また更新が遅くなりました。現在の体調をお知らせします。昨年の9月に胃癌と分かり、転移有りでステージは4。ステージ3までは手術ができますが、私の場合は手術による切除は不可能でした。転移が有るということは、胃から発生した癌細胞は全身に回っており、切除をしても意味が無いのです。主治医からの説明で、印象的だったことがあります。「福田さんの場合でも胃の全摘手術は、やってやれないことはないけれど、手術をすると、食べる事ができなくなり急激に痩せます。痩せると体力がなくなり、抗がん剤の副作用に耐える事ができません。データーが有ります。手術して抗がん剤を行う。手術しないで抗がん剤を行う。その二つのグループで、どちらに効果があったかと言うと、切らないグループの方が効果が上でした。」
それを聞いて、私は安堵しました。血を見る事が苦手の私は、胃を切り取るなら、死んだ方がいいかなと思っていたからです。単純に手術が嫌だったので、その意味ではラッキーでした。色々と調べてみましたが、胃癌の場合はステージが小さくても、胃をとってしまう事が多いのです。
長文になるので箇条書きにします。
1、治療は抗がん剤治療のみという診断で、昨年の11月から治療を開始。治療法は標準治療の、オプチーボ(免疫療法)➕FOLFOX療法(化学療法)。4種類の薬を点滴で投与します。本来は2週に1度の間隔での投与でしたが、私の場合は眠気と怠さの副作用が強く、私が治療を継続する自信がなくなり、途中で投与の間隔を、3週ごとに変更してもらいました。早いもので、先日6月18日には、12回目の抗がん剤投与を受けてきました。現在感じる副作用は、投与後1週間続く眠気と怠さです。数日間は、胃の違和感も感じるし、食欲も少し落ちます。疲れやすい状態が1週間は続きます。
2、5月のCT検査の結果、画像上での癌は消えました。かなり稀なケースだそうです。その確率は3〜4%とのこと。本当にラッキーでした。この事について調べてみましたが、抗がん剤は健康な人ほど効果が有り、副作用が弱いとのこと。高齢で体力の無い人には、抗がん剤治療はできないのです。よって70歳の私が、生き延びるためには健康を保たないといけないのです。筋力、体力をつけ健康を保つ。現状維持ではダメで、現状より上の体力を付けていく必要が有ります。私の抗がん剤治療は、私が拒否しない限り続きます。今の薬が効かなくなった場合(胃の中の癌細胞の増殖、他の臓器への転移)は、他の薬に変更となりますが、今、使っている薬が一番効果のある薬なので、今以上の効果が望めなくなるかもしれません。でもその心配は転移が起きた時の事なので、深く考えないようにしています。私の目標は「胃癌ステージ4の5年後生存率5%の中に入る!」です。奇跡を起こしたい。猫のために。
3、自分の体調をコントロールできるよう、いろんな事を試していました。
それは副作用のある時期が眠くても、起きている時間を長くするとか、怠くても普通に動いてみるとかで、食欲なくても、頑張って食べることも試しましたが、結論は「無理しないで動く」です。目の疲れる時にはパソコン、スマホを極力使わない。猫の世話は、一日かけてダラダラ行う。疲れたら横になる。横になる時間が長いと、筋力は落ちます。投与後4日目の朝が、一番辛いです。でも5日を過ぎると、薬が切れるのか身体が動くようになってきます。そして今日は、投与後1週間。文章が書けました。明日からは、筋力復活のために動き始めます。ウォーキングとストレッチを繰り返す。それで問題なければ、来週は水泳。近所に市営のプールがあったので、もう数回行きました。高齢者は1時間200円。安いですね。水泳は昔やっていたので、得意です。でも泳がないで水中ウォーキングのみ。「無理はしないで動く」です。免疫力が落ちていると、何かの病気に感染するからです。健康第一の生活を送っています。そうやって3週間はすぐに過ぎ、また抗がん剤投与の日が来ます。体力は今のところは現状維持で、以前の元気な時の自分には戻れていませんが、焦らず頑張ります。私の癌の原因は、遺伝によるものである可能性が高いとの検査結果が出ました。もう一つの検査を受けることで、より正確な診断が出るとのことで、次回受ける事にしております。遺伝子で多くの事が分かります。本当に医学の進歩を感じております。
この記事を書くのに3日掛かりました。能力も落ちていますが、書きたいことは山ほど有るので頑張ります!
シェルター運営を支えてくださるサポーターをお願いしております。
現在では90名のサポーター、マンスリー227、000円が確定。
支払い手数料8%が引かれた金額を、毎月25日に受け取っております。
3月分(4月25日受取)は190、608円です。
シェルター運営費用の目標金額は30万円(家賃を含む)です。
フードやトイレ砂などの消耗品費は物価高騰により1、5倍となっています。一人でも多くの方からのご支援を賜りたくお願いをいたします。