フランスの詩人、ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの名言には、いくつも有名なものがありますが、今朝の新聞コラムで見かけた名言には感心しました。
フォンテーヌといえば、
< すべての道はローマに通ず >
がよく知られています。
新聞に載っていたのは、
< 賢い敵は恐ろしくない。本当に怖いのは愚かな味方だ >
というもの。
< 時間は友情を強めるが、恋愛を弱める >
も含蓄がありますね。
< 全世界を知り、己自身を知らない者がある >
もいい。
敢えて論評を避けますが、それぞれに「う~む」と唸らされます。
< 恋愛は恋情によって始まる。したがって、いかに強い友情からも弱い恋情にしか移行できない >
に至っては、「ほぉ~」と感嘆の息が漏れてしまいました。「恋情」という表現にはちょっと馴染みがないのですが、「友情」との対比上、こういう熟語にしたのでしょう。いわゆる「恋心」という意味ですね。言い得て妙です。
名言・箴言のたぐいを片っ端から引用して、それだけで演説(ないしは、訓話)を終えてしまう人がいます。演説だけでなく、エッセーと称して借用文で終始してしまう輩もいるようです。
それらの名言・箴言に感銘を受けたのは分かりますが、ただの羅列で終わるのなら、感銘を受けたことで自分自身が納得していればいいのであって、いちいちそれを人前で披露せずともいいんじゃないかと思います。
ですが、ここにこうして私がいくつもフォンテーヌの言葉を引用しているのをご覧になればお分かりのとおり、人は何ごとによらず披露開陳するのが好きなんですね。もうそれだけで目的を達した気分になってしまう。。。
達した気分になったところで、今日のところはオシマイにします。(^^ゞ
< 人は名言・箴言を借用することで、それを自分が発案した言葉と錯覚してしまう >
フォンテーヌといえば、
< すべての道はローマに通ず >
がよく知られています。
新聞に載っていたのは、
< 賢い敵は恐ろしくない。本当に怖いのは愚かな味方だ >
というもの。
< 時間は友情を強めるが、恋愛を弱める >
も含蓄がありますね。
< 全世界を知り、己自身を知らない者がある >
もいい。
敢えて論評を避けますが、それぞれに「う~む」と唸らされます。
< 恋愛は恋情によって始まる。したがって、いかに強い友情からも弱い恋情にしか移行できない >
に至っては、「ほぉ~」と感嘆の息が漏れてしまいました。「恋情」という表現にはちょっと馴染みがないのですが、「友情」との対比上、こういう熟語にしたのでしょう。いわゆる「恋心」という意味ですね。言い得て妙です。
名言・箴言のたぐいを片っ端から引用して、それだけで演説(ないしは、訓話)を終えてしまう人がいます。演説だけでなく、エッセーと称して借用文で終始してしまう輩もいるようです。
それらの名言・箴言に感銘を受けたのは分かりますが、ただの羅列で終わるのなら、感銘を受けたことで自分自身が納得していればいいのであって、いちいちそれを人前で披露せずともいいんじゃないかと思います。
ですが、ここにこうして私がいくつもフォンテーヌの言葉を引用しているのをご覧になればお分かりのとおり、人は何ごとによらず披露開陳するのが好きなんですね。もうそれだけで目的を達した気分になってしまう。。。
達した気分になったところで、今日のところはオシマイにします。(^^ゞ
< 人は名言・箴言を借用することで、それを自分が発案した言葉と錯覚してしまう >
最強は、「私がこんなに見ている(ただ、視界に入っているにすぎないのが現実なんだけど)のだから、私はきっと、この人が好きなんだ!」っていう、脳のバカ。
間違って、恋愛してるらしいですけど?(笑)
河合隼雄著「コンプレックス」という新書を、もうずいぶん長く入れているのですが、いっこうに読み終わる気配がありません。内容が心理学なことに加え、濃いんですね。パラパラと読み進むわけにはいかないのです。
複雑な心のありよう、というのが本来の意味ですが、昨今、「劣等感」一色になってしまった感のある「コンプレックス」。自分自身と照らし合わせて納得することしきり。秋の夜長、こういう本もたまにはいいものですよ。
表紙が、、、かったーーーいっ!
今、手元にあるのは「元素記号 萌え」で検索かけると、トップでヒットする
「元素周期 萌えて覚える化学の基本 」
っていう、PHPから出てる本ですが、
表紙が、いいでしょ。(笑)
中身も、このまんまですが。
買わないので、図書館から借りるようにしたら、柏崎市の図書館からの借用でした。