sachiclinic's blog

すこやかな毎日を迎える日のために

患者さんからのお手紙

2019-06-08 21:49:46 | 毎日の診療
患者さんからのお手紙をご紹介します。

皮膚科を受診した理由は、洗剤による「アルカリやけど」でした。
ステロイド治療の副作用がひどくて、このまま続ければ
 ステロイドの負のスパイラルに陥ると気づいて
 思い切って治療そのものを打ち切りました。
症状は最悪の状態で、独断で踏み切ったわけですから
 症状改善は一進一退ですが、不安でいっぱいの毎日でした。

そんな折に、娘が「さち皮膚科」の治療方針をネットで見つけてくれました。

ステロイドに頼らず、自己治癒力による治療を目指すわけですから
 辛い時・不安な時のくり返しです。
が、先生に見守っていただいているという安心感で耐えることができました。
何よりの妙薬は、先生の「大丈夫です!改善しています!」のお言葉でした。

幸いなことに、私はモクタール(亜鉛華)に救われました。
両手の甲と両足の脛に多量の浸出液・広い範囲に「かさぶた」・
 さらに剝落・浸出液のくり返しが、改善の兆しもなく苦しんでおりました。

先生にガーゼの一重使用をご指導いただき、
 さらに皮膚の再生を見極めてモクタール塗布をしていただきました。
次の来院時に、覆いのガーゼを外していただいた時は
 目を疑うほどの改善でした。
「かさぶた」も取れて浸出液も出ない状態でした。
それは生活の質が飛躍的に向上することを意味したのです。
その後も小さな再発はありますが、その都度モクタールで対処しています。
その結果は良好です。

もう一つ私にとって幸いしたことがあります。
それは「光治療」です。
かゆみ止めを服用しなかった時期に、両腕や両太ももに深い掻き傷を無数つくり、
 その凸凹が枯れ木の外皮のごとくになり、さらに痒くてつい掻いてしまう。
そんな時、「光治療」をすすめていただきました。
回を重ねるたびに、少しずつかゆみも緩和していきました。
さらに表皮に出来た角質の塊も次第に落ちて、
 今は痕跡は残るが元の状態に返りつつあります。

さち皮膚科クリニックを見つけてくれた娘に感謝しております。

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