三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
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伝染性腹膜炎で看取った猫のこと 2

2022-05-24 12:39:34 | 保護ねこを看取るとき
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目標金額はマンスリー30万円です。まだまだ多くの方のご支援を必要としております。
どうかサポーターになっていただきたくお願いいたします。
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前回の記事は自分のために書きました。
若い猫、それも1歳に満たない猫の看取りは、かなり久しぶりだったので情報が欲しかった。
自分で自分のブログから情報を探し、色々思い出しました。
看取る方法に間違いはないか。経験を思い出し、間違いはないと確信したかった。
看取る方法は一つ。入院させるかさせないか。癌であれば手術するかしないか。
それを決めるのは飼い主。きちんと決断していないと、あーすれば良かった、
こうすればどうなっていたか。死んだ後の後悔は延々と続く。

若い猫の死は、ただただ悲しい。無力な自分も悲しい。
自分の年齢を考え、子猫を飼ってはいけないと呪文のように唱えていましたが、
昨年の夏、訳あってあって5匹を保護。もちろん里親募集をするつもりでしたが、
人慣れさせることができませんでした。多忙な人間は、子猫の飼育をしてはいけない。
日々、多頭飼育に追われる私には、十分に抱っこする時間、遊んであげる時間がなかった。
保護時は、何度か獣医に通いましたが、なんとか育ちました。



家庭内ノラ子猫となった4匹(1匹は保護直後すぐに譲渡)は、昨年の11月末に不妊手術を完了。
これで一安心。気長に人慣れさせて、ゆっくり里親さんを探そうと思っていた矢先に
2匹の様子がおかしくなったのです。



2匹の異変に気がついたのは同時期。検査の結果、伝染性腹膜炎。
先生から「残念ですが治療方法はない」と、言われる。
「延命には何かありますか?」と質問。答えは「補液とステロイド投与」
2匹は、触られることが大嫌いだし、貧血の進んでいる2匹に補液が良いとは思わない。
ほんの少しだけ食べるフードに薬を混ぜることが良いとも思わない。
匂いの強いフードには反応しましたが、食べる量は一日一回、小さじに一杯程度。
昨日喜んで食べた物は、今日は食べない。色々な種類の物を試すを繰り返す。
この世の最後のご飯に、苦い薬を入れたら、ますます食べなくなる。延命はしませんでした。
FIPウェットタイプのツーちゃんは、発症して10日で死亡。小さくなった身体には、
お腹に水が溜まっていました。



チョコちゃんはFIPドライタイプ。下半身が麻痺して歩行困難になった。
それまでも異変はあった。私をジーと見つめることが多くなっていました。
それが1ケ月前なのか、2ケ月前なのか定かではないが、変だなと思っていました。
「何か欲しいの?おもちゃで遊ぶ?」と問いかけても、動かない。
寝る場所がいつも同じ。捕まえようすると必死で逃げる。今思えば、
だんだんと歩けなくなっていたのだと思います。
最後をどうするか悩みました。歩行が困難だから、本当はケージ飼いをしたい。
まだ食べる元気はがあったので、ケージの中で食べさせたい。美味しい物を沢山食べさせたい。
ケージの外では、他の猫に食べられてしまう。最初は1日置きにケージに入れ、ご飯を食べさせ、
出たいと言う目をすれば、出していました。「出してくれ」と言う目で、私をじっと見るのです。
下半身の麻痺が進み、高い場所に行く力はなくなり、二段ベッドの下の場所に登るのが精一杯でした。
フカフカの猫ベッドに、埋もれて寝る時間が長くなりました。
トイレにはいけない。ベッドの中でします。食べる量が少ないので、出る量も少ない。
猫ベッドが汚れると、他の猫ベッドに自分で移る。最後まで、それを繰り返しさせました。





ウエットタイプのツーちゃんの看取りは数日。ドライタイプのチョコちゃんは、ツーちゃんが死んでから、
17日間も頑張りました。
私は外出を短時間にして、なるべく見守る時間を作りました。夜中に死んでも後悔しないよう
昼間はずっと見ていました。そうしたら気を使ったのでしょうか。
普通、猫が死ぬのは明け方が多いのですが、夜の7時に亡くなりました。
私はトイレ掃除の真っ最中で、看取ることができました。
何も治療しない看取りは辛いです。後悔はないのですが、生きていた時間が鮮明に残るので辛いのです。
2匹とも、安らかな死であったことだけが救いです。

ツーとチョコ。天国で仲良く遊んでいますように。




【ご支援のお願い】
猫のフード、消耗品、電気代が値上がりしています。
ホームセンターで買い物をすると、今までの2〜3割高くなっています。
電気代はすごいです。昨年と同じ使い方をしましたが、
今年は5万円を超える月が3ケ月連続でした。去年の最高金額は5万円代でしたが、
今年の最高は6万5千円です。大変厳しい状況となっております。
これまでと同様に、ご支援の継続をお願いいたします。

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伝染性腹膜炎で看取った猫のこと 1

2022-05-07 13:28:13 | 保護ねこを看取るとき
私のシェルター運営を支えてくれるサポーターを募集しております。
現在15名のサポーターが決まりマンスリー43、000円となりました。ありがとうございます。
目標金額はマンスリー30万円です。まだまだ多くの方々のご支援を必要としております。
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最近のクラウドファンディングにおいては、動物の治療費の寄付のお願いが多いですね。
その中でも、猫の伝染性腹膜炎(FIP)がとても多い。新しい治療薬が有り、
その金額は70万〜100万円。私には絶対に調達は無理な金額です。

私が保護活動を開始した当時では、FIPは治療方法が無い病気と言われており、
発症したら、すぐに諦めていました。きょうは私が経験した、FIPで亡くなった猫のことを
書いたブログを並べてみました。飼い猫がFIPとなり、辛い思いをされている方に、
少しでもお役に立てば幸いです。発症した猫の共通点はエイズ陽性、子猫の時から虚弱、
若くして発症、不妊手術後に発症です。もちろん多頭飼育が一番の共通点です。


2011年から連続して保護猫がFIPとなるので、獣医さんに質問しました。
「どうして私の家ばかり、病気の猫が出るのですか?」
回答は「保護する数が多いからです」とのことでした。
そりゃそうですね。保護が多くなればなるほど、病気の猫に当たる確率も高くなる。

1、三太郎一家福猫はどの子!PART1 /「グレーなキュマピョン」の中に記載
2007年3月 外猫の熊(当時、老猫に見えた)は伝染性腹膜炎(以下FIP)ウエットタイプで死亡(腹水がたまる)
熊君はエイズ、白血病陽性でした。

https://blog.goo.ne.jp/happynekochan/e/8fb736d457f704df179fd4aa37abbea9

2、PART4/2011年9月25日「やっちゃん」
子猫のやっちが急死。解剖の結果、胸水が溜まっており伝染性腹膜炎と診断される。
生後わずか3ケ月でした。

https://ameblo.jp/soumenumai3/entry-11018437342.html

9月21日「ペットロス」

https://ameblo.jp/soumenumai3/entry-11024681005.html

初めてFIPで子猫を失った悲しみは大きかったです。


3、PART4/2011年3月23日「ゆっくりおやすみ」
TNRの現場で、虚弱な猫ハナエちゃんを保護。エイズ陽性でした。
避妊手術の2ケ月後にFIPを発症。

https://ameblo.jp/soumenumai3/entry-10838802961.html

PART4/10月9日「眼力」(キジトラのハナエちゃん、9月に胸水が溜まる)
https://ameblo.jp/soumenumai3/entry-11042512253.html

10月28日「ハナエちゃん」に記載(11月3日に死亡)
https://ameblo.jp/soumenumai3/entry-11061367450.html

11月12日「心配こと」 伝染性腹膜炎の詳細を記載
https://ameblo.jp/soumenumai3/entry-11066280867.html

発症から3ケ月。頑張りました。


3、PART4/2012年4月「八丁目のキジちゃん」に記載
庭飼いの猫のTNR。避妊手術後すぐにに発症。1歳くらいのメス。腹水。

https://ameblo.jp/soumenumai3/entry-11227393131.html

4、PART5/2013年10月12日/「こーすけと一緒に」初めて経験した伝染性腹膜炎ドライタイプ。
生後半年の子猫でした。死ぬ前の日は仰け反り、のたうち回る仕草を連続でしました。
後でわかったことですが、脳神経が侵されて、そうなるそうです。猫には意識はないとのことでした。
この看取り(苦しむ様子を見て)で、次のドライタイプの時には、安楽死を選択すると書きましたが、
次のドライタイプの看取りを経験して、その考えは改めました。

http://happynekonerima.blog.fc2.com/blog-entry-51.html

小さな体で辛かったね。


5、PART5/2013年8月18日「マー坊順調に育っています」の中に記載
譲渡した成猫(三毛猫ミミ)2歳くらいで発症。
元気でしたが急に、後ろ足が動かなりMRI検査しました。結果は髄膜炎と
伝染性腹膜炎ドライタイプ。

http://happynekonerima.blog.fc2.com/blog-entry-250.html

8月24日「伝染性腹膜炎/ドライタイプ 」

足は麻痺したままでしたが、最後、のたうち回ることはありませんでした。
安らかな死でした。11月15日死亡。発症して3け月。

http://happynekonerima.blog.fc2.com/blog-entry-255.html

短い年月でしたが幸福だったと思います。


譲渡した猫の中にも、FIPで亡くなった猫がいます。また書いてみます。
時間がかかりました。自分のブログ内を検索するの大変でした。
老後にはブログの整理整頓をしたいと思います。多分80歳かな。生きているかな。





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人慣れしない猫とどう暮らしているのか

2022-05-06 11:24:49 | 保護猫たち
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子猫を保護するなら乳飲み子がベスト。
離乳時期に保護し、人が育てると人慣れする。
生後3ケ月を過ぎた子猫の保護では、人慣れさせることが難しい。
外猫でも母猫が人慣れしていると、子猫も人慣れする。
警戒心の強い母猫が生んだ子猫は、同じく人を嫌う。
「三つ子の魂百まで」。子猫の保護は早い方が良い。
ただし保護した子猫の全てが、健康で育つことは少ない。
何匹かは死ぬことを覚悟すること。
以上、私の経験したことを元に書きました。



うちの保護猫の大半は触れません。
原因は、1歳前後で保護した猫が多いからです。
避妊去勢する時期に保護し、リリースできなくて飼育した猫がほとんどです。
1歳まで外猫を経験すると、強い警戒心を持ちます。
ただ人は嫌いですが、猫同士は仲良しです。だから多頭飼育できるのです。
人慣れ度が低い猫ほど、猫同士の絆が強い。支え合って生活しております。
私が動く昼間は、二段ベッドの中で、じっとして動きませんが、
たまに深夜に見回りすると、人慣れしていない猫が走っています。楽しそうです。
なので私は全ての用事を終えて、夜8時には寝室に入り、朝は4時に起きます。





飼育の中で決めていることが色々あります。
●猫がご飯を食べていている時は、大きな音は出さない。近寄らない。
●触ってくれと来る猫は触るが、基本、触らない。
●猫がトイレを使う時には、トイレ掃除はしない。
●猫の行動を優先し妨げない。恐怖を与えない。
●目を見て、名前を呼ぶ。(100匹いても名前はつけます)
●外出は6時間まで。

こんなに気を使い寝食を共にしても、人慣れしない子はしないのですが、
不思議なことに人慣れしない猫、外で苦労した猫ほど、外に逃げようとしません。
もちろん保護直後は、ケージの中で暴れたりしますが、室内が安全な場所と認識すると、
落ち着きます。鳴く猫はいません。とても静かです。
時間がくれば、美味しいご飯が出る。トイレは綺麗。
温かなベッドがある。危険な外よりは良いと思うのでしょうか。
だから飼育が継続できるのです。猫が作る社会を観察するのが楽しいです。
一番多い年齢が7、8歳。あと5年飼育すれば、距離は縮むかな。期待しよう!






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猫のフード、消耗品、電気代が値上がりしています。
ホームセンターで買い物をすると、今までの2〜3割高くなっています。
電気代はすごいです。昨年と同じ使い方をしましたが、
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今年の最高は6万5千円です。大変厳しい状況となっております。
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飼い猫と保護猫に対する愛情の差

2022-05-05 12:43:02 | 保護ねこを看取るとき
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愛猫お豆ちゃん15歳が死んでから、心に穴が空きしばらくボーとしておりました。
ブログを開始した2006年には自分の飼い猫は13匹いて、お豆は保護子猫1号でした。
可愛い子で譲渡できなくて、すぐに自分の猫としました。



多頭飼育する上で決めていることがあります。
1、エコヒイキをしないこと
2、猫が苦しむ延命はしない。
3、飼い猫と保護猫に治療の格差をつけない

一番にエコヒイキをしないことを掲げるのは、ヒイキしてしまう自分がいるからでしょう。
子猫から自分の飼い猫として、長い年月暮らした猫は特別に可愛いです。
人と密接な時間を持ちながら育った猫は感情豊かで、飼い主に対する態度に愛がこもっています。
隙あれば膝に乗る。下から見上げる。腕枕が好き。抱けば、うっとりしながら空中フミフミをする。
お豆は私を完全に信頼して、愛情表現をする可愛い子でした。
反対に、長く外猫を経験した猫は野生に近いです。人を敵だと思っているので、心を開くことがありません。
多くの猫を飼育した結論ですが、動物のほとんどが、条件反射で行動が決まると感じています。
嫌いな人間でも時間がくれば、ご飯を持って来る。
その時だけは媚びてみるかの猫が、とても多い。打算が見え見えで可愛くないですよ。
私は、ただの餌やりさん。死ぬ直前でも、シャー言う猫もいました。
人生を賭けて保護したことなど、猫にとっては関係ないことです。

お豆ちゃんの存在が大きかった。思い出も多い。悲しみも大きい。辛い日々を送っておりました。
私にとって愛猫は子供ではなく、人生のパートナーです。お豆と暮らした15年は、
私の人生の中の激動の時間でした。辛い事、悲しい事、大変な事。次々に来る問題を乗り越えていた時期。
疲れ果てて眠る時には、お豆が側にいた。それも関係しているのでしょう。
200匹以上の看取りをして、お豆で、初めてのペットロス症候群を経験しました。
でも、もう大丈夫です。立ち直っております。泣いている暇はない!前に進むのみ。保護猫達を守るために。



シェルターには、もう私の飼い猫はいません。全てが保護猫。
最後まで飼育することが私の責任であって、仕事だと考えています。
そうでないと、多頭飼育はできないと思っています。
私は猫に対する愛情が異常に深くて、保護活動を行っていたのではなく
猫の運命を変えたことで、猫が幸福になっていく姿を何度も見て、
それが快感となり、止められなくなったと自己分析しています。

お豆は、腎不全の兆候が早くからあったので、食事の改善と補液で看取りました。
人慣れしていると、補液は楽です。人慣れしていない猫への補液は無理です。
目が合うだけで威嚇したり逃げる猫を、押さえつけて行う治療は、
猫にとっては拷問です。自然死を選ぶしかありません。
人が嫌いな猫は、触られることを拒否します。自然死は仕方ないのです。
自然死は苦しむことなく、眠るように逝きます。日々、猫の性格を見ながら、
苦痛を与えない看取りの方法を考えております。

しかし多くの看取りを経験しましたが、夢に猫が出てきたことが一度もありません。
もちろんお豆も。猫の夢は不思議に見ないのです。
お墓に行っていつも、保護猫には謝ります。
私の努力不足で、飼い猫にしてあげることができなかったことを。ごめんなさい。




【ご支援のお願い】
猫のフード、消耗品、電気代が値上がりしています。
ホームセンターで買い物をすると、今までの2〜3割高くなっています。
電気代はすごいです。昨年と同じ使い方をしましたが、
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今年の最高は6万5千円です。大変厳しい状況となっております。
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保護した東北猫その後

2022-05-04 11:47:49 | 保護猫たち
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今年の2月、保護依頼を受け東北新幹線を使い、栗駒高原という駅に2回行きました。
駅から車で1時間かかる場所で、猫を2匹保護してきました。

保護した経緯/猫の引き取り費用とはいくら?

(引取り費用/お礼として10万円。毎月の飼育費用は2匹で1万円をいただくこととなりました)

保護依頼者には、譲渡会に出して、新しい飼い主さんを探すという約束をしました。
保護して1ケ月後に一度、譲渡会に参加しましたが、希望者は出なくて今は、
私の寝室でのんびりと暮らしております。譲渡会後、母猫が体調を崩したのです。
発熱はしなかったのですが、毛が多く抜け、目や鼻がグジュグジュとなり、
寝ている時間が長い。おまけに心拍数がやたら高く、具合が悪かったのです。
一度獣医にはかかりましたが、問題はなかったので、目薬、投薬をして様子をみており、
最近、やっと元気になりました。放浪生活7ケ月の疲れが出たのでしょうか。
3月4月は元気がなかったです。心配していました。

母猫のルールー(名前変えました)


多頭飼育の中では、元飼い猫にとってはストレスが多いのです。
保護猫の中にはイジメを趣味とする猫がいて、新人を必ず襲います。
怪我をするまではやらないのですが、急に襲って、驚く様子を楽しむのです。
どんなに叱っても止めません。一つの遊びなのです。家の中だけの飼育においては、猫の楽しみは少ない。
だからやるのです。襲われた猫が、毅然とした態度で拒絶や反撃すれば止めるのですが、
逃げたり悲鳴をあげると何度でもやります。それを防止するには、隔離しかありません。
私の寝室を高齢猫とイジメを受ける猫の部屋として、2階の高齢猫用の部屋を、若い猫たちに解放しました。
寝室には、元気な猫が入れないようにしたので、私も熟睡できるようになりました。
それもあってか緊張していた子供猫が、すっかり甘えん坊となり完全に人慣れしました。

子供猫のチマチマ(名前変えました)


チマチマはエイズ陽性。保護時は、子供猫は譲渡しないで私が飼育。
人馴れ度が抜群の母猫は、すぐにでも譲渡と考えていました。が・・・
2匹を離すことができなくなりました。子供猫のチマチマは、母猫が大好きなのです。
たまに母猫の腹に顔を埋めて、嬉しそうな表情となります。
母猫は「もういい加減にしなさい。困った子ね〜」の顔になるのですが拒否はしません。
これを見たら、もう離すことはできない。





昨日に書いた記事「高齢猫でも大丈夫でした」のように、ご縁を待つことにしました。
エイズ陽性でも貰ってくれる方。2匹セットで受けてくれる方を待つことにしました。
素敵なご縁が、この2匹にも来るかもしれません。それまで、きちんと飼育します。


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