと切に祈る。

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2013-01-27 21:04:20 | 社会

1/27「沖縄の母」

今日東京では「オスプレイ」に反対する県民集会が行われた。

市民集会にはつきものの言葉
「各メディアの皆さんはこの事を伝えて下さい」
と言う言葉は私に取って、茨の胸飾りの言葉を聞いて、
尚、「明日は我が身」と言う現実を突きつけられた思いがある。

 さて、昔の歌謡曲に「花街の母」と「岸壁の母」と言う歌がある。
古い順番から言うと「「岸壁、、」の方が古くこれは浪曲仕立てになっている。
「花街、、」は純然たる歌謡曲で「年の離れた妹と、作り笑顔で答える私」と言うセリフが印象的だ。

 
この両者ともに聞えて来るのは「ガマン強い母」だと思う。
一方の母は息子の帰還船が港(この場合は新潟港だったと思う。)につく度に息子の姿を追っている。
「もしかしたら載っているかもしれない」と下船した帰還兵に息子の名を問うて見る。
この思いが
「もしやもしやに、、」
と言う言葉に凝縮されているのではないか。

 他方の母は最後のセリフに
「,,暮らしが欲しい」
と言う願望で終わっている。
それまでじっと堪えている母は「芸妓」と言う「表向き独身者」だ。
心の中では「母」と呼んででほしい。でも出来ないジレンマの行き着く先がこのセリフに生きていると思う。

 では「沖縄の母」と言う題では何を決めセリフとしようか。
さしずめ
「命どぅ宝」とでもして見たいと思う。

 生命の源である「海」を戴き、大地を耕している。
母。
その大地と海に「オスプレイ」なる怪物が容赦なく飛び回る。
その思いは涙なくしては言い尽くせないと思う。
そして、いつか、「沖縄の母」の頭上にも容赦なくオスプレイが飛び回るのである。