三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
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5回目支援金をいただきました/READYFOR継続寄付型プロジェクト

2022-10-25 15:37:16 | READYFOR継続寄付型プロジェクト

2022年5月2日、READYFOR継続寄付型プロジェクトを公開し、

現在、サポーター41名。支援金の額はマンスリー104、000円となりました。

10月25日に(9月末締め翌月25日払い)5回目の支援金(9月分)88、464円

受け取りました。サポーターの皆様、ありがとうございます。

猫のフードを買うために、ホームセンターやドンキホーテに行くのですが、

行く度に、ビックリします。全てが大幅に値上がりしています。

このプロジェクトを公開しなかったら、多分、生活できない状況に陥っていたと

想像します。本当に助かっており、心から感謝しております。

マンスリーの目標金額は、30万円(家賃を含む)ですが、

プロジェクトの公開期間は無期限のため、1年目の目標は10万。

これはクリアーできました。2年目で(来年末)で20万円。

3年目は30万円と、自分の中で、目標を立ています。

昨年度末に行ったクラウドファンディング(家賃2年分を得る)の成立により、

家賃を前払いしているため、現在のシェルター運営は安定していますが、

2年後には、自力で家賃を払っていかなければなりません。

自分の年金以外に、収入を増やす努力は行っておりますが、1人で家賃12万5千円を

払う自信がありません。今は、ご寄付に頼るしか方法がないのです。ただ、

お願いするでけではなく、自分も社会にとって役に立って行くことも、並行して考えております。

9月分の支援金は、猫の医療費(明細はこちら→羽ちゃん病院に行く)と

消耗品の購入、電気代支払いに使用させて頂きました。(明細はこちら→ホームページ)

プロジェクトのタイトルは「サポーター募集中/保護猫カフェ閉店で残った猫

70匹への援助を!」ですが、この半年で7匹を看取り、現在は63匹です。

タイトルの猫の数を、63匹と変更する方が良いのかもしれませんが、

死んだ猫達の、存在までもが無くなる気がして寂しく、しばらく、

このままとさせて頂きます。現在は、メス37匹、オス26匹、

合計63匹。8歳以上が多いです。

3年後、猫と私がどうなっているかは想像ができません。

今日を精一杯生き、平和な明日が有ることを望みながら、眠りにつく毎日です。

一番若い猫が2歳。先日15歳の猫が死んだので、今の最高齢は13か14歳。

自分の飼い猫や、長く一緒に居て人慣れした猫の、ほとんどが死んでしまい寂しいです。

人慣れしていない猫の数を数えるより、触れる猫を数えた方が早いほど、

ほとんどが触れない猫です。昼間は、押入れの中に隠れている猫も数匹おり、

夜に走り回っております。

2段ベットには全て、ホットカーペットが敷いてあります。

使用する一畳用のホカペは6枚。ケージに使う個別の1匹用のホットマット8枚。

さぁーーーー

今年の電気代は7万円を超えるのか・・・絶対に超える。

プロジェクトからの支援金が増えると、これまであった、ご寄付が少なくなると思っていましたが、

有難いことに減っておりません。消耗品の半分はご寄付で賄っております。

多くの方々に支えて頂き、生き延びております。ありがとうございます。

苦労は、後5年だと思っております。これからも看取りが連続で起きます。

一番、辛い時期に入ります。温かく見守っていただけると嬉しいです。

【ご支援のお願い】
猫のフード、消耗品、電気代が値上がりしています。
ホームセンターで買い物をすると、今までの2〜3割高くなっています。
多くの猫の飼育料は、大変厳しい状況となっております。
これまでと同様に、ご支援をいただけますと助かります。
宜しくお願い致します。
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羽ちゃん病院に行きました

2022-10-21 17:00:23 | 保護猫たち

羽ちゃん9歳。生まれてすぐ高い棚から落ちました。

落ちた子猫を育てる若い母猫のけなげな姿を見て、感動して保護しました。

保護時は元気なお兄ちゃん猫1匹が一緒にいて、その子は普通の体格でしたが、

羽ちゃんは小さかった。盲目で手足が不自由。でもスクスク育ち、今年9歳。

http://happynekonerima.blog.fc2.com/blog-entry-234.html

ケージの中で、寝たきりの生活ですが元気です。

よく食べて、よく寝て、体調はとても良いのです。

ここ数年、眼振が始まり、たまに痙攣が起きます。痙攣は過去、4回です。

最近に起きた痙攣が、2分くらいで長かったので今後、どうするかを獣医さんに相談に行きました。

朝の4時に「ギャーーーー」と叫んだのです。見れば痙攣。ビックリしました。

このまま死ぬのかと思いました。

あと口内の炎症がありそうな猫3匹も、一緒に受診。計4匹。重いです。

練馬でお世話になっていた獣医さんなので、行きはタクシー(約5千円)

帰りは、運転ボラさんに送ってもらいました。助かりました。

環境が変わると、唸り怒る羽ちゃんです。

匂いがついている羽ちゃんのマットを敷き詰めて

身体が動かないようにして運ぶ。

お耳を掃除してもらい、気持ち良さそう。

ついでにワクチン。保護した時しか接種していませんでした。

多頭飼育は、ワクチンは絶対に必要ですが、長く食費が優先の生活だったので、

医療費は慢性的に不足していました。これから保護猫の中で触ることのできる猫は、

全てワクチンを打ちます。

羽ちゃんは、次の痙攣が起きた時の状態で、投薬を始めるかどうか考えることになりました。

口内の炎症が強い3匹のうち2匹は、抜歯手術が必要な状態でした。

まずは、一番若い猫の手術の予約を入れました。2月に宮城県で保護した母娘猫ですが、

保護時の健康診断では、口の中は綺麗でしたが最近、口臭が強くなり、

1匹が、口の中が痛いそぶりを頻繁に見せるようになり、受診しました。

猫は口内の炎症が起きることが多い。早めの治療(抜歯手術)が必要ですが、

猫の数が多過ぎて、ここ数年は、痛み止めの注射を打つことしかできませんでした

今、支援者の方が増えてきて、治療費の捻出ができるようになってきました。

猫と共にに、心から感謝を申し上げます。

東北猫は、保護して3回目のワクチンをいたしました。

最近のワクチン接種は、一回目の接種の一ヶ月後に2回目。

そこから半年後に3回目だそうです。

そして毎年は、打たないとのことで勉強になりました。

もう1匹の猫は高齢(幸男君)なので、残った歯が少なく、

一部に、じゅくじゅくした口内炎のような物がありました。

歯茎は腫れていなかったので、注射と投薬で様子を見ることにいたしました。

病院に行けることは、私の気持ちが軽くなるのです。信頼できる先生に

アドバイスを受けることで、1人で行う看取りに自信がつき頑張れるのです。

皆様、ありがとうございました。

使用した医療費の明細です。

ワクチン3匹分、口内の炎症のある猫の治療費3匹分。他、点眼薬の購入。

合計金額は19、800円。ただ羽ちゃんのワクチン代が抜けているので、

次回に払うことになります。先生、忘れてしまったみたいです。

 

【ご支援のお願い】
猫のフード、消耗品、電気代が値上がりしています。
ホームセンターで買い物をすると、今までの2〜3割高くなっています。
多くの猫の飼育料は、大変厳しい状況となっております。
これまでと同様に、ご支援をいただけますと助かります。
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オイラ君の最後

2022-10-12 15:23:46 | 保護ねこを看取るとき

多くの猫の看取りを行ってきました。看取り経験が浅い時期は、よく泣いていました。

死に対する恐怖。何かもっとできたのではないかという後悔。若い猫の死は特別に辛い。

落ち込むことが多かったです。看取りの回数が増えるにつれ慣れがきました。

生ある者はいつか死ぬ。病気には勝てない。医療費には限界がある。

自分ができることは、苦しみを減らし穏やかな死を迎えさせること。それは自然死。

食べたくない子に、無理やりは食べさせない。苦しみの有る延命はしない。

人も多分、食べないで脱水して枯れるような死が一番楽なのではないかと思っています。

最近は泣かなくなりました。看取った後、悲しいではなく虚無感が充満します。

居ないのに、その子のご飯を無意識に用意しようとします。その子の好きなご飯を選び、

皿を用意しようとして「あーもう居ないんだと」手を止めることが多くあります。

いつも居た場所に姿が見えることもあります。見えるのではなく浮かぶのでしょう。

消えるまで時間は掛かります。

オイラ君は、とても手がかかる子でした。

多頭飼育崩壊猫で、特異な育ち方をしていました。

暗く締め切った部屋で、キャリーバッグに閉じ込めたままの飼育。

ご飯は一日一回。牛乳と缶詰。7年もそれを継続していました。

キャリーバッグの中には新聞紙を敷き、それを毎日交換していたとのことで、

身体は汚れてはいませんでしたが、部屋中、ゴキブリが何千匹もいて匂いが凄かったです。

想像できますか?小さなゴキブリが沢山、壁を集団でサワサワと走る様が、

今も目に焼き付いています。壁が黒く、それが動く。悪夢でした。そこから保護したのは10匹。

崩壊猫の看取りは、オイラ君で最後。やっと責任を果たしました。

オイラは大らかな性格で、人を怖がることはなく食欲の鬼。

とにかく常に食べていたい猫でした。飢餓状態を経験したのか、持病の巨大結腸のせいか。

質の良いウンチを出すために、ずーと意識して食べさせました。

療法食(消化器サポート可溶性繊維)を長く続け、高齢になってからは、それを嫌うようになったので、

大量のウエットで、常に満腹にしていました。排泄を見ながら、食べ物を選び調整しての飼育でした。

もちろん粗相はします。トイレ以外での排泄は普通でした。お尻を床につけたまま、擦りつけ移動するので、

床にはウンチの道が残ります。そしてウンチが詰まると吐く。大量の水を飲み、それも吐く。

清拭、消毒、消臭の日々。排泄に問題がある猫の飼育は、一番大変だと思う。

オイラが死んで、その作業がなくなり気が抜けていました。床を拭く回数が減りました。

病院に行って1週間くらいは食べていましたが、その後は水しか飲みませんでした。

飲んでは吐いていました。好きなウエットを鼻の先に置くと、嫌がって移動するのです。

だんだんと冷たい場所で眠るようになって10月4日に死亡。7歳で保護して15歳で死亡。

最後の2日は動けなくなったのでケージに入れました。横たわり眠ったままの死でした。

多分、楽な死に方だと思います。後悔はありません。

 

オイラくんが死んで、気を抜いていた数日後の早朝に

脳挫傷の羽ちゃんが「ギャー」と叫んだ。熟睡していた私は飛び起きましたが、

すぐに状況が分からず、誰かが喧嘩していると思い部屋中をウロウロ。

やっとケージの中の羽ちゃんが、痙攣していることに気がつきました。これで痙攣は3、4回目。

叫んだのは初めてで、痙攣の時間も長く感じました。羽ちゃん9歳。

これから何が起きるのだろうか。てんかんは、頻繁に繰り返すようになったら投薬が必要になると聞いています。

まずは、獣医さんの意見を聞いてみます。寝たきりの猫の飼育は、最初で最後が希望。

飼育ではなく介護だと思ってやっています。規則正しい生活。常にきれいな環境を作り、身体に良い食べ物を与える。

適度な水分補給。食事の管理は排泄の管理。愛情無しではできない飼育です。

羽ちゃんが死んだら、私はどんな精神状態となるのか。燃え尽きるのか。

とりあえず長時間の外出となる、お寺のお掃除のバイトは辞めました。

帰宅したら死んでいたは、できたら避けたい。きちんと看取りたい。その後で、燃え尽きます。

盲目、歩行できない寝たきりでも喜怒哀楽がある。

ブラッシングをしてあげると、自分で手を一生懸命舐めます。自分で毛繕いを始めるのです。

ここ3年で保護猫の数が減り、羽ちゃんに使える時間が増えました。

入浴の回数を減らし、朝晩のブラッシングと清拭で汚れを取る。身体に触れる時間が長くなった。

それで気が付いたのです。頭を撫ぜるとゴロゴロ言います。抱っこが好きです。

普通の猫と変わりません。可愛い子です。

 

【ご支援のお願い】
猫のフード、消耗品、電気代が値上がりしています。
ホームセンターで買い物をすると、今までの2〜3割高くなっています。
多くの猫の飼育料は、大変厳しい状況となっております。
これまでと同様に、ご支援をいただけますと助かります。
宜しくお願い致します。
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