物理学者のすごい思考法(橋本幸士/インターナショナル新書)
3月下旬に紹介した『「宇宙のすべてを支配する数式」をパパに習ってみた』と同じ筆者。
作品中に、「牛を球だと考えてみよう」というフレーズが出てくる。別の本に、同じことが書いてあったはずだと思って調べてみると、『物理学者はマルがお好き』だとわかった。読んだのはずいぶん前だが、かなり面白かった気がする。筆者は、ローレンス・M・クラウスという宇宙物理学者で、「宇宙が始まる前には何があったのか?」という本も書いている。こちらは本格的な宇宙論で、宇宙の最後は、ビッグフリーズ(限りなく広がり、最後にはすべての物質が消滅する)であることを説明している。
いずれにしても、牛を球だと考える、というのは、物理学者的な発想で、ジョークのネタにもなっているらしい。
筆者は、超ひも理論を専門とする京大大学院の教授。今回、紹介する作品は、科学解説書ではなく、軽いタッチのエッセー。いわゆる理系の人にとっては、非常に面白いのではないか。もちろん、文系の私も、楽しく読ませていただいた。
3月下旬に紹介した『「宇宙のすべてを支配する数式」をパパに習ってみた』と同じ筆者。
作品中に、「牛を球だと考えてみよう」というフレーズが出てくる。別の本に、同じことが書いてあったはずだと思って調べてみると、『物理学者はマルがお好き』だとわかった。読んだのはずいぶん前だが、かなり面白かった気がする。筆者は、ローレンス・M・クラウスという宇宙物理学者で、「宇宙が始まる前には何があったのか?」という本も書いている。こちらは本格的な宇宙論で、宇宙の最後は、ビッグフリーズ(限りなく広がり、最後にはすべての物質が消滅する)であることを説明している。
いずれにしても、牛を球だと考える、というのは、物理学者的な発想で、ジョークのネタにもなっているらしい。
筆者は、超ひも理論を専門とする京大大学院の教授。今回、紹介する作品は、科学解説書ではなく、軽いタッチのエッセー。いわゆる理系の人にとっては、非常に面白いのではないか。もちろん、文系の私も、楽しく読ませていただいた。
このあたりの図書館では、SFはまず購入しないので、自分で買うしかありません。