
新聞の記事で見て、さっそく行ってみました。
このあと、土にすき込んで肥料にするんだとか。
評判になって駐車場を作り、案内板を立て、一般開放していました。
三々五々と写真に収める人々が…。
さあ、この美しさに負けない作品展示が「夢たまご」で続きます。
今週の展覧会をご案内いたします。
「ひびきあい」3人展
書道・陶芸・写真
~あれから10年~
展示期間:6月19日(火)~7月1日(日)
開館時間:10時~18時



出展者のご挨拶などのご紹介

あれから10年、夫々の道を歩んできました。
私にとっては充実した歳月でした。
今私たちに求められているやさしさ、
絆、ふるさと等をテーマとしてひびきあう作品が
出来ればいいなと思います。

尾川氏と弥勒氏は師弟関係とのこと。
弥勒氏が中学校の教師をしていた時の教え子が尾川氏。
それが今では合作を生み出す間柄にあるそうですよ。
すばらしいですね。
尾川氏は、西都市の書道家・佐藤瑞石氏から書を習い始め
師範の名前「清風」は、その時付けてもらったものだとか。
その他、廣瀬嘉昭氏の写真とのコラボや、
美しいさし絵が描かれた色紙などなど26点が展示してあります。

読み:変ずれば則ち通ず。
意味:変化すれば新しい道が開ける。



「米良荘の人々」 昭和41年~43年
都城での三人展では、私は都城の古い時代の
懐かしいと思われる写真を展示しました。
今回は、そういう写真を持ってきても意味がないと考えて
あらためて写真を焼き直しました。
私は、昭和41年度から3年間、
西米良村の横野小学校に勤務しました。
その時撮っていたものを30点ほど展示することにしました。
そのほとんどは、私の写真集「昭和の残像」の中に収めてあります。
この地では風景写真は省いて、人物のみとしました。

厳しい自然と戦って生きてきた村の人々の仕事の風景が
モノクロの写真に刻まれて、見る者にせまってきます。

仲睦ましい夫婦。長年連れ添ってきた歳月を彷彿とさせます。
モノクロだからこそ感じるものがありますね。



「土から生まれる楽しさ」初心を忘れずに
草木灰の妙に心ひかれ、虹の茶碗作りに夢中になり
作陶への情熱は今も変わらずに
今回又、三人展がやれることに心から感謝致します。

その中で陶芸に惹かれて、その道を極めていくこととなり40数年とのこと。
夢たまごでは、他の仲間と合同展でお馴染み。
様々な作品が33点展示されています。
「生楽陶苑」のホームページで詳細を知ることができますよ。
次の写真は、一度素焼きしたものに、
尾川氏の文字が書いてあります。
「墨」に代わる陶芸用の釉薬のようなものがあるんだそうです。
書いた上から釉薬をかけ、再び焼くと
このような作品が生まれる…
焼き上がり所要時間は、薄いもので15時間位。
右上の厚いもので20時間位だそうです。
窯から出す時はドキドキワクワクでしょうね~。
たとえ失敗作のものでも無駄にはなりません!
他の作品に生まれ変わるのです。
その生まれ変わった作品も、会場にありますよ。
これがまた、とても粋なものになってるんです!

~“健康”それは幸福の母である~

~銀河はるばる 帯にまいて
あの人は嫁入って 行った~



22日には宮崎日日新聞の取材も予定されています。
次の台風の進路が心配ではありますが、
どうぞギャラリー夢たまごに、お出かけ下さい。
お待ちしております。




















次回の展覧会のお知らせ
展覧会名 : 三人の絵展 (青山 功・清野憲一・黒木 究)
展示期間 : 7月3日(火)~7月15日(日) 2週間