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福祉施設やイベントで活動する ” ボランティア グループ ”
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花壇造り(4)〜土入れ・苗植え・全体の整備

2020-01-15 | さいわい匠
花壇にを入れる日がとうとうやってきました。
私たちは、一部分に花の苗植えるお手伝いもさせて頂くことになりました

土入れ・苗植え・全体の整備

【 土と苗の 購入&運搬 】
まずは資材店へ、土と苗などを購入に行きました。

・軽石(大粒) 12袋
・軽石(中粒) 11袋
・腐葉土 6袋
・野菜の土 20袋
・玉ねぎの苗 50本

みんなで運んで、インターロッキングの上に並べていきました


【 土入れ 】
Nさんが、作成してくださっった『花壇の土容量図』です。

4タイプのそれぞれの花壇に入れる、軽石や腐葉土や土などの割合順番が分かりやすく描かれています。


まず、花壇を利用される施設の方からの声で、花壇A花壇Bの位置を交換しました
さらに、土を平らにして、花壇を安定させる作業を行いました。


そして、土入れが開始されました。
みんなで手分けして『花壇の土容量図』を見ながら、行っていきました

最初に入れるのは軽石です。ほぼ全体の3分の1の量軽石を入れました。
水はけがいいように、下に大粒を置き、その上に中粒を置きました

軽石の上には、薄く有機石灰をまきました。野菜の花壇は、底の土を耕した部分に、有機石灰をまきました。

そして、腐葉土を、ほぼ3対1の割合で入れていきました。
木枠にどんどん土が入り、花を植える準備が整っていきました


【 全体の整備 】

外の道路に面したフェンス沿いに、砂止めのために、ブロックを置くことになりました。
そのために急遽、資材店からブロック13個を購入して運び入れました。

先ずNさんとMさんは、ブロックをしっかり固定して置くために、土を耕し溝を作られました。
それからブロックの高さ並びを揃えながら、一つ一つ安定させながら置かれていました

敷地内の花壇の周囲を整備したりするだけではなく、花壇に面した道路なども整備しました。


【 苗を植える&種をまく 】

今日、購入してきたばかりの花の苗を植えました
また、フェンス沿いに置いたブロックに沿って菜の花の種をまきました。

野菜の花壇には玉ねぎの苗を植えました。



完 成

NさんMさんのお陰で、施設の隅の空き地が花壇になりました

構想から設計、そして材料の選定や資材の購入&運搬、そして製作・・・・
どの場面を思い出しても誠心誠意に向かわれていく、NさんMさん姿が浮かんできます。

Nさん Mさん ありがとうございました
それから、ほとんどの作業を一緒に行ってくれたさいわいの仲間達にも、心から感謝です。

施設の方も含め、関わってくださった皆さま、本当にありがとうございました

花壇では今(2020年1月初旬)、施設の利用者さんが植えられたが元気に成長しているそうです
フェンスのブロック沿いに植えた菜の花からは、こんなに元気な青い葉が芽吹いているそうです

また、施設の用務員さんが、花への水やりが楽になるようにと、長いホースを繋いでくださったそうです



これから先のこの花壇には、私たちさいわいは、ボランティアとして関わらせて頂く予定はありません。
でもこうして、誰かの喜びに繋がるかもしれない〜という場所に、関わらせて頂けただけで感謝です。

さいわいの仲間達は、この花壇に植えられていく野菜が、すくすく元気に育っていけばいいな〜
それが、施設の利用者さん達元気幸せに繋がっていけばいいな〜と、心から願っています





花壇造り(1) 〜下見・設計・見積もり
花壇造り(2) 〜通路(インターロッキング)造り
花壇造り(3) 〜花壇(木枠)造り
花壇造り(4) 〜土入れ・花植え・全体の整備






花壇作り(3)〜花壇(木枠)造り

2020-01-15 | さいわい匠
いよいよ花を植える、4タイプの木枠の花壇造りに取り掛かることになりました。

花 壇 (木枠) 造り

【 資 材 購入&運搬 】
作業の前日に、NさんとMさんは資材店へ行かれて、材料をすべて購入してくださっていました。

木材 (38mm×140mm×3650mm) 15本
木材 (60mm× 60mm ×3000mm)   3本
・防腐塗料  1
・防水シート 1
・透明テープ  1
・刷毛 2
・ビス 156本

木材は、『木材のカット寸法割付』の通りに、資材店でカットを済ませておられました。


昨日から車に積み込み運ぶだけにされていた材料が、現場に到着しました。
運び込まれた材料を、花壇横の駐車場に下ろしました。

木材は、その用途ごとにまとめられ、表示が付けてありました

その表示を見ながら、木材を花壇ごとにまとめて、ブルーシートの上に並べていきました。


【 木 枠 造り 】

この日は、インターロッキングの未完成の部分を仕上げる作業も並行して行いました。
インターロッキングに関わる人、木枠作りに関わる人と、みんなが手際よく作業を進めていきました。

まずは、ビス用の穴を開けていきました。
Nさんは、正確に穴が開けられるような道具を作って来られていました。

そしてみんなで一本一本の木材をビスで繋ぎ合わせながら、木枠を造っていきました

木材は、防腐処理が施されたものを使用しましたが、カットしたので、処理のない切り口ができていました。
その切り口部分の一つ一つにも、防腐剤を塗る作業を行いました


出来上がった木枠を組み立てて、そして配置していきました

みんなで楽しみながら、色々な配置を考えてみました

土を入れる前ならば移動可能なので、最終的には、利用される方に配置は決めて頂こうということで終わりました。
最後に、木枠を土の湿気から守ために内側に防水シートも貼りました。


真っ直ぐ通ったインターロッキング
その横に並んでいる、木肌が美しい花壇

心から美しい景観だなと感じました




花壇造り(1) 〜下見・設計・見積もり
花壇造り(2) 〜通路(インターロッキング)造り
花壇造り(3) 〜花壇(木枠)造り
花壇造り(4) 〜土入れ・花植え・全体の整備







花壇造り(2)〜通路造り

2020-01-15 | さいわい匠
9月も下旬を迎えた頃に、いよいよ花壇造りが始まりました。

1月末頃に下見をして、材料を検討したり、設計図や見積もりを手直ししている間に暑い季節となりました。
すべてが屋外での作業となるので、暑い夏が過ぎるのを待とうということになりました。

まだまだ日中は暑さ対策が必要な時期でしたが、春咲きの花を植えるに間に合わせようと取り掛かってくださいました。
作業は、通路造りから始まりました。


通路 (インターロッキング) 造り

【 資 材 購入&運搬 】
まずは、インターロッキングの材料を、資材店で購入しました。

ブロック(300×300) 104枚
ブロック(200×100)   89枚
・路盤材 20袋
・砂  20袋
・セメント  5袋
・ブルーシート  2枚

1トン トラックを資材店で借りて、2往復して運び終えました。

全員による流れ作業で、荷台から下ろし&運びを繰り返して、材料全てを花壇となる場所に積み上げました。
そして、風雨を避けるためと、盗難防止としてブルーシートで覆って、この日の作業を終了しました



【 地面整備 (前作業)

インターロッキングのブロックを敷いて並べた時に、実際に踏む路面がなだらかであることが大切です。
そのために、でこぼこした地表面を“転圧機”でならす必要がありました。

作業に先立って、この“転圧機”とブロックを切る“グラインダー”を資材店から借りて来ました。

まず、花壇となる敷地内の掃除と、“転圧機”を使って地面をならす作業を続けました。

また、花壇の入口付近の通路にかかっていた植栽を一部剪定しました。

次に、ブロックを敷くために必要な路面材を撒き、再度“転圧機”で表面を平らにしていきました

振動する“転圧機”を、思うように動かすには、コツが必要でした。
また、上手に操作できるようになっても、その振動が同じように全身を振動し続けていきました

“転圧機”の作業を、ほとんど引き受けてくださったのはMさんでした。
そのお陰で、やっとブロックを敷く地面に整備することができました


【 ブロックを敷く(1) 】

まず、セメントを混ぜたものを作りました。ブロックを繋ぎ合わせる材料です。

利用者さんが通りやすい平らな通路となるように、細かい部分にも十分に配慮しながら・・・
ブロックを敷いて・・・セメントを塗って・・・の作業が続きました。

角の部分に敷くブロックは、正確に“グラインダー”でカットされていました

大きいブロックを敷いた横の部分には、セメントを塗り、小さいブロックを並べていきました。

砂を混ぜたセメントを使い、一枚一枚、ブロックを敷いていく作業は、とても時間が掛かるものでした
さらに、敷いたブロックの上からは、砂を撒いて、ブロックの目地(隙間)を埋めていきました。

この日は、ブロックの脇を固める作業を残して終了することになりました。

すでに時刻は午後5時を回っていました。


この日は、とても残暑が厳しい一日でした
みんなが自分の身体にこもっていくを感じていて、お互いを気遣いながら作業を進めました。

お疲れ様でした


【 ブロックを敷く(2) 】

花壇の木枠を造る日に、残した作業を行いました。
また、ブロックを繋いでいくセメント作りから開始です。

先日、初めてインターロッキングに取り掛かった時には、大変に感じた作業も手際良く進めることができました


NさんにとってもMさんにとっても、初めてのインターロッキング造りが終了しました。

インターロッキングが出来上がって感じるのは『よくぞ造ると決めてくださった』という感動感謝です。
今は、いくら感謝しても足りないくらいありがたい気持ちでいっぱいです




花壇造り(1) 〜下見・設計・見積もり
花壇造り(2) 〜通路(インターロッキング)造り
花壇造り(3) 〜花壇(木枠)造り
花壇造り(4) 〜土入れ・花植え・全体の整備






さいわい匠ー花壇造り(1)〜下見・設計・見積もり

2020-01-15 | さいわい匠
2018年度にエクセレント東山の花台を作ってくださった、 NさんMさんに、今度は花壇をボランティアで造って頂きました
この花壇は、さいわいのメンバーが関わらせて頂いている老人福祉施設の敷地内にあります。

以前から、利用者さんが、植物や野菜と直接触れ合う機会を増やしたいという声をお聞きしていました。
それで、花台を作り終えられたばかりの、NさんとMさんにお願いしてみました。

すると、利用者さんの楽しみが増えて少しでも元気になって頂けるならとお引き受け頂くことができました


最初に下見のために、施設に足を運んで頂いたは2019年1月のことです。

そして、ちょうど春咲きの花を植える頃の2019年秋完成しました

今回は、花を植える花壇だけではなく、利用者さんが花の近くに行きやすいように通路も造って頂きました。

[ 土を入れて花を植える木枠の花壇 ]
[ 車椅子の利用者さんも花壇の近くに行けるインターロッキングの通路 ]


NさんMさんにとっては、もちろん初めてのことで、お忙しいお仕事の合間をぬって、大変な工程を経て完成して頂きました


いくら感謝しても感謝しきれないくらいの製作の過程を、四回に分けてブログで紹介させて頂きます。
( 今回からブログカテゴリー“さいわい匠”を作りました。)
NさんとMさんの、利用者さんのためにと向けられ続けた真心を、ぜひ心に留めておきたいと思います。

花壇造り(1) 〜下見・設計・見積もり
花壇造り(2) 〜通路(インターロッキング)造り
花壇造り(3) 〜花壇(木枠)造り
花壇造り(4) 〜土入れ・花植え・全体の整備



この花壇造りには、さいわいから、さいは・エイミーが、
また、びわこ学園のボランティアに参加している、さつき・えつこも参加しました



下 見


初めて施設に行かせて頂き、下見をしたのは、が残っている寒い日でした。

今回も、設計を担当してくださる、Nさんの指示のもと、みんなで必要な寸法を測っていきました。
出している手が凍えそうな中で、Nさんは、全体の図面寸法を書き込まれていました。

そしてNさんは、慣れた手つきで、今は何もないその場所に造る、花壇のイメージを絵に描いていかれました。
描きながら構想を語られるNさんの話を聞きながら、みんなが、これから始まる花壇造りに胸を膨らませていくことができました



設計・見積もり・検討


Nさんには、まず、施設の方に検討して頂くために、設計図デザイン画を描いて頂きました。
実際に花壇を利用される方に検討して頂いた後に、だいだいの見積書も作成して頂きました。

そして施設責任者の方々に、時間をかけて何度か検討して頂き、花壇製作の許可を頂くことができました

その過程で、Nさんには、設計図だけでも4回書き直して頂きました

利用者さんのために、4タイプの花壇を造ることになりました。
[ 見て頂きやすい ] [ 花壇の周囲を動きながら触れて頂きやすい ] [野菜を育てて頂きやすい] 等がそれぞれ考慮されています。


【 花 壇 】
初めての花壇造りということで、NさんとMさんは、その材料も検討されていました。
花壇の写真を見られたり、実際に材料を見に行かれて、“木材”“レンガ”ということになりました。

そしてNさんは、施設の方に判断して頂きやすいように、二つの材料の『比較検討表』も作成されました。
費用だけではなく、それぞれを使った場合の、メリット/デメリットも書き出されています。

最終的に防腐処理が施された“木材”を使用することになり、Nさんは、4タイプの花壇の設計図を仕上げられました。

木材のカットは、購入した材料店で行って頂くことになりました。
Nさんは、無駄を出さず正確にカットしてもらうために、全部の木材について『木材のカット寸法割付』の図も作成されました。

その他、防腐塗料黒塗料の量、ビスの必要数、花壇に入れるの量…等々、詳細に書き出されながら、準備を進められました。


【 通路〜インターロッキング 】
最後まで、NさんとMさんが時間をかけて考えられたのが、通路を造ることに関してでした。
これは土木的な作業であり、通常ならば専門の業者に頼むような内容のものでした。

実際に家屋や施設の通路を見て回られたり、材料を調べられたりと、検討を重ねられました。
そして、最終的に、インターロッキング ブロックによる通路を造ると決められました。

屋外における雨風に耐えて、長年に渡って利用者さんの車椅子がスムーズに動けることを考慮してのことです。

一人でも多くの利用者さんに、花壇の近くで花を楽しんで頂くためには、通路は必須のものでした。



花壇造り(1) 〜下見・設計・見積もり
花壇造り(2) 〜通路(インターロッキング)造り
花壇造り(3) 〜花壇(木枠)造り
花壇造り(4) 〜土入れ・花植え・全体の整備