ここの所、西の都あたりの朝は
一面真っ白の霜が続いています。
しまった
育てていたバナナの木が一夜にしてシモヤケに
皆様の所はいかがでしょうか。
今週の夢たまごは油絵の個展を開催致します。
福島正吉油絵個展
展示期間:12月11日(火)~12月16日(日)
開館時間:10時~17時
福島正吉(しょうきち)氏は、西都市在住です。
絵は趣味とのこと。
でも、3年前と今年、市美展で2回、特選に輝いています
23年ほど前に絵を習い始め、定年を機に初めての個展を開きました。
会場には山の風景、花のある風景などなど
P80~F4号サイズまで46点が展示されています。
西都市東米良のオサレ山の風景。
この秋、西都市美術展で「特選」を受賞した作品です。
山の絵は緑が多いので、
それぞれの色合いの違いを出すのが大変でしょうね。
山間いの家々に、それぞれの暮らしに、
どんなドラマがあるんだろうなぁ…
私は旅の車窓から見るこんな景色にも
いつも、そのような思いを抱きます
絵の中の子どもは
福島氏のお子さんと近所の子どもで、このころ6年生くらい。
夏休み、子ども達は虫取りに夢中。
そんな様子をキャンバスに。
現在の西都原のヒマワリは、背丈が低く
あたりが良く見渡せますが、
当時は背丈も花も大きいものだったそうです。
モデルになってしまった息子さんは
「絶対に人に見せないでよ!」と言っていたとか
この子ども達もすでに30歳過ぎ。
どんな大人になって、どこで暮らしているのでしょうね…
ご覧になった方が「写真を見て描いたんじゃないのがわかる絵だなぁ~」と
つぶやいていましたよ。
小さい頃から海がめを見て育った福島氏。
アムも海がめを見に何回か浜に行ったけど会えなかったと話しますと、
「波を読むことが大事」と教えて下さいました。
海がめは波に乗ってやって来るので、
満ち潮の夜を狙うと会えるのだそうです。
陸に上がって、波が来ない所まで行くので
時間もかかりますね。
観察する時間があるので助かるとのこと
会場の花の絵などは明るいタッチですが、
このような夜の暗い絵にも目を引きつけられます。
朝1番で来られた友人は、
「だんだんと絵が緻密になってきている。
人間的にも垢ぬけてきたように思うよ」と。
絵を描き始めたきっかけは、
広報に載っていた「公民館市民講座生募集」に
ご夫人が申し込んでくれたから
前期は弥勒祐徳先生、後半は後藤静雄先生。
講座終了後はクラブを作り、その後フリーでの制作活動になりますが、
時々は先生方に誘われ、スケッチに行くそうですよ
絵の難しさは、思った色がなかなか出せないところ。
いい所は、無心になれること。観察力がついたこと。
ふだん見過ごしているような物を、意識する癖がついたと。
(となりの、元同僚さんの言うにはね…)
「女の人もよ~く観察できて、
レイセイに見極める目も養われてきたが~!(笑)」。
ワーォいいの?そんな事言って
ところで、子どもって障子をよく破るものですよね。
福島ジュニアも同じで
そこで福島氏は、障子の1マス1マスに
墨絵(スズメやトンボなど)を描いたところ
それから破らなくなったそうです。
きっとステキな絵だったんでしょうねぇ
本日はFM宮崎から「夢たまご」の施設を取材に来られました。
29日放送の予定とのこと。
ありがとうございます。
西都市の文化の発信基地として、
また、美術と音楽の融合を目指して、
この「まちなかギャラリー夢たまご」にかける思いを話す
左の人。
若~くて美しい方達の取材に、我が親分こと館長はというと…
目じりが下がってましたぞぉ
どうぞ夢たまごにお出かけ下さいませ。
そして、「気がついたら、あたりは暗くなっていた」り、
「すっかり体が冷えていた」…
そんな、現場で夢中で描いた素晴らしい作品をご鑑賞下さい。
次回の展示会のお知らせ
展示会名 : 昔なつかしの映画ポスター展
展示期間 : 12月18日(火)~12月23日(日)
※今年の展示会は、これが最後です。
12月24日(月)~1月7日(月)までは休館致します。
一面真っ白の霜が続いています。
しまった
育てていたバナナの木が一夜にしてシモヤケに
皆様の所はいかがでしょうか。
今週の夢たまごは油絵の個展を開催致します。
福島正吉油絵個展
展示期間:12月11日(火)~12月16日(日)
開館時間:10時~17時
福島正吉(しょうきち)氏は、西都市在住です。
絵は趣味とのこと。
でも、3年前と今年、市美展で2回、特選に輝いています
23年ほど前に絵を習い始め、定年を機に初めての個展を開きました。
会場には山の風景、花のある風景などなど
P80~F4号サイズまで46点が展示されています。
「オサレ山」 F50号 2012年7月
西都市東米良のオサレ山の風景。
この秋、西都市美術展で「特選」を受賞した作品です。
山の絵は緑が多いので、
それぞれの色合いの違いを出すのが大変でしょうね。
山間いの家々に、それぞれの暮らしに、
どんなドラマがあるんだろうなぁ…
私は旅の車窓から見るこんな景色にも
いつも、そのような思いを抱きます
「向日葵畑の中で」 P80号 1995年8月
絵の中の子どもは
福島氏のお子さんと近所の子どもで、このころ6年生くらい。
夏休み、子ども達は虫取りに夢中。
そんな様子をキャンバスに。
現在の西都原のヒマワリは、背丈が低く
あたりが良く見渡せますが、
当時は背丈も花も大きいものだったそうです。
モデルになってしまった息子さんは
「絶対に人に見せないでよ!」と言っていたとか
この子ども達もすでに30歳過ぎ。
どんな大人になって、どこで暮らしているのでしょうね…
ご覧になった方が「写真を見て描いたんじゃないのがわかる絵だなぁ~」と
つぶやいていましたよ。
「海がめの来た夜」 F40号 1993年6月
小さい頃から海がめを見て育った福島氏。
アムも海がめを見に何回か浜に行ったけど会えなかったと話しますと、
「波を読むことが大事」と教えて下さいました。
海がめは波に乗ってやって来るので、
満ち潮の夜を狙うと会えるのだそうです。
陸に上がって、波が来ない所まで行くので
時間もかかりますね。
観察する時間があるので助かるとのこと
会場の花の絵などは明るいタッチですが、
このような夜の暗い絵にも目を引きつけられます。
福島正吉氏(左)と元同僚の方
朝1番で来られた友人は、
「だんだんと絵が緻密になってきている。
人間的にも垢ぬけてきたように思うよ」と。
絵を描き始めたきっかけは、
広報に載っていた「公民館市民講座生募集」に
ご夫人が申し込んでくれたから
前期は弥勒祐徳先生、後半は後藤静雄先生。
講座終了後はクラブを作り、その後フリーでの制作活動になりますが、
時々は先生方に誘われ、スケッチに行くそうですよ
絵の難しさは、思った色がなかなか出せないところ。
いい所は、無心になれること。観察力がついたこと。
ふだん見過ごしているような物を、意識する癖がついたと。
(となりの、元同僚さんの言うにはね…)
「女の人もよ~く観察できて、
レイセイに見極める目も養われてきたが~!(笑)」。
ワーォいいの?そんな事言って
ところで、子どもって障子をよく破るものですよね。
福島ジュニアも同じで
そこで福島氏は、障子の1マス1マスに
墨絵(スズメやトンボなど)を描いたところ
それから破らなくなったそうです。
きっとステキな絵だったんでしょうねぇ
本日はFM宮崎から「夢たまご」の施設を取材に来られました。
29日放送の予定とのこと。
ありがとうございます。
西都市の文化の発信基地として、
また、美術と音楽の融合を目指して、
この「まちなかギャラリー夢たまご」にかける思いを話す
左の人。
若~くて美しい方達の取材に、我が親分こと館長はというと…
目じりが下がってましたぞぉ
どうぞ夢たまごにお出かけ下さいませ。
そして、「気がついたら、あたりは暗くなっていた」り、
「すっかり体が冷えていた」…
そんな、現場で夢中で描いた素晴らしい作品をご鑑賞下さい。
次回の展示会のお知らせ
展示会名 : 昔なつかしの映画ポスター展
展示期間 : 12月18日(火)~12月23日(日)
※今年の展示会は、これが最後です。
12月24日(月)~1月7日(月)までは休館致します。
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