癌告知を受けてすぐ治療法をどうするかを、古い知人ですが、お二人の癌研究の専門家の方に、質問メールを出しました。お返事の中には、大変な事態であることへのお気遣いのお言葉と、最新の治療法とアドバイスが書かれていました。
「せっかく東京に住んでいるのだから、診療はがんセンターです。がんセンターに通える距離に住んでいることは、羨ましい限りです。」
「ポジティブに生きて下さい。こうしたことは科学的にも立証されていて、例えば希望を持って生きている人のほうが、がんと闘ってくれるナチュラルキラー細胞が活性化するという研究も発表されています。」
温かなお返事に、大きな希望を頂きました。本当にありがたいと思いました。

自分の治療が始まり、予想できない抗がん剤の副作用を経験していく中、「癌患者は、どう生きるのか。どう生活するのか。」を知りたくて日々検索。多くの情報が有り、私は画面を見ると目が疲れるので、YouTube動画をラジオ代わりに聴きました。体験談(インタビュー形式動画)は、癌腫を問わず300人以上は聞きました。体験された方の話は説得力があり、勇気もらいました。辛い治療を乗り越えて、元気になられた方が多いことも知りました。
今日は私が尊敬、感謝する癌防災チャンネル押川勝太郎先生のYouTubeから、生き方のコツを書き出してみました。押川先生の動画はほとんど見ているので、先生の教えは身に染みており、下記の項目全て、私の生活の中に入ってます。
1、瞑想(呼吸に集中することで不安を一時的でも消せる)
2、笑う(落語、コント、観劇、動画、映画)
3、音楽(聴く、歌う)
4、日記(文を書く、絵を描く)
5、入浴 自然の力。
6、香り(アロマ等好きな香り)
7、癌仲間(自分の体験が役にたつ)
8、ポジティブ(心的外傷後成長)前向きな目標を持つ。自分へのご褒美を与える。
9、本音の共有(信頼できる人)遠慮なく助けを求められる。
10、適度な運動/体力、筋力の維持。運動した方が疲れが取れる。
11、ヨガ、太極拳/ゆっくりした動きで心身を整える。YouTube見ながらで良い。
12、栄養管理/筋肉力、免疫維持には栄養が不可欠。自己抗力感
13、質の良い睡眠
14、家事サービス、宅配を使い休息時間確保
15、外見ケア(メイク、ウィッグ) 自己肯定感(人前に出る)
16、治療と仕事の両立プラン(副作用を告知して理解を求める)
17、好きな趣味を持つ(趣味がストレスの逃場)
18、自己の体験の発信(社会貢献)
19、オンラインコミニュティ(情報収集、共有)
20、患者力とは、自分を取り戻すこと。

以上のことを行うと、1日はすぐ終わります。やる事多くて忙しいから、癌のことは深く考えません。押川先生が、よく言われているのですが
「癌の悩みは1日に5分だけ考えて、あとは考えない。考えても仕方ない。」
私もそう思います。
まぁ体調が良いから、そう思えるのだとも思います。今、元気なのだから、今を楽しむ。楽しみたい。また抗がん剤治療が始まれば、あの不快感が来るのだから、今の元気を楽しむ!でしょうか。
癌告知受けて、もうすぐ2年が来ます。今年の2月に、古典的抗がん剤を止めてから、体調が本当によくなりました。一番の違いは怠さの軽減。脳の活性です。少しずつ増やしてきた運動量の成果もあるとは思うのですが、一番辛かったケモブレインが無くなりました。文章がスラスラ書ける。3月からは、月に一度、自己免疫を活性化する、オプジーボの投与のみ。多少の怠さは感じますが、古典的抗がん剤に比べると無いに等しいです。もちろんオプジーボにも重篤な副作用はありますが、考えない。3ヶ月に一度のCT検査が、今月末にあります。それまで心配しても仕方ない!そんな気持ちで生活しています。いや、そんな生活を、やっと送ることができるようになりました。この生活が1日でも長く、続きますように。

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