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じゃがブログ ~さいとう小児科~

じゃが院長のつれづれ日誌をメインに、趣味(合唱・囲碁・絵)や道楽(温泉・ラーメン・酒)にまつわるエッセーを掲載。

時計回りの猿とヒト

2005年06月13日 | ◎じゃが日誌
報道によると、東京都心部に4月末からサルが出没し、地域の話題になっているとのこと。

西側の渋谷区から北区へと進み、荒川区などを経て13日早朝は東側台東区の上野公園で目撃された。通報のたびに警察官が出動して捕獲しようとするが素早く姿をくらまし、サルは時計回りに都心を半周した・・・というのがニュースのあらまし。

そうか、猿も時計回りか。(^o^)

なんのことかといいますと、日本人(よそ様はどうか知りません)が、立食パーティーの会場などに入るとき、まず入り口から壁伝いに進んだ場所を占める傾向にあり、それは心理学的に意味があるようなことを、何かの本(記事?)で読んだことがあったため、猿も人も似たようなもんだと感心したわけです。

人のほうの理由は、本来右利きが大多数を占めるため、未知の場所に入ったときは利き腕のほうを空けようとする防御本能が働くんだそうです。全体の流れがそうなると、少数派の左利きもそれに倣って動いてしまうんでしょうか。

「車は左、人は右」と教えられてきましたが、江戸時代までは、人も左側通行(すれ違うときは左によける)だったそうです。左差しの刀がぶつからないように配慮したのだといいます。

車の運転席は、シフトレバーなどの操作が右手で行いやすいように、本来は左ハンドルだった。車同士のすれ違いの際に車幅感覚が分かりやすいよう、右側通行にしたのも理にかなってます。

となれば、「車は右で、人左」のほうがどうみても普通の感覚なわけですから、世界中が「グローバル・スタンダード」として批准してもおかしくないんですが、どうもそうはいかないらしい。一度身についた習慣は変えにくいんでしょうね。第一、国中の道路交通標識を一夜にして変更するなんて、気が遠くなりそうなくらいタイヘンな気がします。何事も最初が肝心、ということですね。(^o^)
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